「このところ忙しくって、お花のお世話してないかも…」。29日からの写真展を控え、連日、大忙しのミモロ。ベランダのお花の世話も、ゆっくりできません。
ミモロは、とても植物を育てるのが上手。特に種から大きくするのが、得意です。
ベランダのフラワーコンテナーには、東京にいた頃、公園で拾ったドングリが、今や1メートル50センチほどの高さに。葉っぱも伸ばし、ベランダを緑にしています。
「いつかドングリなるかな?」と、ミモロ。それには、かなりかかりそう…。
その横には、昔、食べたミカンの種から育った苗も…。この木には、毎年、アゲハチョウが卵を産み、気づくと葉っぱが、ほとんど青虫に食べられていることも…。「かわいそうだけど…ミモロの木には、青虫さんは、1匹だけね~」とミモロは、ほかの卵や青虫を見つけると、そっと捕まえて、近くの公園のアゲハチョウが好きそうな木に移しています。
「今年も、きっとアゲハチョウが来るよね~」。ミモロの木の葉っぱを食べて、大きくなり、サナギから蝶となり飛び立ったアゲハチョウは、2匹ほど。今年も、アゲハチョウのために、ミカンの木にせっせとお水をやって、葉っぱの成長を促すミモロ。「青虫さんがお腹空かせたらかわいそうだから…」と、食いしん坊のミモロは、お腹がすくつらさを理解しています。
ベランダに6つあるフラワーコンテナーには、いろいろなものが育っています。
今は、パンジーの花盛り。ある日、お花屋さんの店先に「特価100円」で売っていたもの。その頃は、花はもちろん、葉っぱも少なく、元気に育つか危ぶまれたパンジーです。でも、今や、見事に、白い花をいっぱいつけて…。
そのそばには、ピンクの小さなシクラメンも花盛り。
実は、このシクラメン、昨年秋に、ミモロの写真展のデコレーションに買った、すごく小さくて弱々しいものでした。「シクラメンって、クリスマスごろに咲くんじゃないの~」と、思っていましたが、4月上旬から、次々につぼみを開き、今も、葉の下には、つぼみが…。弱そうだから、きっとすぐに枯れてしまうと思われていたシクラメンですが、なんと、冬の寒さ、雪にも耐え、このように…。「結構、シクラメンって強いんだね~。室内で育てなくていいんだ~」と。一見弱そうに見えて、なかなか根性のあるシクラメンです。
ほかにも、植木鉢で枯れかけた花を、ミモロのフラワーコンテナーに植え替えると、元気になります。
一昨年は、冬の時期、葉を落とし、枯れかけたカネノナルキ。肉厚の葉の植物は、寒さに弱いのです。でも、この冬は、雪が積もっても、元気でした。「どうしてなんだろ?」と、不思議に思うミモロです。
ベランダの角のコンテナーで育つのは、ローズマリー。これも、昨年「料理に使えるかも…」と、小さな苗を買ったもの。今や、大きく枝をのばし、薄紫の花をつけています。
ミモロは、お花の世話をすると最後に、このローズマリーを触ります。「お手てに、ハーブの香りが移って、リラックスできるよ~」と。
ミモロは、見るお花とともに、食べられるものを育てるのが大好き。今までに、ナス、シシトウ、セロリ、パセリなどを育て、食べています。今年も何か植えなきゃねー。
「これも、おそうめん食べるときに使うのー」以前、八百屋さんで買ったネギに根がついていたので、コンテナーに植えたら、また芽がでて、今や、しっかり薬味になるほど…。
「あ、芽が出てる…気づかなかった~」と、片隅の植木鉢にまいた種から、小さな双葉が出ています。これは、東山の花灯路に行ったとき、もらったヒマワリです。「もっとお世話してあげなくちゃ…」。夏になったら、大きな花が咲くかも…。
そういえば、一昨年、4つの種をまいた朝顔から、200個近い花が咲いたこともありました。
ミモロは、花や木を育てるのが上手ですが、見ていると、ただ水を上げているだけ…。でもよく花や木を見つめて、なにか話しかけています。特別な呪文?「ううん~ただ大きくなあれ~っていってるだけ…」
今年の夏も、ミモロの愛情をいっぱい受けた花や木が、どんどん大きくなることでしょう。
5月は、ガーデニングをするのに、本当に気持ちのいい季節…「空いてるスペースになに植えようかな?」とミモロ。
ミモロのフラワーコンテナーには、統一性がありませんが、ひとつひとつが元気に育ち、そのエルネギーを感じます。
気候の寒暖の激しい京都。でも、水と空気がいいのか、本当によく植物が育ちます。りっぱな日本庭園を拝見するのも楽しいけれど、小さな植物を育てることも、京都暮らしの楽しさです。
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