凡々たる、煩々たる・・・

タイトル、変えました。凡庸な人間の煩悩を綴っただけのブログだと、ふと気付いたので、、、。

思い出した、、、

2011-07-08 22:28:23 | ハラスメント
 セクハラについて書いていて、思い出した。もう少し若い頃、(今ではさすがに私も年をとったのでそれはないが)、学生からのセクハラもあったことを思い出した。セクシュアルなジョークで、教員をからかってくる。セクハラ・オヤジさながらだった。中には、レポートに、読むに堪えないセクハラ文言があった。

 私は「女」をアピールしないタイプだし、若い頃から、よく「色気がない」と言われることがあった。(ほっといてほしいけど、、、。)そのような私ですら、こんな経験が多々あるのだ。私よりも、女性であることをアピールするヘテロ女性はたくさんいるはずだから、もっと凄まじいいやがらせを受けてきているのだろう。

 そう言えば、私の友人の一人も、昔、上司からのセクハラで、結局仕事を辞めざるを得なくなったことがある。それは、絵に描いたようなセクハラだった。代表的なセクハラ事例、みたいな出来事で、呆れたものだ。

 男性のセクハラは、多くは、支配欲、征服欲と連動している。だから、性的なアプローチをして断られた上司が、断った女性をプロジェクトからはずしたりして、腹いせをすることはよくある。断られたら、ただがっかりして諦めればよいのに、報復をするのだ。セクハラ事件は、その報復から問題化されることがよくある。断られた時点で諦めればそれで済んだのに、報復に出たために、仕事上の不利益を被った女性が腹に据えかねて訴え出ることで、すべてが明るみに出る。男性の方は、仕事上の不利益が女性に与えるダメージを過小評価している。仕事に来ている女性をセクシュアルに扱い、それに失敗すると、仕事上で不利益を与える、という勘違いの連続。女性にすれば、セクシュアルに扱われたことは断ることで終わっているが、仕事上の不利益を被ればこれは我慢できない。なにしろ、「仕事」をしに職場に来ているのだから。

 そのあたりのことは、男性も同じ筈なのに、女性はやっぱり違う生き物だと思われているとしか、思えないのだ。早くそういう男性は、絶滅してほしいなあ、、、。




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