近くの大学の構内に珍しい淡黄緑色をした花のようなものがあったので近づいて撮影しました。銘板に学名が「Koelreuteria paniculata Laxm.」と記述されていました。図鑑によれば、別名を「栴檀葉の菩提樹」と呼ばれると書かれています。日本、朝鮮半島、中国に分布するムクロジ科モクゲンジ属の落葉高木です。残念なことに花は6月から7月頃に咲くようで、撮影できませんでした。黄色い美しい花のようで、花びらが散る頃が美しいと記述されています。英名は「Golden rain tree」だそうで、金色の葉が散るイメージが湧きますね。写真は7月22日に撮影しましたので、花後の果実です。これもホウズキのような珍しい形をしています。この中に実が入っていて秋には黒く堅い実になり、これを数珠に使用すると記述されています。葉がセンダンに似ていて実を数珠にすることから、別名「センダンバノボダイジュ」と名付けられているようです。珍しいですね。各地の名刹にはこの木が植栽されていることが多いようです。来年は是非花を撮影したいと思います。
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