この 月末の
月末の
月末の
クソ忙しいときに!!
問題発生
最高齢利用者さん 平蔵さん(仮名)
御年 99歳(もうすぐ100歳)
この方日中独居になっているけど、実質は独居。
息子さんは住民票上「同居」なんですが、
電車で1時間ほどの所に奥さんと住んでおられる。
週に1日、仕事が休みの日には家に帰ってきて、
畑の事や、平蔵さんの身の回りの世話をされる。
平蔵さん、週に3回デイサービスを利用、
それ以外の日は弁当を配達してもらって
(住民票上同居家族がいるということなので、配食サービスは使えない)
一人おうちで読書や書道をして過ごしておられた。
先週より平蔵さん、デイを休むようになった。
いつも寒くなるとデイに行くのをおっくうがるので、そろそろかな?
と思ってはいた。
なんとか説得してデイに行ってもらったのだが、
入浴中血圧低下する
ひぇ〜〜〜!!
今までこんなことなかったのにい〜〜!!
その後休憩してもらい、昼食を食べた後は
いつもの平蔵さんに戻ったらしい。
「朝ごはん食べてんかったでなあ」
大食漢の平蔵さんが朝ごはん抜き!?
デイでの出来事を報告するために平蔵さんの息子さんに電話する。
「そうでしたか。実は痔かなんかあるみたいで、
それが痛いからご飯を食べんとこうとしとるみたいですわ。
病院にも行ったけど、ワセリンしか出してもらえんかったし。」
実は「痔」ではなく、
よくよく見ると、
黄門様の周囲3cmほど見事な「びらん」
痛そうだ、こりゃ。
次の日。
息子さんが平蔵さん宅に帰ってきている日なので、訪問。
平蔵さんの部屋は
排泄物があちこちにこぼれてそれはもうすごい臭気
息子さんは朝から掃除と洗濯に追われていた。
「なんや知らんわけのわからんことも言うてるし。痴呆でも出てきたんかいな。
まあ、いっぺん本人としゃべってやって下さい。」
平蔵さん
半ケツ状態で布団の端に転がってモゾモゾ動いている(;゚皿゚)
「平蔵さん、へーぞーさん!!」
「・・・おっ?おお、アンタか(平蔵さんは私の名前を知らない)
もう、足に力が入らんでなあ、困ったもんよ」
とりあえず平蔵さんを説得して、今までずーーーっと拒んでいた
リハビリパンツを穿いていただく事に。
「これ穿いてたら汚れへんか?これは洗うんか?
違うんか。いっぺんきり、ほうかー。」
先ほどの姿でかなり驚いたが、話し始めるといつもの平蔵さんだ。
「足に力入らんでな、デイにはもう行かん」
「平蔵さん、ご飯食べなあきませんやんっ。ほら、ふらつくがな!」
(注:怒っている訳ではない。平蔵さんはとっても耳が遠い)
「そう言うな。年いったら食べられんもんやがな。・・・今日はアンタ何しに来た?」
「とりあえずご飯、食べてーやっ!!」
(注:重ね重ね言うが怒っている訳ではない。平蔵さんは本当に耳が遠い)
改めて息子さんと話す。
まずお尻のびらんを治して、しっかりごはんが食べられるようにならないといけません。できればもう一度皮膚科にかかることを薦めます。
そしてできればデイに行ってもらって、臀部の清潔を保つようにしていきましょう。
「それとですね」
一呼吸おいて息子さんに話してみる。
「今現在ふらつきもあるようですし、この状態でまたお一人にしておくのは転倒の危険があります。」
すると息子さん
「そやなあ、ポータブル置いとこかいな」
・・・・・( ゚з゚):;*.':;ぶっ
いや、あの、そうじゃなくて、
またアナタ向こうの家に帰るんですか?
などと愛人みたいなセリフがどうしても言えず、
本日の受診だけお願いしてはな一旦引揚げる。
そしてさらに次の日。この日はデイの日。
「今日お迎えに行ったんですけどね、やっぱりどうしても行かないとおっしゃるんです。ふらつきがあるって言って。朝ごはんも食べていないみたいですね。
行ったら半ケツになって布団の端に転がってたんで整えて、布団には寝てもらいました。」
・・・また半ケツかよ
じゃなーくて!!
息子さんにTEL
「えー、デイ行かないって!?困ったもんやなあ。・・・・なんとか連れて行ってもらえますかねえ?お尻清潔にせんとあかんしねえ」
「あのー、昨日病院へは・・・・?」
「昨日掃除に1日かかって行けんかったんや。いやあ、大変やったー」
「・・・・平蔵さん、ご飯食べはりましたか?」
「うーんと、ちらし寿司と、朝ごはんのおかずと、うん、食べとった食べとった」
ここではな、超大事なことを見落としていた事に気づく
「あの、お茶とか、飲んでますか?」
「あー、そういやいつもは自分で沸かして飲んでるけど、
昨日は全然しとらんかったわ」
お・・・・
おーまいがーっっ!!
明日必ず受診してもらうことを約束し、電話を切る。
そしてデイから電話。
「もう1回平蔵さんの家に行ってきたけど、やっぱり行かないって。とりあえずご飯あったから促して何とか食べてもらいました。お茶ですか??300mlのペットボトル1本飲んでもらいました。」
ありがとお〜〜〜(T T)
「まあ、これくらいなら、平蔵さんとも長いお付き合いなんで、させてもらいます。ただねえ、これいつまでも続けていられないし、困りましたよねえ」
スミマセン、ご迷惑おかけしました。
とりあえず明日必ず受診してもらいますので、
あとは私が様子見に行きますので。
その後平蔵さん宅訪問。
「平蔵さん!!へーぞーさん!!!鍵開けてえ〜〜!!」
(注:しつこいようだが怒っているのではない。平蔵さんはマジ耳とおいんだってばよ)
すると奥の部屋から平蔵さん、
「おお、アンタか。足に力入らんでなあ、ちょっと待ってくれ」
と、
ずずっずずっ
お尻をいざらせながらやって来た
ああ・・・・だから半ケツになるのね(^^;
平蔵さんのリハビリパンツの中をチェック
しびんをチェック
ポータブルトイレをチェック
「平蔵さん、おしっこ行きました??」
「出ん」
「・・・平蔵さん、お茶入れるので飲みましょう」
「お茶お茶ってそんなに飲んだら後で出たら大変やないかあ。」
だーーーっ!!
出すために飲むんです!!
その場で300ml、お茶を飲んでもらい、さらに湯飲みに入れておく。
「これ、必ず飲んでくださいね
明日、必ずお医者さんに行ってくださいね」
平蔵さん宅をあとにして、
ふと気づくと、
あたりは夕闇に包まれていた・・・・
こうゆう時って、
ケアマネとしてどう行動すればいいか、
一番判断に苦しむとき。
緊急事態ならともかく、
ちょっと要注意で、誰かそばで観察する人が必要なとき、
家族はいるのに理解してもらえない、あるいは遠方
結局そばにいるものが応急処置で動く。
でも本来ケアマネの仕事でもないし、もちろんデイサービスの仕事でもない。
だからといって100歳の脱水気味のじーちゃんほっといたら
ホントに次の日見に行ったら干からびていた、ということにもなりかねない(暴言失礼)
私のとった行動ははたして正しいのか?
間違っているのかもしれない。
さ、皆さん一緒にどうぞ御斉唱ください
あなたな〜ら
どうする〜♪
あなたな〜ら、あ〜な〜たな〜ら〜
byはな
月末の
月末の
クソ忙しいときに!!
問題発生
最高齢利用者さん 平蔵さん(仮名)
御年 99歳(もうすぐ100歳)
この方日中独居になっているけど、実質は独居。
息子さんは住民票上「同居」なんですが、
電車で1時間ほどの所に奥さんと住んでおられる。
週に1日、仕事が休みの日には家に帰ってきて、
畑の事や、平蔵さんの身の回りの世話をされる。
平蔵さん、週に3回デイサービスを利用、
それ以外の日は弁当を配達してもらって
(住民票上同居家族がいるということなので、配食サービスは使えない)
一人おうちで読書や書道をして過ごしておられた。
先週より平蔵さん、デイを休むようになった。
いつも寒くなるとデイに行くのをおっくうがるので、そろそろかな?
と思ってはいた。
なんとか説得してデイに行ってもらったのだが、
入浴中血圧低下する
ひぇ〜〜〜!!
今までこんなことなかったのにい〜〜!!
その後休憩してもらい、昼食を食べた後は
いつもの平蔵さんに戻ったらしい。
「朝ごはん食べてんかったでなあ」
大食漢の平蔵さんが朝ごはん抜き!?
デイでの出来事を報告するために平蔵さんの息子さんに電話する。
「そうでしたか。実は痔かなんかあるみたいで、
それが痛いからご飯を食べんとこうとしとるみたいですわ。
病院にも行ったけど、ワセリンしか出してもらえんかったし。」
実は「痔」ではなく、
よくよく見ると、
黄門様の周囲3cmほど見事な「びらん」
痛そうだ、こりゃ。
次の日。
息子さんが平蔵さん宅に帰ってきている日なので、訪問。
平蔵さんの部屋は
排泄物があちこちにこぼれてそれはもうすごい臭気
息子さんは朝から掃除と洗濯に追われていた。
「なんや知らんわけのわからんことも言うてるし。痴呆でも出てきたんかいな。
まあ、いっぺん本人としゃべってやって下さい。」
平蔵さん
半ケツ状態で布団の端に転がってモゾモゾ動いている(;゚皿゚)
「平蔵さん、へーぞーさん!!」
「・・・おっ?おお、アンタか(平蔵さんは私の名前を知らない)
もう、足に力が入らんでなあ、困ったもんよ」
とりあえず平蔵さんを説得して、今までずーーーっと拒んでいた
リハビリパンツを穿いていただく事に。
「これ穿いてたら汚れへんか?これは洗うんか?
違うんか。いっぺんきり、ほうかー。」
先ほどの姿でかなり驚いたが、話し始めるといつもの平蔵さんだ。
「足に力入らんでな、デイにはもう行かん」
「平蔵さん、ご飯食べなあきませんやんっ。ほら、ふらつくがな!」
(注:怒っている訳ではない。平蔵さんはとっても耳が遠い)
「そう言うな。年いったら食べられんもんやがな。・・・今日はアンタ何しに来た?」
「とりあえずご飯、食べてーやっ!!」
(注:重ね重ね言うが怒っている訳ではない。平蔵さんは本当に耳が遠い)
改めて息子さんと話す。
まずお尻のびらんを治して、しっかりごはんが食べられるようにならないといけません。できればもう一度皮膚科にかかることを薦めます。
そしてできればデイに行ってもらって、臀部の清潔を保つようにしていきましょう。
「それとですね」
一呼吸おいて息子さんに話してみる。
「今現在ふらつきもあるようですし、この状態でまたお一人にしておくのは転倒の危険があります。」
すると息子さん
「そやなあ、ポータブル置いとこかいな」
・・・・・( ゚з゚):;*.':;ぶっ
いや、あの、そうじゃなくて、
またアナタ向こうの家に帰るんですか?
などと愛人みたいなセリフがどうしても言えず、
本日の受診だけお願いしてはな一旦引揚げる。
そしてさらに次の日。この日はデイの日。
「今日お迎えに行ったんですけどね、やっぱりどうしても行かないとおっしゃるんです。ふらつきがあるって言って。朝ごはんも食べていないみたいですね。
行ったら半ケツになって布団の端に転がってたんで整えて、布団には寝てもらいました。」
・・・また半ケツかよ
じゃなーくて!!
息子さんにTEL
「えー、デイ行かないって!?困ったもんやなあ。・・・・なんとか連れて行ってもらえますかねえ?お尻清潔にせんとあかんしねえ」
「あのー、昨日病院へは・・・・?」
「昨日掃除に1日かかって行けんかったんや。いやあ、大変やったー」
「・・・・平蔵さん、ご飯食べはりましたか?」
「うーんと、ちらし寿司と、朝ごはんのおかずと、うん、食べとった食べとった」
ここではな、超大事なことを見落としていた事に気づく
「あの、お茶とか、飲んでますか?」
「あー、そういやいつもは自分で沸かして飲んでるけど、
昨日は全然しとらんかったわ」
お・・・・
おーまいがーっっ!!
明日必ず受診してもらうことを約束し、電話を切る。
そしてデイから電話。
「もう1回平蔵さんの家に行ってきたけど、やっぱり行かないって。とりあえずご飯あったから促して何とか食べてもらいました。お茶ですか??300mlのペットボトル1本飲んでもらいました。」
ありがとお〜〜〜(T T)

「まあ、これくらいなら、平蔵さんとも長いお付き合いなんで、させてもらいます。ただねえ、これいつまでも続けていられないし、困りましたよねえ」
スミマセン、ご迷惑おかけしました。
とりあえず明日必ず受診してもらいますので、
あとは私が様子見に行きますので。
その後平蔵さん宅訪問。
「平蔵さん!!へーぞーさん!!!鍵開けてえ〜〜!!」
(注:しつこいようだが怒っているのではない。平蔵さんはマジ耳とおいんだってばよ)
すると奥の部屋から平蔵さん、
「おお、アンタか。足に力入らんでなあ、ちょっと待ってくれ」
と、
ずずっずずっ
お尻をいざらせながらやって来た
ああ・・・・だから半ケツになるのね(^^;
平蔵さんのリハビリパンツの中をチェック
しびんをチェック
ポータブルトイレをチェック
「平蔵さん、おしっこ行きました??」
「出ん」
「・・・平蔵さん、お茶入れるので飲みましょう」
「お茶お茶ってそんなに飲んだら後で出たら大変やないかあ。」
だーーーっ!!
出すために飲むんです!!
その場で300ml、お茶を飲んでもらい、さらに湯飲みに入れておく。
「これ、必ず飲んでくださいね
明日、必ずお医者さんに行ってくださいね」
平蔵さん宅をあとにして、
ふと気づくと、
あたりは夕闇に包まれていた・・・・
こうゆう時って、
ケアマネとしてどう行動すればいいか、
一番判断に苦しむとき。
緊急事態ならともかく、
ちょっと要注意で、誰かそばで観察する人が必要なとき、
家族はいるのに理解してもらえない、あるいは遠方
結局そばにいるものが応急処置で動く。
でも本来ケアマネの仕事でもないし、もちろんデイサービスの仕事でもない。
だからといって100歳の脱水気味のじーちゃんほっといたら
ホントに次の日見に行ったら干からびていた、ということにもなりかねない(暴言失礼)
私のとった行動ははたして正しいのか?
間違っているのかもしれない。
さ、皆さん一緒にどうぞ御斉唱ください
あなたな〜ら
どうする〜♪
あなたな〜ら、あ〜な〜たな〜ら〜
byはな











ご家族も本人も拒み続けていたヘルパー、やっと了承していただき、利用の運びとなりました
もっと早くこういうことを予想してヘルパーを勧めればよかった・・・結局自分で自分の首締めちゃった
とても的確ななコメント、ありがとうございます。
スネイクさんも独立ケアマネさんですか?
独立ケアマネゆえの身軽さが、やがて自分の首を絞めやしないかと、ハラハラしております(笑)
私はいわゆる「地方公務員ナース」だったので、ついつい習慣的に「ここからは私の仕事じゃない。おせっかいゴコロはいつか自分の身を滅ぼすんじゃないか」って・・・・単なる小心モノなんです(^^;
>ケアマネが病院に連れて行って、後でご家族さんにすごーく迷惑そうに「ああ、今回はなんとかしておきましたから。このままでは大変なことになりますから仕方がないですし。はああ。」
確かにオススメではないかもしれませんけど、ついやりたくなりますよねえ(笑)気持ちめっちゃわかりますぅ
まあ、あんまり良くはないわな。すすめはしない。
たとえば、このご利用者さま、ヘルパーが入って通院させますか。させたら、院内どうやるのか。結果は気の利いた病院ならケアマネには教えてくれますが、教えてくれない病院もあるでしょう?(プランバシーからいうと、教えちゃいかんよね)本人はでも自分の病気を覚えて帰れないですよね。薬はヘルパーが扱える形状だったり、時間帯だったりするかとか、一連で考えてゆくと、かばーできない穴がぼこぼこないですか?
今回サービス導入できてよかったけど、キーパーソンがどうもどうだめらしいから、それをいじらないと、いつまでたっても困難が次々押し寄せるだろうとか思うと、もちょっと、切っておこうかなとかいう判断もあるかもしれない。
もう、ひきとって、暮らすか。などと妄想しながら、今日も漂うわたしであった。
「介護サービスだけではカバーできない穴」
おっしゃるとおり、穴だらけです。
でも私の場合、緊急を要する穴以外は放っておきます。
と言い切っちゃうと能無し怠慢ケアマネであることがバレバレ・・・というより、それが現状なので、100%カバーすることを考えちゃうと、ホントにその人の人生全部責任持ちます、みたいになっちゃう。
あくまでも優先順位を考えていってカバーしていく。それ以外の「穴」については「穴が開いていますけど」と家族に説明する。
やっぱり能無し怠慢ケアマネですね(^^;