はるみのひとり言

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あん

2015-06-28 | こんな映画観たよ



映画館で観ました。

 ドリアン助川の同名小説を「殯(もがり)の森」「2つ目の窓」の河瀬直美監督が映画化した人生ドラマ。
小さなどら焼き屋の雇われ店長と、粒あん作りの腕を買われて働くことになった老婦人の心の交流と、次第に明らかとなる老婦人が辿った過酷な人生を優しく見つめる。
町の小さなどら焼き屋“どら春”で雇われ店長をしているワケありの中年男、千太郎。単調な毎日を送る彼の前に、ある日、求人募集の張り紙を見て働かせてほしいと申し出る老女、徳江が現われる。彼女の粒あんが絶品だったことから雇ってみたところ、たちまち評判となり、店はみるみる繁盛していくが…。(allcinemaより)

ハイネケンを観た日にはしごしました。
さすがに年配のお客さんが多かったですね~。

徳江さんは元ハンセン病患者で、人生の大半を隔離施設で過ごされていました。
穏やかで明るい人柄で、千太郎さんやお客さんとの交流にも、過酷な人生を送って来たとは感じさせないんだけど、そんな徳江さんになるまでにどれだけ乗り越えなければいけないものがあったのかなと思うと胸が痛くなりました。

千太郎さんとの掛け合いにはクスっと笑いもあるんですが、時折入る徳江さんの手紙には本心が綴られていて、もう涙がこぼれましたよ。
千太郎さんのお店で働きたいと言った理由にも涙しました。

「何かになれなくてもいい。風や木の声を聞き、見て感じるだけで生きてる意味がある」

徳江さんの言葉にどこか心が軽くなるような気がします。そして胸に刺さります。

重く悲しいお話ですが、ラストの千太郎さんのように清々しい気持ちで映画館を後に出来ました。

しかし樹木希林さんは凄いですね。
もう徳江さんにしか見えない。ドキュメンタリーじゃないかと思えるくらいでした。

中学生のワカナちゃんはおっとりした独特の雰囲気がいいなと思っていたら、モックンの娘さんだったんですね~。知らなかったよ
絵本を読んであげるシーンがなんか好き 印象に残ってます。

いい作品でした。



映画を観た帰り、思わずどら焼きが食べたくなって買っちゃいました。
徳江さんの心のこもったあん、とっても美味しそうだったもん。


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6 コメント

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こんばんは。 (BROOK)
2015-06-29 20:45:43
今を生きているということ…
これについていろいろと考えさせられますね。
ハンセン病についてもいろいろと勉強になりました。

たしかに観終わるとどら焼きが食べたくなります♪
Unknown (Ageha)
2015-07-04 23:24:48
>何かになれなくてもいい。風や木の声を聞き、見て感じるだけで生きてる意味がある
いい言葉ですよね~。
それだけで救われる・・・。

全身がんですとかいう発言からどのくらい経ったのでしょう。
希林さんくれぐれも体をいたわって欲しいものです。
もっともっとこういう映画がみたいです。
BROOKさんへ、 (はるみん)
2015-07-05 14:24:41
ハンセン病を扱ったお話で辛い気持ちにもなりますが、こちらの方が救われるというか、鑑賞後は穏やかな気持ちになれました。
徳江さんと千太郎さん、2人であんを作ってる場面がクスっとなれるしとても好きです。
徳江さんのように、食材を大切にしてお料理も作らなきゃって思いました
Agehaさんへ、 (はるみん)
2015-07-05 14:25:21
徳江さんの言葉が心に響きますね。
不平不満を言ってる自分が恥ずかしくなります。

希林さん、日本映画に欠かせない方になっておられますが、ほんとに体もいたわって欲しいですね。
海街diaryといい、あんといい、役柄を超えてるような気がしてすごいなと思いました。
Unknown (Nakaji)
2015-08-04 19:53:44
本当に徳江さんの言葉が心に響きました。
なんか泣けて泣けて・・・

>何かになれなくてもいい。風や木の声を聞き、見て感じるだけで生きてる意味がある

本当にいい言葉ですね。
Nakajiさんへ、 (はるみん)
2015-08-08 16:53:24
徳江さんの言葉が胸に響きますね。
スっと心が軽くなる気がしました。
いい作品でしたね。(^^)

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