鼎子堂(Teishi-Do)

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ソマリアの乳香

2013-05-30 00:05:31 | Weblog

まだ、5月だというのに、ニュースでは、梅雨入りを告げる。

暑いのは、嫌いだけれど、湿度の高いムシ暑さは、もっとイヤだ。
冷たい梅雨の方が、凌ぎやすい。
・・・で、冷夏だともっと嬉しいかも・・・。


去年から、ぞっこんに好きになった香りがあって、これは、去年から、何度も、このブログの中に書いているのだけれど、『乳香(フランキンセンス)』という樹脂香を、使ったパルファム。

没薬(ミルラ)、乳香(フランキンセンス或いは、オリバムともいうらしい)は、古代エジプトで、ミイラを作成(・・・というのだろうか、製造でもいいか?)するときに、使われる香料で、防腐作用があるらしい。
よくわからないのだけれど、燻蒸する・・・というか、燻して使うらしいのだけれど、現在の仕事で、海外輸出する際に、或る一定の地域向けに、梱包する木材を、燻蒸処理したりする費用なども算出している関係で、コレは、主に害虫避け。

燻して使うものだったら、宗教などの儀式用なのだろうと思うけれど、燻した香り・・・というのは、スモークサーモンだとかの燻製のあの煙の匂いなどを、即、連想してしまう。

樹脂だから、燻したりすると、きっと、独特の芳香が立つのだろうけれど、燻された乳香の香りというのは、まだ嗅いだことがない。

先月から(或る事情から)、貧しくなっているので、この乳香を使ったパルファムは、たぶん、日常的に使用することは、これから先、難しいかもしれないけれど、なに・・・好きなんだから、買っちまえ・・・と思ったら、買ってしまうんだろうな・・・たぶん・・・。

このパルファムは、ちょっと高価だ。
どれくらい、高価かというと、大したことはない。100ml税抜で、¥13,000だ。

そう・・・何のことはない。あのネロリ・ポルトフィーノに比べたら・・・。

このパルファム・・・の原料の乳香が、実は、ソマリア産だということを、最近になって、知った。

ソマリア・・・って言えば、アフリカの・・・内戦で、国が荒廃したところで、平均寿命も短い国だったような・・・そんな記憶がある。

そんな国の最高の香料・・・乳香。
神秘で、冷たい香りがする。

・・・で、ムシ避けだから、オトコが、寄ってこないのかしら・・・?

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