時事解説「ディストピア」

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共謀罪成立を喜ぶ愛国者って一体・・・

2017-06-17 18:47:43 | 日本政治
共謀罪強行成立記念!
安倍政権の暴挙を忘れないために振り返る「共謀罪トンデモ答弁・暴言録」
(http://lite-ra.com/2017/06/post-3245.html)


共謀罪の何がいけないかについては
リテラを初め、他サイトが言及しているので、
ここでは別の大変重要かつ見落とされている点について触れる。


警視庁公安、右翼団体「草莽崛起の会」
構成員20人の運転免許証を取り消す
(https://matome.naver.jp/odai/2148854745323188101)


賛成派・反対派ともに
政府の意向に反対する人物や団体が不当に逮捕される恐れがある
という認識の下で動いているように感じるのだが、


右翼団体も被害にあう可能性がある

という点についての認識が甘い気がする。


現在の公安は右翼団体も監視の対象にしており、
森友学園や在特会の事件を見ても知れるように、
与党は利用できる間は彼らを持ち上げるが、
自分の身に危険が及ぶと知るや否や、簡単に切り捨てる。


特に橋下徹の在特会批判は
虎が狼に対して「獣を食って殺すとは不届き千万!」と一括したような話で、
「俺は差別主義者ではありませんよ」とアピールするために桜井誠を
スケープゴートにしたような事件だった(不思議とネット右翼はスルーしているが)


つまり、将来的に政府が右翼を捨て駒にして
政権の維持に努めようとすることは十分考えられるし、
現に、森友学園・加計学園問題では、そのように動いている。


私は右翼の街宣活動やビラ配り、デモ行進については
否定的に考えてはいるが、だからといって、彼らを不当に逮捕することが
合法となるものに賛成する気にもならない。


ところが、当の愛国ごっこに興じる人々が
やれめでたやとはしゃいでいるのは、何と言うか、
屠殺の器具が揃ったことを喜ぶ豚や牛を見ているようで何とも言えない気持ちになる。



共謀罪の問題は、誰が危険か否かの境界を公権力が恣意的に線引きする点にある。


支持をするのは
「自分は大丈夫」という根拠のない自信を持っているからなのか
「チョーセン人が捕まる様をこの目で見たい」という願望を持っているからなのかは知らない。

だが、つまるところ、それは「他人はどうなってもかまわない」という性根が
前提として存在するわけで、どこまで行っても、それは「視野が狭い」のだろうなと感じられる。



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