ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

祇園甲部歌舞練場で開催された「京名物 百味会」へ。京都を代表する菓子、料理などが一堂に

2014-10-29 | イベント

京都に戻ったミモロは、さっそくお友達からいただいた招待券をもって、祇園の歌舞練場に出かけました。28日と29日の両日、開催されるのは、京都の味を代表する老舗や名店が集まり、その自慢の品々を展示する「京名物 百味会」です。
  
「歌舞練場は、『都をどり』の時、来たことある…舞妓さんや芸妓さんが、芸を披露する、華やかな舞台で感激しちゃった~」と。舞妓さんは、ミモロの憧れです。

さて、この日は、5年に一度の「京名物 百味会」が開催されます。「5年に1度って、オリンピックより少ない開催…。美味しいものがたくさん並んでいるんだろうなぁ~」と、食いしん坊のミモロは、期待に胸を膨らませて出かけました。

  
会場の入り口付近から、雅な趣の和菓子の細工ものが展示されています。「さすが京都だよね~」。ちょっとだけ京都を離れていたミモロ、やっぱりこういう一流の品々が、すぐ身近で楽しめるのは、なんといっても嬉しいこと…。

今年で65周年を迎える「京名物 百味会」は、京都の食文化のいっそう発展させる目的で、料理、嗜好品、菓子にかかわる約70店が同人となっている会です。
そこには、ミモロも訪れたことがあるお店も多数…。

   
「あ、知ってる…」展示されているのは、そのお店を代表する銘菓や季節の品、また歴史を物語る貴重な品々など…。
 
  
  
ミモロの大好きなお菓子なども展示されています。「ここは、見るだけね~食べられないんだ~」と、ちょっと期待していたのとは、違うよう…。
でも、抹茶の接待もあり、そこでお庭を眺めつつ、和菓子とお茶をいただきました。
 
表千家さんのお点前でのお席…「わー銀の茶釜だって、豪華~」

お茶席で一服したミモロは、再び会場内を見て回ります。

和菓子だけでなく、京の食文化を支える食材などの名店も、趣向を凝らした展示を…。
   
「見るものたくさんで疲れちゃった~」と緋毛氈の上でひと休み。
和服姿の方々が目立つ、華やかな展示会です。「ミモロも着物で来ればよかったかな?」と…。
さて、さらに見てまいりましょう…。
   

有名な料理店も、その腕を披露しています。
   
「美味しそう…でも、ここでは食べられないんだ~」と、少々お腹がすきだしたミモロ。

「お友達からもらった招待券に、おそば券も入ってた…」と、その券を握りしめて、点心席・そば席へ。
周囲は、京料理が詰まった点心のお弁当を広げています。「はい、これ…」ミモロは、係の人に、ギュッと握りしめていた、そば券を渡します。「どんなお蕎麦来るのかな?」と、ワクワク。
間もなく、ミモロの前に、小さ目な器に入ったお蕎麦が…。
「思ったより小さい…」と、ちょっと淋しそう…「でも、美味しい…」お出汁が本当に美味しくて、全部飲み干すミモロ。「京都の味だね~」と…。「楽しかったね~いろいろ見れて…」と一緒にいったお友達に…。

ユネスコの無形文化遺産に登録された「和食」。京料理は、それを代表する日本人が長年育んできた食文化。
「このお蕎麦も、無形文化遺産なんだ~」。そう考えると、毎日のように和食が味わえることって、なんと幸せでしょう。日本のネコでよかった~と、つくづく思うミモロでした。

「ねぇ、お昼何食べる…?」と、やっぱりお蕎麦だけでは、お腹はいっぱいにならなかったよう。
「ほかの無形文化遺産食べに行こうよ~。うな丼、とんかつ…どれにする?」幅の広さも和食の魅力ですね。

*祇園甲部歌舞練場での「京名物 百味会」は、本日午後4時まで、入場料はお茶席券付きで1000円です。





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