ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

京都在住の旅ジャーナリストとネコのミモロが、京都の伝統と新しさをはじめ、注目のお店などをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「祇園祭」。13日は、前祭りの「岩戸山」の曳き初め。みんなで力を合わせ曳く山鉾の楽しさ

2017-07-14 | 祭事・神事・風習

7月1日から31日まで、日本一、長い期間行われるといわれる京都の「祇園祭」。いよいよ祭りの中心となる「八坂神社」の神幸祭に先立つ「山鉾巡行」が、17日に迫りました。大きな山鉾は、10日から山鉾町のそれぞれの会所の前に、山鉾の準備が始まります。
そして、12か13日に、組み立てられた大きな山鉾を実際に綱で曳く、いうなれば試運転の「曳き初め」が、それぞれの山鉾で行われ、いよいよ祭りムードも高まります。

13日の午後、ミモロは、山鉾を見物に町へ。ちょうどその時間は、山鉾の「曳き初め」が行われていた時間です。
「わ~始まってる~」ミモロが訪れたのは、「岩戸山」。その名が示すように「天の岩戸」に因み、また「国生み」という2つの神話を題材にした大きな山です。

ここで、基本的な知識を・・・・祇園祭の山鉾巡行に登場する大きな山車は、その姿から2種類に分かれます。先端に鋭い鉾をいただいた「鉾」と、杉や松をいただく「山」です。「山」は、山岳信仰に基づくものと言われます。「祇園祭」に登場する山鉾は、全部で33基。17日には、そのうち23基が四条通から河原町通、御池通を進みます。そして24日は、10基が御池通をスタートし、17日とは逆のコースで進むのです。

さて、「岩戸山」は、17日の巡行のしんがりを担う「船鉾」の前を進みます。
山のそばをウロウロしていたミモロ。「もっと近くで見たら~」と山にのせてもらいました。
「え~いいんですか~」といいながら掴まれて緊張気味のミモロ。

13日の「曳き初め」は、会所のある通りを南北に進み、山鉾の状態をチェックします。
<  山鉾は、釘を使わず、すべて縄で「手伝い方」が組み立て、「大工方」が手すりや屋根などを取り付け、「車方」が大きな車輪を設置して完成。つまりすべて熟練した専門の人たちによる作業です。

「岩戸山」があるのは、新町通。その通りには、ほかに大きな「船鉾」「放下鉾」が、同時に「曳き初め」を行います。

巡行で、山鉾を曳くのは、男性の仕事。女性は、綱に触れることはできません。
でも、唯一「曳き初め」だけは、だれでも参加し、綱を曳くことができます。
女の子のミモロも、曳き手になれる唯一の機会。なんと気づくと、山のすぐそばにいるではありませんか。
「はい、綱持ってください~」と声がかかります。いよいよ山鉾が動きだします。

山車の前には、扇をもって、動きを指示する「音頭取り」の方が上がりました。

「エンヤ~ラ ヤ~」の掛け声で、ミモロたちは、綱を曳きます。
ゴロゴロゴロ・・・木がきしむ音と共に、思い山がゆっくり動き始めました。一度動くと勢いが付くもの・・・「速い~もう少しゆっくり~」と声が飛びます。なんせこの時の曳き手は、子供たちを含む一般の人たち100人以上。
誘導する方々も気を使います。順調に進む「岩戸山」。

「あ、信号にぶつかっちゃう~」と思わず声を上げるミモロ。
「大丈夫ですよ~。その前で止まりますから」とさすが馴れたみなさん。
信号点前ギリギリで見事に停止し、再び、反対方向に動かし、停止位置を目指します。
「これ停止目標」
道路に小さな石がはめ込まれている場所が、山が停止する場所でした。


「終わっちゃった~」と、綱を置くミモロ。もう来年まで触れない綱です。

「はい、お疲れ様~」と、抱っこされて(つかまれて)ミモロの「曳き初め」は終了です。

「岩戸山」の音頭取りのみなさん。数年以上務めるベテランぞろい。「カッコいい~」と、ミモロが男の子ならやってみたいと思う憧れの役どころ。

囃子方の鐘や笛が響く町・・・「祇園祭」もいよいよ本番。

「もう何度も見てるけど、やっぱりワクワクしちゃう~」と、祭り好きの血が騒ぐミモロでした。





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