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映画:ハクソー・リッジ

2017-06-28 23:58:02 | 演劇・映画

朝方雨。
日中は、梅雨独特の曇り空。


夕刻より、相方と隣々市のシネマ・コンプレックスへ、映画:ハクソー・リッジを鑑賞に。



太平洋戦争末期の沖縄戦が、舞台。
良心的兵役拒否者・デズモンド・デスの実話を映画化。メル・ギブソン監督。

兵役(第一次世界大戦)を終え、戻ってきた父親は、精神的に疲労し、家族に暴力をふるうようになり、少年だったデズモンドは、一風変わった青年に成長しました。

第二次世界大戦末期、パールハーバーの攻撃をきっかけに、デズモンドは、アメリカ軍に入隊するも、武器を持つことを拒否。
衛生兵を志願するのですが、部隊の中で、武器を持つことを拒否するデズモンドは、上官や仲間達から虐待を受け、軍事裁判にかけらたりしても、なお、自分の信念を貫き、終戦間際の激戦地・沖縄へ派遣されることになりました。

戦場は、まさに阿鼻叫喚の地獄絵図(かなり、グロテスクで、残忍なシーンもたくさんありました)。

そんな中、戦場で見捨てられている負傷兵を、弾丸が飛び交う中、一人でも、多く救いたい・・・という思いから、デズモンドは、自分自身の身を守る武器すら持たず、地獄の中を走り回ります。

ハクソー・リッジ(沖縄浦添市の前田高地)は、断崖絶壁の上にあり、その断崖から、負傷兵75名救出することになります。

部隊一の臆病者は、神に祈りながら、ひとり、またひとり・・・戦場に見捨てられた生存者を救い出していきます。

やはりアメリカ映画だから・・・なのでしょうか。
反日色の濃い部分がありますし、中韓系の顔をした日本人、切腹の作法など、少し疑問符もありましたが・・・。

ただ・・・デズモンドは、敵味方の区別なく、負傷している兵士を、励ましながら、ひとりひとり、断崖から降ろしていくその姿には、感動しました。

人間の一番の罪悪は、ヒトを殺すこと・・・。
その殺し合いの戦場で、たったひとり・・・命をすくい上げていくさまに、デズモンドの信念がありました。

第一次、第二次世界大戦で、一度も、国土が戦場になっていない国アメリカ。
戦後の繫栄は、一重に、国土が、焦土と化しておらず、疲弊していなかったことでしょうか?

そして、現在、その米国は、中東をはじめとし、戦争をしたがっている・・・ことなどを考えますと、かの国に、デズモンドが居たこと自体が、奇跡のように思えるのですが・・・。


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