かまがやミモザ通信

誰もが暮らしやすいまち「鎌ケ谷」を目指して…

地域活動、社会貢献活動の難しさ

2013年11月04日 | 会報・レポート

9月の「居場所」を紹介してくれたNPO法人のHPを見ていたら、
設立10周年記念パーティを開いたという記事。             

 NPO設立時は、最低限必要な人数10名でスタートしたという。
活動資金は発起人達が出し合い、4年後にはすべての出資金を完済。
今年5月時点の正味財産額も増えてきていると記載されている。
 10人でスタートして、4年で完済!すごいな~、という羨望と   
4年で出資金を完済した事業に関心を持った。
「NPO活動を続ける上で会員の会費及び寄付金だけでは満足な活動を続ける事は難しいので、
市民および周辺地域の方に役立つ『鎌ケ谷ポータルサイト』を立ち上げ、
以後サイトの運営・管理経験を活かしたHP関連事業に取り組み、これが安定した収入源」とのこと。
今後の活動については、                                   
「少子高齢化が急速に進む中で、市民に役立つ健康・福祉の面で当NPO法人の特色を活かした
社会貢献活動をしたい。具体的には、今までの活動で培った市民との人脈を生かし、
高齢者や子どもたちが自由に集い相互に交流できるコミュニティー広場の様なものを設置して、
健康・福祉分野に活動範囲を広げ、今後5年間ほどで雇用に繋がる収益事業にも取り組み、
地元の経済活性化に貢献したい」
この将来展望の中で、当会の「居場所」が取材されたと理解。

それにしても5年目のミモザの会は、足元にも及ばない現状にまたまた自信喪失。    
発足時、会費でできる活動には限度があることはわかっていた。
しかし60代4人、40代1人、30代1人の女性集団は、年会費3千円を出し合い、
ゆっくりと地域で活動していこうと話し合って会はスタートした。
今になって、発足時の話し合いが不十分だっただろうか、                
スタートを急ぎすぎただろうか、
私自身ミモザにどっぷり、という覚悟や自信が足りなかったのではないか、      
いやそうできる「ライセンス」や「キャリア」がなかったからだと思ったりしている。    
仕事だけの毎日で、退職後を考えた勉強や準備はしていなかった。

仕事をしていた時の若い知人から会いたいという連絡があった。
「居場所」に関心があるという。
どんな関心を持っているのだろう、とこちらも関心を持って会いに行った。
話は、・・・・・フリーターの若者の「居場所」を作り、かつ就労につながる教室も開きたいと言う。
彼女は支援学校での指導経験があり、現在は、時間的ゆとりを持ってほぼ同様の仕事をしている。
「居場所」+「就労支援教室」は、起業をして行うと言う。
そのためには、駅近の場を確保し、助成金の目処をつけ、銀行の融資も受ける準備中とのこと。     
現役中にやりたいことの準備を、という姿勢に敬服。
「計画が具体化したら意見を聞かせて」と言うが、彼女のパワーに圧倒され、頑張ってという言葉しかない。

ミモザの会が一番苦労をしているのが、会場の確保と会場費の捻出。
自前の会場を持つには、毎月の家賃と光熱水費を支払う資金が必要となるが、
極小団体ではこれを会費でまかなえないので、事業収入をとなるのだろうが、残念ながらその力がない。   
せめて居場所開催日にスタッフの昼食費くらいは出せるようになりたい。
そうすれば、手伝ってという声もかけやすくなり、人手もでき活動ももっと活性化するのではと思う一方で、
いや手伝いはいらない。必要なのは共に悩み、考えるスタッフと言うところに落ち着く。

焦っても仕方ない、独り相撲をとっていても仕方ないと思いつつも、
そろそろ何か行動を起こすべき時?という思いもある。

 先月下旬、出先で撮ったコスモスの写真。花言葉は知らないけれど私がもっとも癒される花。
        


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