言ノ葉シリーズ感想その４

実は今まで細々と探してこつこつ集めていた「言ノ葉」シリーズ、
先日序章にてに書いたとおり、ようやく書く決意が固まったので、順番に感想を書いていきます。
感想その４の今回は、「言ノ葉ノ花」の後日譚を描いた「言ノ葉日和」の感想です。
ストーリーやキャストの詳細は下記の記事をご確認ください。

↓↓作品と出会った経緯的なものと、作品の紹介と、今後感想を書くぞっていう決意表明みたいなもの
言ノ葉シリーズ（序章）

↓↓これまでの感想記事はこちら
言ノ葉シリーズ感想その１　（ドラマＣＤ「言ノ葉ノ花」前半）
言ノ葉シリーズ感想その２　（ドラマＣＤ「言ノ葉ノ花」後半）
言ノ葉シリーズ感想その３　（ドラマＣＤ「言ノ葉ノ花」の特典フリートークＣＤ「落花流水」）


以下、注意事項。
＊あえて色々なリミッターを外して書きますので暴走しています
＊がっつりネタバレしています
＊思い出しながら書いているのでセリフな一言一句同じではありません、ニュアンスを感じ取ってください
＊役の名前と声優さんの名前が混在しています
＊男性同士の恋愛です

ＯＫですか？






以下、長谷部（ＣＶ：小野大輔）のセリフ「青字」、モノローグ青字、余村さん（ＣＶ：神谷浩史）のセリフ「赤字」。


珍しく長谷部視点！
感情とは、人に伝えずとも自分の中にあるものだ。人に伝えて起こすものではない。
すでにあるものを伝える。俺は、それが不得手だった。
なんか、このモノローグがすでに長谷部らしさ全開でたまらない。
長谷部だ…。聴いた瞬間、言ノ葉の世界に引き込まれる。

付き合って３ヶ月たった頃の長谷部と余村さんが、水族館にデートに来たお話。
時系列としては「言ノ葉ノ花」（５月頃まで）と「言ノ葉便り」（１１月）の間の、８月頃とのこと。
いまだに余村さんの隣にいることにドキドキする長谷部、かわいすぎるんだけどぉぉぉ！
で、この時点で余村さんは修一呼び、長谷部は余村さん呼び、だけど基本敬語だけど「うん」とか口調がくだけてきてる。
距離感が「花」と比べて近づいてて細かな表現に感動するね。

かなちゃん（長谷部妹）にお土産を選ぶ余村さんの口調が、めちゃめちゃ明るい。
「花」との明確な差を感じるのはこんな時。余村さん、心の声から解放されたんだなぁって。
一方、楽しそうな余村さんを見ながら紡がれる長谷部のモノローグが切ない。
心の声が聴こえていたらしい余村さんの心境を思い、そしてあの頃、恐れてしまったせいで傷つけてしまったことを悔やむ…
なんて、、、、優しいの。
そして、そんなこと考えてるとは知らない余村さんの「お土産どうする？」が、このシーンで最後のセリフ。
長谷部とのテンションの差に、ああ、本当に余村さんはもう聴こえないんだなって聞き手にも伝わってくる。

２人で海を見つめる。
妹に余村さんとの関係を伝えたいと言う長谷部。偶然知られるのはよくないから、と。
それ「便り」へのフラグーーーー！！
大事な人だ、って。
そしたら余村さん、プロポーズみたいだねって。
そんなつもりじゃないと言いつつ、そう思っていいってはっきり言う長谷部。
ストレートな想い。長谷部はいつもまっすぐ。
気まずくなることなく、指をからませながら、海を見つめる２人。いいなぁ、こういう穏やかな時間！
「花」では、一緒にいてもどこか切なさが横たわっていたから、、本当に穏やかに過ごせているのは嬉しいです。

で、余村さんから手をにぎったのかな？
あああ音声だけで想像するしかないのがもどかしい！私の中では余村さんが長谷部の手をにぎったことになってます！
「今からどうしようか？遅くなっちゃったけど、家に来る？」　きゃー！神谷さーんっっ！
終電逃しそうと答える長谷部に、色々案を出して泊まったら？と誘う余村さん。きゃーきゃー！
しかし長谷部は帰ると言う…！
大人な余村さんは軽やかに了承する。
けど…「あの…俺、あなたが好きですから。」
ま、ね、長谷部の、謝る気持ちを込めて言いたいのもわかるけどね…。
いつもみたいに甘く響いて聴こえないのは私には余村さん側の気持ちがわかるから。
「……ふ…ひどいな、君は…。ダメだって言ったくせに、今、そんな風に言われたら僕は…！」
「余村、さん？」
「…っいや、いいんだ。たいしたことじゃないんだ。うん、僕も君が好きだよ。」
余村さん…！言わないなんて、、、、なんて大人なの…。
てか、余村さんの小声で拗ねる言い方！！囁くような言い方！！！揺れる心が伝わってくるよ神谷さーーーん！！

気持ちを切り替えて帰ろうと促す余村さんに、
不快にさせるようなことを言っただろうか？やっぱりプロポーズみたいなことを言って引かれてしまったのか…！
って、、、もぉ！にぶちんさんっっ！
初めての恋人とはいえ、わかってなーい！もどかしいわ！！そこがかわいいんだけど、でももどかしい！！！！
「さ、さっきの…！」
追いかけながら、焦りを滲ませた声に。長谷部の困惑の感情が流れ込んでくる。
外野（私）がもどかしいい！と騒ぐのを知ってか知らずか(※もちろん知りません！)
余村さんが「修一」と言いながら木に長谷部を押し付けて、キス！！！　やーん強引ー！照れるー(///∇///)
怒ってでもいるのかと思ったら、ひどく、甘い…。………好きだっ。　　あ…！
「あ、…！いや、違うんだ…。ごめん。」
ここの衣擦れの音！
ここだけは原作未読だけど情報得てるんですよ！
余村さん、興奮しちゃって長谷部に自身を押しつけちゃってるんですよぉぉぉおおおおおおお(じたばたじたばた)
「よ、余村さん、、あの、、」　戸惑う長谷部かわいずぎかっ！
「し、修一…」
熱い吐息とともに抱き合う２人。そして余村さんの喘ぎ声。
ん？？？喘ぎ声！！？？
君たちなにやってんの？ちょ、わからんて！衣擦れの音だけじゃわからんて！
擦り付けあってるのかなー、さすがに外だし長谷部が手で撫でてるとは思えんし。
とにかく余村さんが感じてる！これだけは確か。
「…っす…余村さん…顔、あげて…こっち…見てください…俺を…見て」
（最初、好きです、が掠れて語尾の「す」だけ聞えたのかなーと思ったり。）
そして潤んだ瞳で長谷部を見つめる余村さん！
それを見て長谷部、ベッドでだけ見るあの表情だと、気づいたぁぁぁ！
興奮を押し殺そうとする長谷部の息づかいがやばい！なんつーリアルな吐息をはくの小野さんー！
「和明さん」　きゃーー！！！スイッチ入ったぁぁ！！！！
「………っっしたい…だめ、かな？もう、帰らないとだめかな？…君がほしい。」
浩史ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ！
なにこの言い方可愛すぎなんだけど！(ばんばんばん)
躊躇いがちな言い方、合間に漏れる熱を帯びた吐息、エロいし可愛いしいで惚れるわ！！！！！（興奮）
だめかな、がすごい好き。
自分の想いにまっすぐに行動する長谷部と違って、余村さんて考えちゃうとこあるもんね…
ちゃんと思いやることができるからこそ生まれる遠慮と、でも長谷部が大好きで、ほしいって欲求。
てかさ、プロポーズみたいなこと言われたらそりゃぁ一緒にいたくなるよね。
余村さん、よく言ったね。がんばったねぇ…！(涙)


長谷部のモノローグ。このトラックはモノローグのみ。
余村さんのことが大好きだけど、うまく伝えきれてないのではと不安なる長谷部。
そして本編（「花」だっけ？「便り」が初登場だったっけ？）で話題にあった、余村さんが長谷部に薬をあげた話が登場！
長谷部が惚れるきっかけになったシーン、回想してくれました。
わーい！聞きたかったんだよねぇ！
そして、余村さんが気になるようになる長谷部。少し憂いを帯びた余村さんの、笑顔を願う長谷部。
たとえ自分が笑わせたのでなくてもいいから。
めちゃめちゃいい人！わかってたけど、、長谷部ほんといい人！
余村さん、余村さん、余村さん…！
声を聞きたい、俺を見てほしい、俺を知ってほしい、、、、、、あなたが、好き。
うわぁぁぁぁぁぁ！小野さーん！感情こめすぎですからっ小野さーん！
これ余村さんに聴かせてあげたい…！


そのまま海辺のラブホへ。
事後、ナチュラルに和明さん呼び、からの、余村さんの瞳の色の話題からいきなり長谷部が強引にキス！
ベッドが軋む音と、濡れた音が、えろい！
そして再び興奮しちゃう長谷部は、「もう、だめですよね？したい…。だめですか。…だめ？」
って言いながら指をいれてますけどぉぉぉぉ！（鼻血）
でも長谷部のモノローグが切なくてさ…
今まで女性を抱いてきた余村さんが抱かれることを望まないかもと思ってたみたいで…求められて嬉しかったって…
長谷部ぇぇぇ( ノД`)…
「いいよ。」
これさ、「花」の初めて指を入れた時の「いぃよ。」に比べると言い方が全然違うんだよね！
完全にゆだねきって、安心して身を任せてるよね！
落ち着いて、そして全てを受け入れる「いいよ」、すごい！神谷さんの表現力が本当にすごい！！
そしてキス＆挿入へ。
さっきは朝チュンだったから「日和」初の濡れ場。
長谷部のモノローグの向こうで喘ぎ声をあげる余村さん、ちよー可愛い！
そして、自分以外の誰かを和明さんが再び見るなんて絶対嫌だ。絶対に。
心では雄弁な長谷部の想いに、泣ける。
神谷さんの喘ぎ声が気持ちよさそうでやばいっす！何回目かわかんないくらい萌える！！！
そして言葉攻めの傾向がある年下攻めｗ
まだ不器用ながらも、精一杯気持ちよくする長谷部もいとおしいわー。
イったあとも突かれて、好きと繰り返す余村さん。
長谷部も、「俺も、大好きです。」
ああー恋愛モノには醒めてる私がこんなに応援したくなるなんて。純粋に幸せになってほしいと、改めて思います。


翌朝。
おつかれな神谷さん。じゃなくて余村さん。
かなちゃんを気にする余村さん。
「便り」を聴いて先の展開を知ってるから…、やっぱり余村さんは気にしてるんだなと、思うね。
「嫌われたくないんだ。“君の”大事な妹だろ？」
妹を気に入ってくれているのは知ってたけど、そんな風に考えてくれてるとは思っていなかった。
「最近僕は変なんだ。おかしいくらい君のことばかり考えてる。毎日いっぱいいっぱいなんだ。」
「君のことが、僕は好きで好きでたまらないみたいなんだよ」
きゃーーーーーーーーーー素直な神谷さんかわいすぎるーーーーーーー！！やだやだやだーーー照れるっ（//▽//）
「…っ…！」なにかを我慢する長谷部。煽られちゃったね！ニヤニヤ。
そして「ひどいな」。
気づいた。余村さんが拗ねたような顔をした理由に。昨夜、自分が煽ってしまったのだと。
そして…自分の無意識な罪を自覚した長谷部は…
「また、デートしてください。」
「え？」　ほんと「え？」だよ、素な言い方で自然！
「次の休みも、俺とデートしてください。それから、その次の休みも」
「…ぶぶっ。ははははっ」
笑わせるつもりなかったのに(拗ね)、まぁ、いいか（甘い）。
「ん。デートしよう、、次の休みも晴れるといいね。」
あまーい！あまいよーー！
普段なら砂はきエピソードなのにこんなに嬉しい不思議。こんなにも私も幸せになる不思議。
どうかどうか、２人がずっと穏やかで幸せな時間を過ごせますように。


これから先のお話を知ってるからこそ、この、幸せな時間を切り取った「言ノ葉日和」が大好きです。
「花」や「便り」より短いというのもあって簡単に通しで聴けるし、
切なさ控えめ甘さたっぷりで幸せな気持ちになれて、このシリーズでも１，２を争う好きなＣＤです。
もちろん泣けるのも大好きなんですけどね。やっぱり最後には幸せな気持ちで聴き終えたいので。
…短い話のはずなのに長くなってしまいましたが、、、幸せな２人を見守れて大満足の１枚でした！

次の感想はこちら↓↓
言ノ葉シリーズ感想その５　（ドラマＣＤ「言ノ葉ノ休日」）