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卒業式が終わって、最後の見回りをすませた雲雀は校舎を出た。
ゆっくりと振り返る。
生徒のひけた学校はどこかよそよそしい。
けれど自分はそんな静寂が好きだった。
今日からはここは自分の手を離れる。
もちろん、離れても傘下にはかわりない。
そのように組織だてておいたのだ。
あの子のために。
「ヒバリさん!」
想像していた人物がいきなり目の前に現れて、珍しく雲雀は動揺した。
「卒業、おめでとうございます」
見回ったときにはいなかった。
教室にも、屋上にも、それこそ応接室にも。
別に問題はない。
今日会えなくても、明日会えばいい。
そう、会いたければいつでも。
「なんか変な感じです。ヒバリさんでも卒業しちゃうんですね」
えへへ、と笑ったいつものまぬけ面がふいに歪む。
「もう、会えないなんて、うそみたい、です……」
言い終わらないうちから、涙が。
その大きな目にいっぱいになる。
「あ、あれ…??」
ひらり、桜が、そのくせのある髪にはらり。
懸命にこらえているらしい涙の代わりに落ちてくる。
らしくない。
まるで自分らしくない。
けれど、思うとおりのことをしないのはもっと自分らしくない。
「沢田綱吉」
「は、はい!」
「これ、もらいっぱなしだったよね」
以前、いまいましい大騒ぎの末、手に入れ雲雀のものとなった指輪を示してやる。
「別にいいけど借りを作るのは好きじゃないんだ」
「え、と…?」
「だから、かわりにこれをあげる」
風紀の証の学生服。
その心臓に一番近いボタンを。
「それ、大事にしなよ」
無造作に放り投げたそれを、彼はしっかり両手で捕まえる。
「あ、ありがとうございます…!!!」
真っ赤な顔で、ボタンと自分とを何度も見比べる。
その様子が可笑しくて、つい笑ってしまう。
沢田綱吉は、声をつまらせ、先ほどとは違う涙を目にいっぱいにして笑った。
な、様子を物陰から見てました。
ちも、お手てとお手てのしわをあわせてしあわせ♪
ゆっくりと振り返る。
生徒のひけた学校はどこかよそよそしい。
けれど自分はそんな静寂が好きだった。
今日からはここは自分の手を離れる。
もちろん、離れても傘下にはかわりない。
そのように組織だてておいたのだ。
あの子のために。
「ヒバリさん!」
想像していた人物がいきなり目の前に現れて、珍しく雲雀は動揺した。
「卒業、おめでとうございます」
見回ったときにはいなかった。
教室にも、屋上にも、それこそ応接室にも。
別に問題はない。
今日会えなくても、明日会えばいい。
そう、会いたければいつでも。
「なんか変な感じです。ヒバリさんでも卒業しちゃうんですね」
えへへ、と笑ったいつものまぬけ面がふいに歪む。
「もう、会えないなんて、うそみたい、です……」
言い終わらないうちから、涙が。
その大きな目にいっぱいになる。
「あ、あれ…??」
ひらり、桜が、そのくせのある髪にはらり。
懸命にこらえているらしい涙の代わりに落ちてくる。
らしくない。
まるで自分らしくない。
けれど、思うとおりのことをしないのはもっと自分らしくない。
「沢田綱吉」
「は、はい!」
「これ、もらいっぱなしだったよね」
以前、いまいましい大騒ぎの末、手に入れ雲雀のものとなった指輪を示してやる。
「別にいいけど借りを作るのは好きじゃないんだ」
「え、と…?」
「だから、かわりにこれをあげる」
風紀の証の学生服。
その心臓に一番近いボタンを。
「それ、大事にしなよ」
無造作に放り投げたそれを、彼はしっかり両手で捕まえる。
「あ、ありがとうございます…!!!」
真っ赤な顔で、ボタンと自分とを何度も見比べる。
その様子が可笑しくて、つい笑ってしまう。
沢田綱吉は、声をつまらせ、先ほどとは違う涙を目にいっぱいにして笑った。
な、様子を物陰から見てました。
ちも、お手てとお手てのしわをあわせてしあわせ♪
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なにしてんの君たち
なにしてんの君たち
なにしてんの君たち
こっちの台詞だー!!!!!!!!
ヒバリさんヒバリさーん!
ツナたんがヒバリさん、って呼ぶのがすんごく好きだ…!
久しぶりに観察レポート聴こうかな♪
なにしてんの君たち
なにしてんの君たち
こっちの台詞だー!!!!!!!!
ヒバリさんヒバリさーん!
ツナたんがヒバリさん、って呼ぶのがすんごく好きだ…!
久しぶりに観察レポート聴こうかな♪
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