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辺野古へ土砂搬出反対 ― 新基地ストップ 北九州から運動

2017-05-14 | 安保・沖縄を問う!アメリカの占領下か!

 沖縄県名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局は、護岸工事に向けた違法な作業の着手を強行しました。護岸工事に必要な沖縄県内の石材などが連日、辺野古に搬入される中、県外からも大量の埋め立て土砂を調達する計画に改めて焦点が当たっています。土砂採取予定地の一つ、北九州市では、市民団体による搬出反対の運動が始まってまもなく2年。土砂をめぐる現状を追いました。


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 「ピーク時に販売していた石材の量からすると現在は5分の1に落ち込み、ここ2年ぐらい赤字続き。採石は採算が合わず、少しずつ(事業を)収束させていくしかない」。仲介業者が水面下で土砂搬出の話を持ちかけてきたという北九州の業者は、打ち明けます。

 それでも、100人以上いる社員を抱える立場。今回の辺野古への搬出について、受注したい本音を語りつつも、「防衛省から正式に話は来ていません。大型の重機を新たに10台は購入する必要があり、即対応はできない」と語りました。

 同市門司区の東部で周防灘(すおうなだ)に面する新門司地区。多くの採石場や産廃処分場が立地する中、砕石チップを山積みにした採石場跡がありました。業者によると、採石を終えて、生コンクリートをつくる砕石プラントはすでに解体。掘った穴をしゅんせつ土砂で埋め戻し、長期にわたって跡地復元・緑化を進める段階に入っていました。

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(写真)採石を終え、左手には砕石チップが山積みにされたままになっていた採石場跡=北九州市門司区

 かつて福岡県内で採石・砕石合わせて70社あったといわれる業者は現在、約20社に減少。道路や港湾整備などの埋め立て材には、別のリサイクル資源が代用される一方、採掘限度を超えた採石場跡は、埋め戻して環境を保全する必要があるとして、採石自体がいまや採算の合わない衰退産業だと業者は言います。

辺野古新基地 門司から止める

沖縄のたたかいに連帯

 「戦争のための基地建設に故郷の土砂は使わせない」と、搬出の狙われる西日本各地で始まった運動をつなぐ全国連絡協議会が結成された2015年。北九州市でも同年6月に「辺野古埋め立て土砂搬出反対」北九州連絡協議会が発足しました。

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(写真)全国連絡協議会の人たちと、土砂の採取・搬出を中止するよう沖縄防衛局へ要請に訪れ、発言する八記さん(手前左から2人目、立っている人)=2月13日、沖縄県嘉手納町

 九条の会をはじめ各団体に呼びかけ、発足に携わった八記久美子さん(65)=小倉北区在住=は、「結成総会に集まった100人以上の半数は、日ごろ会ったことのない人や団体からの参加でした」と、立場を超えて辺野古への関心の高さがうかがえると話します。

多くの命が宿る

 門司で生まれ育った八記さんは、17年前からフィールドワークなどで門司の自然の素晴らしさを学び、環境を守る「門司の環境を考える会」の活動を続けてきました。「春にはヒヨドリたちがいっせいに本州へ飛び立つ光景を、海辺の灯台から見ることができます。それを待ち構えていたハヤブサが追いかけ、ヒヨドリが必死で逃げる様子に、自然は人間だけのものやないんだと思わされます」

 協議会ではこの間、沖縄から講師を招いての講演会や映画の上映、搬出反対を訴える署名集め、街頭宣伝に取り組んできました。辺野古に隣接する大浦湾には、世界遺産の知床を上回る5300種の海洋生物をはじめ、多くの絶滅危惧種や新種の命が宿っていることを知ります。

35%の土砂搬出

 「その宝のような海を門司の土砂を使ってダメにしようとしている」。斜陽の採石業界で社員を養わなければならない業者の立場を理解しながらも、ふるさとの山を削って人を殺すための基地を造ることだけは許すわけにいかないと、力を込める八記さん。辺野古や高江の座り込みで、機動隊員による弾圧と対峙(たいじ)した沖縄県民の不屈のたたかいを目の当たりにし、意を強くしたと言います。

 「沖縄の人たちが毎日、こんなたたかいを続けているのかと、尊敬と感動で涙が出たし、こんな理不尽なことをする政府に、怒りで体が震えました。門司地域からは全体の35%に当たる土砂が搬出予定になっています。これをストップさせるため頑張ります」

 北九州市では27日に、辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会の第4回総会が小倉北区の商工貿易会館で開かれます。

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