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【NHK・Eテレ/フィッシャー・ディースカウを偲ぶ】:不世出の名歌手の日本公演。

2012-06-29 00:19:00 | クラシック・吹奏楽

*ドイツの名歌手 
『フィッシャー・ディースカウを偲んで』
 ~1987年の来日公演から~

NHK/ETV(旧教育テレビ=地上波)
~2012年6月30日(土=金曜深夜)午前0時~午前1時15分(75分)

20世紀の声楽界において最も偉大な歌手の称号を持つ傑物である、
ドイツ出身のバリトン歌手:ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ。
1925年生まれのディースカウ氏は、
1943年に徴兵され、
1945年にはイタリアで抑留生活を送っている。
1948年に第2次世界大戦で荒廃したベルリンの地でデビュー。
リート歌手としてもオペラ歌手としても早くから高い名声を得た。
1952年にはフルトヴェングラーとのマーラーを録音。
その演奏は声楽史に燦然と輝く名盤として今も評価が高い。
絶頂期は1960年代から70年代であり、
カラヤン、ベーム、バーンスタイン等、
巨匠たちの黄金時代に絶大なる信頼を得て、
多くの録音(オペラ・宗教曲・管弦楽伴奏)を残す。
しかし、
特筆すべきディースカウ氏の名声は、
リートにおける膨大な量の録音と品質。
特に、
シューベルト、シューマン、ブラームス、ヴォルフ等の全集は、
広く世界に認知され空前絶後の完成度を誇ると言われる。
*私程度の鑑賞力では“その凄さ”を認識できないが・・・。

私の手元にあるディースカウ氏の音源は20枚程度。

ピアノ伴奏のリートにおいては数枚程度しかない。
感想としての完璧主義は素人には分かり難く、
イタリア・オペラの歌手の様な感情の起伏も少なく、
甘い歌声で情感豊かな歌唱表現は穏やかなものに聴こえる。
例えて言えば、
METのテノール歌手が味の強いハンバーガーなら、
ディースカウ氏の歌唱は日本料亭の薄味は玄人好み。

1987年の来日時は62歳。
既に絶頂期は過ぎているものの、
年輪を重ねた確かな歌唱表現に、
鑑賞者としての期待は高まる。
*楽曲は評価の高いヴォルフのメルケ。

今回放送される来日公演から5年後。
1993年に引退を表明。
その後は若い世代の指導にあたった。

*****

2012年5月18日に86歳で亡くなった、
不世出のバリトン歌手である、
ディートリヒ・フィッシャー・ディースカウ。

番組では、
生前のディースカウ氏の偲び、

1987年の来日公演(東京)から、
『メリケ歌曲集の夕べ』
の模様を放送する。

【出演】バリトン:フィッシャー・ディースカウ
【出演】ピアノ:ハルトムート・ヘル
【声】岡本由季

<曲目リスト>

『メリケの詩による歌曲』:ウォルフ作曲

・病がいえた者の希望に寄せる歌
・朝早く
・散歩
・新しい愛
・心よ考えよ

・火の騎士
・眠りに
・真夜中
・かりゅうどの歌
・こうのとりの使い

・春に
・旅路
・愛する人に
・ペリグリーナⅠ
・ペリグリーナⅡ

・めぐりあい
・かりゅうど
・ある婚礼にのぞんで
・いましめに
・別れ

〔アンコール〕
・世をのがれて
・もうこれ以上、私は歌えない
~ハイゼの詩によるイタリア歌曲~

【収録:1987年11月1日/サントリーホール(東京・赤坂)】

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