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映画 『TOO YOUNG TO DIE !』

2016-07-02 04:17:30 | 演劇・映画

昨日は、真夏日。

夕刻より、相方と市内のシネマ・コンプレックスへ、映画 『TOO YOUNG TO DIE !』を観に行った。

この映画は、今年の冬に公開予定だったけれど、映画のタイトルとおり、若くして死ぬ・・・を、そのまま現実に、スキーに向かう学生さん達が、高速バスで、亡くなるという事故が発生し、公開が延期になった作品でもある。

修学旅行中の大助(神木隆之介さん)は、バス事故に会い、気が付くと、地獄にいた。
同じように、7回目の転生で、若くして亡くなり、手違いで、地獄に堕ちたキラーK(前世は、近藤さん)は、地獄の鬼のロックミュージシャンとして、大助と再会?する。

地獄の責め苦に耐えながら、大助は、現世にいる同級生のひろ美に、会うため、7回のチャンスに掛けるが・・・。

六道輪廻の輪の中で、大助は、地獄からは、まだ誰も行ったことのない天国を目指すことになる。

顔にペイント、頭に角、エレキギター、ベース、ドラム対決。

ドラマの中に登場する本物のロックシンガー達。

演劇界からは、脚本・宮藤官九郎さんの所属する大人計画の荒川良々さん、皆川猿時さんといった俳優さんたち、閻魔様を演じる古田新さん、現役のロックシンガーのCharさん、ROLLYさん、野村義男さん。

作家?のみうらじゅんさん、ナレーション?の田口トモロヲさん。

女優陣は、宮沢りえさん、坂井真紀さん、烏丸せつこさんなど、各方面からの多彩な出演者。

地獄の鬼たちの顔のペイントは、アメリカのロックバンド『KISS』から始まり、『聖飢魔II』のラインを踏襲しているようで、宮藤官九郎さん率いるロックバンド『グループ魂』もこのカテゴリーか?
(デーモン小暮さんとか、ライデン湯沢さんとか、エース清水さんとか、ルーク篁さんとか・・・ちょこっと客演してくんないかな・・・とか思ったりして・・・)

ドラマの終局には、菊池寛の小説を連想させる天国のくだりがあったりする。

舞台を彷彿させるセット、音楽など、上質のエンターティメント作品に仕上がったようだ。

舞台化しても、かなり面白い作品になると思う。