みなとまちMARKET~通称MM旅立ち公演「きさんじや」無事に幕を閉じることができました。
ご来場くださった皆様、支えてくださった皆様、稽古場に足を運んで下さった皆様、
出演者&スタッフの方々、たくさんたくさん、ありがとうございました。
想いが溢れかえっていて、うまく言葉にできませんが、ただひたすら、感謝しています。
ありがとうございました。
「きさんじや」の1ヶ月半だけでも、「え?なんだったの?」てぐらい濃厚だったのに、去年の「EASELS」から思い返せば、僕はMMに、もうなんだか訳わかんないぐらい、たくさんの瞬間をもらいました。
辛い事も、苦しいことも、めんどくさいことも投げ出したり逃げ出したりしたくなった事も、
きれいごとじゃなく、そりゃあいっぱいありました。でもその全部をひっくるめて、自分自身に
降り注いだ「瞬間」を、今、いちいち思い出して、
(味わいきれないから、この記事はその途中で書いてるんだけど)
いやあ、本当に、ほんとうにMMをやってよかったなあ…。って、心底思います。
俳優?絵描き?デザイナー?劇作?演出?
僕は選ばない事を選んでいて、全部をつかって「千葉勇佑」として生きる事に腹を据えようとしていて、
その経過に、MMが在ってくれた。たくさんの瞬間を味わう事ができて、そのひとつひとつがキラッと
光っていて、両腕で抱えきれない愛おしさに溢れていて。それが自分たちの喜びじゃなく、2回公演とも
ちゃんと、たくさんのお客様がよろこんでくださっていること。
MMのおかげで、自分の腹の据え方に誇りが持てています。
シアワセすぎて夢みたいでした、MM。まだ整理がつかない小道具の段ボールとか、いただいたお花とか、
ボロボロになった台本とか、アンケートの束とか、なんなら「EASELS」の当パンとか記念の熨斗とか、
そんなの見るたびに、「夢だけど夢じゃなかった」みたいな気持ちになります、この2年。
でもね
千葉勇佑、ちゃんとします。だって夢じゃなかったんだから。MM、ちゃんと2年間続けたんだから。
この手のなかに、しあわせな思い出いっぱいあるんだから。ちゃんと触って、ちゃんと味わって、
確かめて、次につなげます。必ず。
「絶対また観たい!」そう言ってくださるお客様がMMには居るから、続けます。
名前を変えて、来年のおたのしみ。
まあ、まだなんにも決まって無いんだけど。でも一年間、深々と頭を下げて、謙虚に真摯に次の事を考えて、
最後の最後にちょこっとの自信をもって「これで如何!」と客前にお出しできればいいのかな。
MMは「地続き」という言葉をたいせつにしています。
いつか地続きの未来で、またお逢いできますように。
あー、もう やっぱり何にもまとまらないじゃないか!!!笑
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照明の鳥山さんが
「座付照明家のつもりだからね」って笑ってくれました。
音響の成冨さんが
「若い頃、好きなバンドの新曲を待ってた、あの頃の気持ちだよ」って肩を抱いて下さいました。
M岡所長には
「掛け値無しによかった!」と初日の乾杯までお付き合いいただけました。
大好きなオトナたちの言葉に、涙が止まりませんでした。
次はどうなるんだろう。でも、やりたいこと・やるべきことをやるだけです。
シンプルに。地続きの世界の中で、つとめて明るく、つとめて開いて。
打ち上げの帰り、シアワセすぎて、ちょっと不安になって
「次の団体も、こんな雰囲気になるかなあ…」って呟いたら
「なるかな、じゃなくて、なる!そういう風に、するんですよ」だって。
演出してる時の言葉、そのまんま返されちゃいました笑
そういう風に、します。
未熟なわたしたちですが、今後ともどうぞよろしくお願いします。