お誕生日おめでとう、J!
今日からJは3歳です。
…
去年のお誕生日ブログが示すように
母の立場からすると
厳しい、それは厳しい2歳でした。
「魔の2歳児」なんていうのは言葉の問題で、
我が子と向き合う「魔」の時間は
3歳になったからといって
急に消失するものでもないようですが。
…
とりあえず、一区切りといきましょうよ!
…
兄Kの幼稚園生活ありきの1年で、
Jをひきずり回したのも事実。
24時間難しいJ!ではなく、
可愛らしさに「くーっ!」となったことも事実。
…
けれどやはり「ここでそう来るか!」という難しさが大半の1年でした…。
私がこらえきれずに大声を出したり、手をあげてしまったり、
玄関の外に出したことも何度かありました。
…
そんななか先日、NHKの番組でとある番組を観ました。
我が家の宗派であるところの、とあるお寺で修行を積むお坊さん方のお話。
厳しい日々が終わりを告げるころ、皆でなされる禅問答。
様々な問いかけが生まれる中で出された答えは、ほとんど、
「目的」を持つな、というものでした。
…
なんのために、なぜ、という思いは
時として求める道を遠ざけてしまう、と。
…
難しいお年頃の子をもつ、というだけの私が
その禅問答に加われる資格など、あるわけもなく
ただ息をのんで、その放送をながめるだけ(夫婦で一生懸命観ていた…)。
それでも私は、
この、「目的をもたない」という考え方に
とても心を慰められたのです。
…
こんな時間にグズらないでほしい→家事をすすめたい!
イヤだと言われたくない→わがままでない子になってほしい!
今、眠っててほしい→自分の時間を使いたい!
…
モンスターなJは、
その土台のほとんどが「私の無限の目的」でできていたのです。
…
もちろん、
目的はなくなりません。
悟りの道、とは程遠い私の暮らし。
目的を慌てて捨てる気もありません。
…
それでも私は不思議な気持ちになったのです。
この放送を観て以来、
手のつけられないJを抱え込んだりしていると
抱え込んで押さえつけた魔物が
実は、自分の心そのものなような気がしてしまうのです。
Jの扱いが簡単になった訳ではないけれど、
少なくともモンスターではなく、
顔見知りの魔物、くらいになってきた気はしているのです。
…
いいお勉強させてもらっていますよ、
と、今日くらい、甘い言い方をしましょうか。
…
Jくん、お誕生日おめでとう。
毎日、一緒のお布団で眠らせてくれてありがとう。
2人でひとつのお布団に入るのはぎゅうぎゅうだけど、
きみの、少し怒ったような寝顔をみて、
少し赤ちゃんの感じが残った匂いをクンクン嗅ぎながら(おでこのあたりがいいニオイ)
1日を終えて目を閉じるとき、
無性に「ありがとう」を言いたくなります。
人生で今が、1番幸せなんじゃないかと、
毎日こんなにてんてこまいでしんどいのに、思ってしまいます。
何でも思い通りにしたがるJくん。
好き嫌いが激しいJくん。
お兄ちゃんをすぐにぶつJくん。
甘えん坊Jくん。
きみをまだまだ操縦しきれないけれど、
お母さん達がきみに戸惑うときは
きみ自身もきっと、自分の心のエネルギーに翻弄されているのでしょう。
どんな3歳になりますか?
元気で、生きていること。
結局は、それだけでいいのです。
…
…
写真は、モンスターJ。
振り向くと、こうして立っていた!!
今日からJは3歳です。
…
去年のお誕生日ブログが示すように
母の立場からすると
厳しい、それは厳しい2歳でした。
「魔の2歳児」なんていうのは言葉の問題で、
我が子と向き合う「魔」の時間は
3歳になったからといって
急に消失するものでもないようですが。
…
とりあえず、一区切りといきましょうよ!
…
兄Kの幼稚園生活ありきの1年で、
Jをひきずり回したのも事実。
24時間難しいJ!ではなく、
可愛らしさに「くーっ!」となったことも事実。
…
けれどやはり「ここでそう来るか!」という難しさが大半の1年でした…。
私がこらえきれずに大声を出したり、手をあげてしまったり、
玄関の外に出したことも何度かありました。
…
そんななか先日、NHKの番組でとある番組を観ました。
我が家の宗派であるところの、とあるお寺で修行を積むお坊さん方のお話。
厳しい日々が終わりを告げるころ、皆でなされる禅問答。
様々な問いかけが生まれる中で出された答えは、ほとんど、
「目的」を持つな、というものでした。
…
なんのために、なぜ、という思いは
時として求める道を遠ざけてしまう、と。
…
難しいお年頃の子をもつ、というだけの私が
その禅問答に加われる資格など、あるわけもなく
ただ息をのんで、その放送をながめるだけ(夫婦で一生懸命観ていた…)。
それでも私は、
この、「目的をもたない」という考え方に
とても心を慰められたのです。
…
こんな時間にグズらないでほしい→家事をすすめたい!
イヤだと言われたくない→わがままでない子になってほしい!
今、眠っててほしい→自分の時間を使いたい!
…
モンスターなJは、
その土台のほとんどが「私の無限の目的」でできていたのです。
…
もちろん、
目的はなくなりません。
悟りの道、とは程遠い私の暮らし。
目的を慌てて捨てる気もありません。
…
それでも私は不思議な気持ちになったのです。
この放送を観て以来、
手のつけられないJを抱え込んだりしていると
抱え込んで押さえつけた魔物が
実は、自分の心そのものなような気がしてしまうのです。
Jの扱いが簡単になった訳ではないけれど、
少なくともモンスターではなく、
顔見知りの魔物、くらいになってきた気はしているのです。
…
いいお勉強させてもらっていますよ、
と、今日くらい、甘い言い方をしましょうか。
…
Jくん、お誕生日おめでとう。
毎日、一緒のお布団で眠らせてくれてありがとう。
2人でひとつのお布団に入るのはぎゅうぎゅうだけど、
きみの、少し怒ったような寝顔をみて、
少し赤ちゃんの感じが残った匂いをクンクン嗅ぎながら(おでこのあたりがいいニオイ)
1日を終えて目を閉じるとき、
無性に「ありがとう」を言いたくなります。
人生で今が、1番幸せなんじゃないかと、
毎日こんなにてんてこまいでしんどいのに、思ってしまいます。
何でも思い通りにしたがるJくん。
好き嫌いが激しいJくん。
お兄ちゃんをすぐにぶつJくん。
甘えん坊Jくん。
きみをまだまだ操縦しきれないけれど、
お母さん達がきみに戸惑うときは
きみ自身もきっと、自分の心のエネルギーに翻弄されているのでしょう。
どんな3歳になりますか?
元気で、生きていること。
結局は、それだけでいいのです。
…
…
写真は、モンスターJ。
振り向くと、こうして立っていた!!