つくば実験植物園の絶滅危惧植物展示温室で見かけました。説明によれば、「Melastoma candidum var. alessandrense」、ノボタン科の常緑低木です。小笠原諸島父島の南約200㎞にある無人島、北硫黄島の固有変種です。基本種の野牡丹とは雄しべの形態が異なるそうです。花は日中開き、その日のうちに閉じる一日花です。写真は曇りの日の午後撮影しましたので、花が閉じてしまっていました。開花していると薄紫色の5弁の花を楽しめます。北硫黄島では霧に覆われる山腹で生育しているとか。環境省のレッドデータで、絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されて保護されています。写真は7月5日に撮影しました。
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