うつ病と家族。~妹がうつになってしまいました。~

妹がうつ病になってしまいました。
うつという病気に、家族として向き合った闘病の内容です。

減薬の失敗

2017年06月18日 15時48分44秒 | 日記
セニランの減薬を続けていましたが、
妹の体調、様子とも、おかしくなってしまい、
今回は、無理な減薬を進めるよりも、
一度、薬を戻して、体調の安定を優先することにしました。

セニランの減薬を、1mg進めた時には、
離脱症状も少なくて、
今回は、何とか乗り越えられるかもしれないと思っていましたが、
そんなに簡単なことではありませんでした。

2週間を過ぎたころには、安定しているように見えていたのですが、
少しソワソワしている様子で、

私「大丈夫?」
とたずねてみると、

妹「大丈夫。」
 「ちょっと、身体が痛いかな。」

という程度でした。

3週間目くらいから、
「ちょっと、おかしいな…。」
と感じ始めて、様子を注意してみているようにしていました。

以前にはないような、テンションが高い時期があったり、
突然、声が大きくなったり、
会話に割ってはいって、
話を遮ったりするようなことが、
何度か見受けられてきました。

セニランを減薬したせいで、
サインバルタカプセルの効果が強く出ているのだろうか、
と疑問に思いながらも、
減薬した量は変えずにいました。

この後も、たびたび声が大きくなったり、
落ち着きがなくなったりと繰り返していましたが、
睡眠はとれているようでしたので、
時間がたてば、離脱症状も落ち着くのではないかと思っていました。

今日、朝の5時に突然 妹から電話があり、

妹「身体が寒くて、おかしい。」
 「頭がよくわからない」

一方的に話し出して、普通ではない様子が、すぐに分かりました。

私「風邪をひいいているの?」
妹「うん、寒気がする。」
 「なんだか、自分でも良く分からない。」

何か会話がうまくかみ合わないので、

私「すぐに、行くから、眠ってまってなさい。」
妹「うん。」

実家へ行ってみると、
妹のテンションが高くて、言葉も変な感じでした。

この時点で、このまま減薬をすることは無理だと思い、
薬の量を、安定していた時まで戻すことにしました。

私「体温も血圧も正常だから、大丈夫だと思うよ。」
 「最近、ちゃんと眠れていた。」
妹「良く分からない。」
 「嫌な夢は見ている。」
私「少しだけ薬を戻して、様子を見ようね。」
妹「うん。」

薬を戻してから、少し安定しているように思います。

梅雨の時期だったということが影響しているのか、
それとも、別な原因があるのかは、
良く分かりませんでした。

4 コメント

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お大事になさって下さいね (しあわせふくろう)
2017-06-19 10:49:54
妹さん、大変でしたね。お大事になさって下さいね。
セニラン1㎎ですが、やはり慎重に、1㎎の5分の1ぐらいずつ減薬されてはどうですか。
私の知人は本当に少ない量ずつの減薬で減らしていき、離脱がほとんど出ずにすんでいるそうです。
長い目で見れば、時間はかかるかもしれませんが、本人さんが、一番苦しまないですむ方法の様に思います。
人それぞれ離脱が出ない位の量というのが違うので、難しいですが、本当に微量ずつ減薬し、試されてはどうですか。
妹さんの体調が早く良くなられる様にと祈っています。
Unknown (ぐるくん)
2017-06-20 08:28:04
離脱起こりましたか。どうにか踏ん張って欲しいものです、祈っております。
しあわせふくろうさん、ありがとうございます。 (minamizero)
2017-06-21 12:19:42
しあわせふくろうさん、コメントありがとうございます。

薬の量が多い時には、1mg単位でも何とか減薬が出来ていたのですが、

量が減るると、服用している全体の比率が大きくなるので、

離脱症状も大きく出るのかもしれません。

コメントいただいたように、もっと少量づつで、慎重に減薬した方がいいのかもしれませんね。

いつもありがとうございます。
もう少し、様子をみて、体調が回復するころに、
もう一度、妹と話し合ってみます。
ぐるくんさん、ありがとうございます。 (minamizero)
2017-06-21 12:20:45
ぐるくんさん、コメントありがとうございます。

無理な減薬をすすめて、妹を苦しめるよりも、

もう少し、慎重になりながら、時間をかけてゆっくりと前に進みたいと思います。