私は、昨年(2007年)うつ病に罹りまして、その経緯を書きますと、
2007.01 発症
出向先の中小企業で、過酷なのに、実績にならない業務を続けていまして、
2006年の後半から、少し具合が悪かったのですが、がんばっていました。
2007年1月17日早朝にラジオで「しあわせ運べるように」を聞いちゃって、
涙が止まらなくなり、一日中、仕事が手に付かず、これは、病気だろうと自覚しました。
2007.02 受診
最初は、脳外科に行ったのですが、どうも、うつ病らしいということで、
精神科の先生を紹介してもらいました。
2007.02 病欠
有給休暇と積み立て休暇を全部使い切り、その上、欠勤までしました。
2007.10 寛解
色々な抗うつ剤を試したのですが、私の場合、「アモキサン」が一番効きました。
本当に勤務可能か、試すために、三宮にある他社の事務所に出勤するようになりました。
2008.04 転勤
半年も様子を見た上で、人事部門の判断では、
「治癒」まで通常勤務が不可能だろうということで
職能資格を課長→平社員に落とされ、倉敷で雑用をするようになりました。
表向きは、就業上の負荷を段階的に増していくということでしたが、
実際にしていることは、廃封筒に紙を糊で貼るような、非生産的な「作業」でした。
2008.05 抗うつ剤減量開始
普通でしたら、2008.01くらいから減量を始めるべきところなのですが、
前記の転勤の話がありましたので、治療医の判断で、減量開始を遅らせました。
2008.10 抗うつ剤中止
色々な抗うつ剤をたくさん飲んでいましたので、全部なくすのに、半年もかかりました。
2008.11 治癒診断
診断書から引用します。
>診 断 書
>傷病名 軽症うつ病エピソードの治癒
> 上計症のため平成19手2月2日から当クリニックを受診して
> いた。寛解後経過を観察していたが、気分の変動もなく、安定
> した精神状態ですごせており、抗うつ剤も漸減してきて、平成
> 20年10月中旬より中止している。本日も特に気分の変動も
> みとめられず、軽症うつ病は治癒したと判断する。
> 以上。
>上記の通り診断する
>平成20年l1円1日
時間はかかりましたが、治療により、ようやく治癒に到ったわけです。
経緯をご覧になって、うつ病をご存知の方には、少し違和感があろうかと思います。
普通でしたら、うつ病から寛解して、様子を見るのは、1～3ヶ月で、通常勤務に戻るのですが、
私の場合、寛解から一年以上経っているのに、まだ、通常勤務に戻していただいていません。
ここまで来ますと、医療上の措置というより、人事上の都合ではないかと、思っています。
医療面からでは、「治癒」以上の治りかたは無いわけで、
もし、今後、会社側が私のうつ病を理由に、通常勤務への復任を延ばすようでしたら、
法的な措置をとりたいと思います。
