【「心のゴミ出しの日」を週に一度はつくる】By 佐藤康行
デキモノでも何でも、表面化してくると消えるという法則があります。
悪いものが出てくるということは、”良くなる前兆"なのです。
逆に、悪い物があるのに、それを出さないでおくと、事態はさらに悪化して行くのです。
愚痴や不満、腹がたったことをいつまでも自分の内にとどめておくと、やがてそれが恨みや憎しみに変わってしまします。
それはちょうど、家の中に放置してあった生ゴミが腐敗して、悪臭が家中に充満するのと似ています。
私たちは、それを避けるために、生ゴミが出たら外に捨てに行きます。
ですから、私達の心の中にある悪感情も、いち早く外に出してしまったほうがいいのです。
体の老廃物も捨てないと、健康を損ねます。
心だって同じです。
もし愚痴や不満がたくさんあるのなら、なくなるまで出し切ってしまいましょう。
出して、出して、出して、出して、出しまくるのです。
生ゴミを捨てる時は、清掃局が回収に来てくれる所定の場所に捨てます。
あなたの愚痴や不満は、あなたのノートに書いて捨てましょう。
とにかく、出し切ってしまえば愚痴も不安もなくなります。
次に、愚痴や不満をリサイクルして有効利用する方法をお教えしましょう。
実は、愚痴や不満は”資源”に変えることができるのです。
愚痴や不満は、その反対を考えれば全部チャンスになります。
「あの上司は人の欠点ばかり見つけているんだよな……」と愚痴を言っているのを聞いたら、今度、自分が上司になった時には、人の長所を見つけるようにすればいいのです。
愚痴や不満はノウハウです。
ノウハウの宝庫なのです。
現在、運にもツキにも恵まれ、何もかもうまく行っている人も、私達と同様、愚痴や不満を持っています。
ただし、愚痴や不満を「出して→活用→出して→活用」と賢く、”リサイクル”しているだけなのです。
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