中国西安で奮闘する大学教師Mの日々

日本人教員として中国の陝西省西安市の大学生・大学院生に対し、「日本文化・社会」や「卒業論文」などを教えています。

気づけば上海での初学期も…

2011年11月11日 01時35分25秒 | とりあえず日記
<大学内にある夜の教員食堂の様子。客が少なくなると、コックもテレビに夢中です(笑)>

昨日から突然、冷え込んだこともあって完全に風邪をひきました…。
今日は授業がない日だったので、水分をとりつつ、とにかくベットで休みました。
朝から夕方までずっと寝ていたので、夜には体調も戻ってきました。

そして、寝すぎたせいで今は目がぱっちりとしています…(苦笑)
ある学生から教えてもらった蜂蜜湯を飲んでいるので、のども比較的調子がいいです。

今夜の日本語コーナーを休んでしまい、三年の学生の皆にはゴメンなさい。
来週は体調を万全にして必ず参加しますから。


さて、そんな体調不良で寝ていた時、自宅の電話がなりました。
相手は日本語科のS先生でした。

要件は今学期の試験日程に関してでした。
それによると、四年生は後、三週で講義は終わるそうです。
そして、二年と三年の講義も、五週で終わるとのことでした。

その後、試験が終わって学生の成績を出せば、帰国できます。
それは新年を迎えてすぐになる予定です。

これには少しほっとさせられた思いでした。。。
というのも、上海に来てからは毎週の講義準備に追われていたからです。
正直、研究にはあまり時間をさけないまま、仕事が中心の生活でした。

私は仕事ばかりの生活になってくると、どうも生活の調子が乱れます。
研究を生活の軸においていないと、深い充実感が得られない為です。

それに若干の焦りを感じ、仕事のスピードを速めようと取り組んでいた最中でした。
徐々に仕事にも慣れ、仕事を進めるスピードは上がっていますが、まだまだ遅い感じがします。

大学に籍を置く、一教員としては全く研究していないのでは笑いものです。
というか、別に外の人が笑わないにしても、私は物足りないのです。
ですから、もうひと頑張りで研究期間に入れるということが嬉しかったです。


当面の課題は博論執筆ですが、上海の仕事と平衡してなるべく進めておこうと思っています。
帰国後の二か月弱の期間で、博論を完成させられるところまで進めておく必要があるからです。

もちろん仕事が第一優先ですが、あとは気力根性でやるだけですね。
ですので、ゆっくり風邪などもひいていられません…

外の気候は寒くなっても、気持ちは熱く熱く燃やして頑張っていきたいと思います!


ところで、明日は四年生達が僕を御馳走してくれるとか。
上海市内の新疆料理の店だということですが、とりあえず楽しみです。