「ハートのジョーカー」 ~みもこさんのふしぎなお話~

「ハートのジョーカー」では、筆者みもこさんが体験してきた、超常現象と精神世界のお話をご紹介いたします♪

ごきぶりの、限りなく透明にちかい、純真ハート ③

2016年10月31日 13時06分38秒 | 鳥・虫

 

2016年の初夏頃のこと。

私は珍しく夜更かしをしてしまって、

夜中の3時まで起きていました。

 

その日に限って、部屋の昼夜灯(ちっちゃいランプ)なんか点けてみて、

とろ~んとした夕方のような明かりの中で、半分まどろみつつ、

神棚にむかって今日一日の感謝を捧げていました。

 

すると、神棚の中から、かわいい声がするのです。

「あれ、もういいのかな…?」

もう、最高に可愛い、マシュマロのような甘くピュアな声が。

 

とっさに、天使に違いない!と思いました。

 

そして、カタカタカタ、と木製の神棚を鳴らしながら出てきたのは、

ごきぶりでした。

 

M:(再び)「きゃあ~!!」G:(再び)「ああー!!」M:(再び)「どうしましょう。」G:(再び)「どうしよう、わたし。」

 

引っ込んでもらいましたが、こちらの心臓もあちらの心臓も、ドキドキがとまらないのが、空気を伝わってきます。

その後、私はなすすべもなく、ノイローゼのようになって、

このおそろしい共存状態に耐えながら、今ひと晩の眠りにつきましたが、

ただ黙ってはいけません。

 

翌日、防虫剤をたくさん買い込んできて、

神棚の周りに重点的に、食器棚や、逃げ出しも欲しくない所に、部屋中に

せっせ、せっせと撒き始めたのです。 これは、私からのメッセージです。

「このお家には、絶対に絶対にはいっちゃだめですよ!」

今すぐ、自らの意思で出ていくように、勧告したわけであります。

だって、ごきぶりは素早い。追って捕まえて追い出すよりは、自分の脚で出て行ってもらったほうが、何万倍も早い。

 

防虫剤の香りをあびせられた、ごきぶりは、

最初はぱたぱたと苦しんでいましたが、すぐに静かに耐えるようになりました。

 

私の方が、「死んじゃったかな?もしかして、殺しちゃったかな?」

と、心配で心配でしかたなく、こわくてたまらなくなりました。

 

数日後、神棚に向かっている時に

例のごきぶりのピュア・ボイスで

「どうしてこんなに苦しい目に遭わなきゃいけないの?何も悪い事してないのに。」

と、恨みがましい事を言っているのが、聞こえてきました。

 

M:「えー、単純に出てけばいいのに。」(汗)

 

なんで、素直にすみやかに退去するという発想が生まれないんだ。なぜなんだ。

双方、壁に突き当たり、解決の見通しなし。

 

このままではノイローゼになってしまうと思った私は、

神棚に熱心に祈りました。

 

神様のお慈悲なのでしょうか、

五日間ほど経ってから、例のごきぶりは神棚を出て、ドアの蝶番の所ではさまれて、

事故により死んでいました。

 

mimoko

 

 

ごきぶりの、限りなく透明にちかい、純真ハート ②

2016年10月31日 12時55分28秒 | 鳥・虫

2015年の終わりの冬。

ベランダで洗濯物を干している時に、植木鉢をどかしたら、鉢の陰から

一匹の茶色いごきぶりが出てきた。

驚いたのは、こちらも向こうも、両方同時。

M:「きゃあ~。」G:「ああー!!」M:「どうしましょう。」G:「どうしよう、私。」

という感じ。

しかし、私の方が、先に我に返った。

如雨露(ジョーロ)のお水を、ごきぶりの背中にぴしょっとかけてやり、

「もう、絶対ぜったい、来ちゃダメよ!お家の中も、入ったりしちゃダメですからね!」

と、厳しい教育をほどこしたのであります。

ごきぶりは、何かを背中にかけられたので、更にあわててしまったみたい。返事もしないまま鉢の陰に隠れて見えなくなってしまいました。

 

mimoko

 


ゴキブリの、限りなく透明にちかい、純真ハート ①はじめに

2016年10月31日 12時35分31秒 | 鳥・虫

ゴキブリほど、感受性のつよい虫は他にいない。

ゴキブリの吟遊詩人などがいてもおかしくないくらいだ。

 

ゴキブリの心は、澄んでいて美しく、

器のなかの水のよう。

つまり、こちら側の心の持ち様に反応して変わる。

こちらが怒っていれば、あちらも卑屈なほどにコソコソと隠れる、

こちらが穏やかに構えていれば、あちらも気を緩めている。

 

ゴキブリは素朴な気持ちで生きていて、

「どうしてこんなひどい目に遭わなきゃいけないの?何も悪い事してないのに。」

と、私に言って来た事があった。

私は今、これまでに出会ってきたゴキブリを思うと、第二次世界大戦中に

屋根裏部屋でひっそりと暮らした、あのアンネ・フランクの事を思い浮かべてしまうのです。

 

そんなみもこさんの、ゴキブリにまつわるエピソードを、幾つかご紹介します。

 

mimoko

 

 

 


西のそらの大笑いする天使

2016年10月29日 13時08分25秒 | 天使

2013年頃の事だったでしょうか…。

部屋に一人いますと、

外でおおきな おおきな 笑い声が 聞こえているのです。

それが、あまりにも おおらかで、

なんとも言えず、聞こえている 私の方まで

良い気分…。

 

どんな人が笑っているんだろう? どんな楽しい事があるんだろう?

 

そう思って、家から外へ出て、声のする方まで歩いていきました。

 

 

私達の顔に人相があるように、笑い声にも人柄がやどる。  この笑い声のようなこだわりのなさ、おおらかさ。 今までに聞いてきた中でも比べようもない。 よほどの人物には違いなく、 これ程の方が近所に住んでいらっしゃったとは知らなかった。 そして、どんな楽しい事があるんだろう?

 

直ぐ近所だと思ったのに、西の空がみえる ひろい道まで 行きました。

そして、空を見ると、すぐに わかりました。

 

なんと、西の空に おおきな天使が4人立っていて、

地上を見下ろして、さもさも面白そうにおかしくてたまらない、という感じで

大笑いしているのです。

 

樹や建物がありますので、私には天使たちから何が見えているのか、

さっぱり分かりませんでしたが、きっと誰かが

バスター・キートンや チャップリンのような 何かをやっていたみたい。

愛すべきおろかな人間の滑稽さや、哀しみを、 愛おしんで笑っていたように 見えました。

あれは、場所は「相模大野」 とかそっちの方じゃないかな。

 

その内に、天使の一人が、天使を見つめている私に気付いて、

隣の天使に「おい、こっちを見ているぞ。みえるのか、あいつ。」「ああ。」

という仕草をしておりました。

 

4人の天使は、空いっぱいになるほど、おおきくて、

透明の様な、光でいっぱいで 白いような、

そんな姿でみえました。

mimoko

 

 

 


いつも、聴こえる

2016年10月29日 12時00分41秒 | 超常現象

私にとっては、ごくごく当たり前の事なんですけど…。

いつも、色んな音が聴こえているんですよね。

 

10数種類、いろいろと キラキラした光みたいな音、

ツーンとミントブルーみたいな音、

紫色のオーロラのカーテンが揺れているかのような、波長の変化のある音

 

アスファルトみたいな沈んだ色の音、

さっきのミントブルーよりも、もっと強い青色の、三角形のような音、

頭の上のほうで、もっと強い波長の変化のある音、

 

「アー」「ミー」という声のような音は、断続的に。

シャンシャンシャンシャン、雪の夜のような音、

思い出したかのように、「アオアオアオ」という声のような音

 

・・・ 書き出すと結構ありますが、これらは通常いつも聴こえているのです。

 

時々しか聴こえてこない音もありますよ。

耳で聴いているようでもなく、 頭部全体が、マイクロフォンのようです。

 

子供の頃は、夜になるとこの音で頭が溢れて、 わずらわしく、眠れない事もありました。

隣で寝ている両親に 「宇宙人の声がうるさくて、眠れない!!」と、 癇癪を起して、泣いて訴えた事もよくありましたが、

宇宙人などいないと、うろたえる両親。私もまだ幼稚園児。

あまりにも理解されませんので、かなしく、少しづつ聴かないように自分でしてきました。

 

今では、寝る前にこの音を聴いていると、雑念が入りませんので、 よく眠れます…。 mimoko