mimi-fuku通信

このブログを通して読み手の皆様のmimiにfukuが届けられることを願っています。

アマゾン(Amazon)での予約購入(輸入盤)の問題点と注意点。

2012-04-16 21:45:00 | 経済・産業・mono

今年の1月23日に当ブログで紹介した、
『トスカニーニ・コンプリートRCAコレクション(84CD+DVD) 』
http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/d/20120123
の販売がまた延びた。


輸入盤BOXの販売日時が延びることについて苦情はない。
このCD・BOXについては、
当初の販売予定は3月5日と告知されていた。

しかし、
mimi-fuku通信でお知らせの通り、
HMVとタワレコでは3月27日の発売を告知。
アマゾンでも販売日時を3月27日に訂正し、
3月27日には4月16日の販売延期と再変更。


3月30日に遅ればせながらアマゾンから1通のメール。
お客様にご予約いただいている以下の商品の発売日が変更されたため、
お届け予定日を変更いたしましたのでお知らせいたします。
[Arturo Toscanini "Toscanini Collection]
お届け予定日:2012-04-19 ~ 2012-04-21

そして今日。
2012年4月16日のアマゾンのページを確認すると、

“通常2~5週間以内に発送します”
と言う既に販売されている旨の告知。
*既に発送を開始している場合は私の誤解。


不思議なのは、
HMV、タワレコともに1週間前には、
4月24日の発売に変更(延期)された旨の告知。

輸入盤の場合は遅れることは常なので、
正確な情報(現時点での)を知らせてくれるだけでよい。
その点では、
アマゾンの予約の取り方と告知に些かの苦言を呈したい。
*事前告知でなく販売予定日の当日告知についての苦言。

また、
アマゾンでの購入の注意点として、
アマゾンに在庫がない場合に他店が代行する場合があり、
その場合は市場価格よりもかなり高額になる場合があること。
オープン価格の商品は仕方がないとして、
書籍や定価があるAppleの製品すら高額販売されることもある。

それぞれの店頭(出品者)の商売なのだから、

儲けられる時に儲けることに異論はないが、
欲しい人の足元を見た価格もあり注意も必要。
*その場合は他のネット・ショップで価格を再確認。
意外と簡単に割安価格で手に入る場合もある。


また、
アマゾンのページでありながら、

在庫を持っている他店の価格が表に出て、
欄外の“こちらからも買えますよ”のリンク先に、
アマゾンの正規価格(在庫切れ)が表示される場合もあり、

購入を急がなければ“こちらからも買えますよ”も要確認。

『Toscanini Collection (Box set, Import, from US) 』
を当ブログ内で紹介した人間としては心苦しいが、
注文された方は今しばらくお待ちください。

と同時に、
当ブログで推進する、
書籍等の地元で手に入る定価商品については、
地方経済の活性化や地方税収保護のため、
できるだけ地元の販売店をご利用ください。

余計なお世話ですが、
よろしくお願いします。

【追記:4月17日・夜】
1日経ってアマゾンのHPを確認した。
発売予定日は2012年4月24日です。
ただいま予約受付中です。
に訂正されている。
*真意を問うつもりはない。

お断りしたいことは、
販売日の遅延についてアマゾンに責任はない。
恐らく受注が予想を上回り生産が追い付かなくなったメーカーの、
配布判断に販売者(輸入業者)が振り回された形だろうと推測する。

消費者にとって重要なことは遅延の情報が入った時点で、
販売者は逸早くWeb上の情報開示をして欲しいと言う事。

また本文で記入した通りにトスカニーニの貴重な全集は、
アマゾンでは発売と同時に在庫切れも予想されることから、
商品ページの価格が不当に高いと感じたら、
欄外の“こちらからも買えますよ”のリンク先を確認。

納期を選ぶか価格を選ぶかは消費者に判断に委ねられるが、
後で振り返って後悔しないよう衝動買いには気を付けて欲しい。
と、
これも余計なお世話か(笑)。

【追記:4月19日・夜】
PCを開くとアマゾンから1通のメール。
内容は、
お客様にご予約いただいている以下の商品の発売日が変更されたため、
お届け予定日を変更いたしましたのでお知らせいたします。
Arturo Toscanini "Toscanini Collection"
お届け予定日: 2012-05-04 ~ 2012-05-06
アレッ?と思いWebを確認すると、
Arturo Toscanini "Toscanini Collection"
発売予定日は2012年5月1日です。
ただいま予約受付中です。

習慣的にタワレコとHMVを確認すると、

発売予定日は4月24日のまま。
今回はアマゾンが逸早く最新情報を告知。
繰り返すが、
販売の遅延についてアマゾンには責任はない。
そのことを肝に銘じて“のんびり”と待とう。
手に入れば何時(いつ)でもイイ。
思い通りにならずとも腹を立てず待つ楽しみ。
それも粋(いき)な心持ちだ。

*この商品は2012年5月1日。
各社同日に一斉発売が行われた。


*****

今月の購入がなくなったことで、
アマゾンを通じてAppleTVを購入した。
私の小遣いの中でのWebの購入金額の上限が1万円以下。
1万円以上する商品は月をまたいで積み立てをして購入。
逸早い情報にAppleTVの先行購入を決めた。
世の中にはそんな消費者もいる。
膨大な商品の中で最新情報の告知は難しいだろうが、
最新の情報と個人個人の懐具合と金銭感覚。
情報が4月24日のままなら今日の注文はなかった。
そんな事例も併せて記載する。

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【束の間の雑談】:ポリーニ×アルゲリッチ×内田光子をBSで。

2012-04-16 00:05:55 | クラシック・吹奏楽

見たい番組と見たい番組の間の、
私にとっての束の間の時間。

今夜(15日)見るべき番組は、
『ポリーニ&ティーレマン:ブラームスの1番』
クラシック・ファン土曜深夜のお楽しみだった、
BSプレミアム・シアターが4月から、
「誰が見るのよ?」
の日曜深夜(月曜未明)に時間変更。

随分と前から気付いていたのだけど、
2012年4月のプレミアム・シアターは、
現代を代表する3大ピアニストの特集。

プレミアム・シアターのHPを少し転載すると、
4月23日の未明になる2時17分ごろからは、
『クラシック・アーカイブス:1977年のアルゲリッチ』
<曲 目>
ピアノ協奏曲 第1番変ロ短調0p23(チャイコフスキー作曲)
<ピアノ>
マルタ・アルゲリッチ
<管弦楽>
ロイヤル・リバプール・フィルハーモニー管弦楽団
<指 揮>
チャールズ・グローヴズ
収 録:1977年2月6日
ギルド・ホール(イギリス・プレストン)

*****

<曲 目>
ピアノ協奏曲 第3番ハ長調0p26(プロコフィエフ作曲)
<ピアノ>
マルタ・アルゲリッチ
<管弦楽>
ロンドン交響楽団
<指 揮>
アンドレ・プレヴィン
収 録:1977年5月3日
フェアフィールド・ホール(イギリス・クロイドン)
は、
クラシック・ファンなら乱舞しそうな嬉しい選曲。


さらに、
4月30日午前1時からは、
『内田光子・イン・ザルツブルク2011』

<曲 目>
1. 三重奏曲 「ノットゥルノ」変ホ長調 D.897(シューベルト)
2. 歌曲集「詩人の恋」(シューマン)
3. 「月につかれたピエロ」(シェーンベルク)
<出 演>
内田 光子  (ピアノ/1~3曲目)
イアン・ボストリッジ (テノール/2曲目)
マリーナ・ピッチニーニ (Fl, Picc/3曲目)
アンソニー・マックギル (Cl,BCl/3曲目)
マーク・スタインバーグ (Vl/1,3曲目、Va/3曲目)
クレメンス・ハーゲン (Vc/1,3曲目)
バルバラ・スコヴァ (シュプレヒシュティンメ/3曲目)
収 録:2011年8月10日
モーツァルト劇場(ザルツブルク)

*****

『内田光子&ヤンソンスのバイエルン放送交響楽団演奏会』
<曲 目>

ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 作品37(ベートーベン)
<ピアノ>
内田 光子
<管弦楽>
バイエルン放送交響楽団
<指 揮>
マリス・ヤンソンス
収 録:2011年3月17,18日
フィルハーモニー・ガスタイク(ミュンヘン)
が放送される。

<独り言>

ピアニストとコンピューター。

ふとそんな言葉が頭をよぎった。
コンピューターのように
と文字にすれば、
それは“完璧な”を意味すると認識。

完璧なテクニックと言えば、
その最右翼に位置するのが、
若き日のマウリツィオ・ポリーニ。
特に、
70~80年代の録音は大理石と形容される、
豪華絢爛でありながらミスのない強烈な音の運びは、
その時代の多くのピアニストを落胆させた。

誰であったか定かでないが、
日本の女流ピアニストの言葉で、
「ポリーニさんの演奏を聴きながら、
なんで自分程度の人間が、
ピアニストをやってるんだろう?
と失望感を感じる。
でも、
フランソア(サムソン)のピアノを聴いて、
自分にも〝できること〟はあるはずだ
と希望を持てる。」
のニュアンスが、
強く印象に残っている。

“完璧がどれほどのものか?”

もし世界中の研究者が束になって、
コンピューターにベートーヴェンの難曲中の難曲である、
29番のソナタをプログラムして音に変換・録音したとして、
必ずしも誰もが感動するとは限らない。
それどころか、
プログラムする人間に“音楽のセンス”がなければ、
楽譜に忠実な完璧なだけの演奏は、
抑揚のないつまらない音の集合体に聴こえるだろう。
*ポリーニの完璧は決してコンピューターの完璧とは異なる。

それこそ(データに忠実で完璧な答え)が、
コンピューターが人間を超えることができない壁なのだ。
*正しいデータが入力されない限り誤った答えを出し続ける。
ただし自然や感情と言った正しいデータが不鮮明な場合は、
どんなに優秀なコンピューターでもデータの入力は不可能に近く、
データがなければ解答を出すことができない事実も認識すべき。

落語家には高座に上がるまで演目を決めない名人がいる。
客席の空気を読み解きその場にあった演目を演じる。
一流を呼ばれる多くの演者は落語家に限らず、
“場を読む能力”に長けた人達であり、
マニュアルにはない独自のデータを持っている。

コンピューターが人間(仮にピアニスト)を超えることができない、
もうひとつの壁は〝楽譜にない音〟を巧みに使い分ける能力。

超一流と呼ばれる多くのピアニストは、
1音1音の長さや強弱を巧みに使い分け、
音の粒立ち、フレーズの揺らぎ、等、
楽譜には書き込まれていない、
独自の感情(答え)を表現する。
*それは書(しょ)と同じで100人100様。

ピアニストにおける感情表現は、
時に作曲者の心情を推測したり、
時に過剰な自己表現を演出したり、
時に無表情を決め込み、
楽譜を忠実に再現したり。

とここで時間だ。
既に、
『悲劇的序曲』
が始まっている。

 【追記:4月16日・夜】

なんと言ってもお薦めは1977年のアルゲリッチ。
ポリーニと並ぶ両巨頭として20世紀後半を牽引。
男性のポリーニ×女性のアルゲリッチ。
欧州のポリーニ×南米のアルゲリッチ。
当時は技術面ではポリーニに一歩譲るものの、
ノッテルときのアルゲリッチの熱は当代最強。
ポリーニのようなキラキラとした粒立ちはないもの、
音のキレは一歩も引かず生きた音の表現者。

高性能の自動車に例えれば、
ポリーニが精密機械のポルシェなら、
アルゲリッチはじゃじゃ馬のフェラーリ。

この例え話に興味を持たれたら、
ご自分の耳で確認してください。

お薦めです!

コメント (1)
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【束の間の雑談】:プリプリ&コメコメを観て感じたこと。

2012-04-16 00:04:44 | mimifuku

さっきまでWOWOWで米米、プリプリ、TMのライブを観てた。
番組が終わり午前0時からのポリー二のブラームスまで束の間の時間。
BGMは昨晩にCSで録画したラッシュのスネーク&アローズ・ライブ。

バック・トゥ・ザ・フューチャーズならぬ、
バック・トゥ・ザ・エイティーズ。

80年代に大活躍した3組のレジェンドの復活。
場所は幕張メッセ。
イベント・ホールではなく四角い展示場の方。
“なぜここなの?”
場内の、
“音響”はどうだったんだろう?

やはりプリプリに注目。
それほど熱心だったわけでないけれど、
キャッチーな楽曲は覚えやすく、
ボーカルの岸谷(奥井)香さんの親しみやすさ。

1980年代当時は、

レベッカ、ショーヤ(SHOW-YA)、プリンセス・プリンセス
の3組の女性ボーカル・バンドが強く印象に残る。
メインボーカルは、

ノッコ(NOKKO)、寺田恵子、奥井香のキャラの違う3人。
パフォーマーとして群を抜いていたノッコ。
最もロッカーとしての雰囲気を持っていた寺田恵子。
明るく気取りのない雰囲気が異色のロッカー?奥井香。

18年ぶりのライブは其々に〝たどたどしさ〟はあったけど、
ヒット・パレードの選曲は〝どれもこれも〟が口ずさめた。

失礼な言い方だがオバちゃんになっても明るい雰囲気は変わらず、
しっかりとガールズ・バンドの先駆者としての役割は果たした。
プリプリを支えただろう第2次ベビーブーム世代の少女たち。
日本の未来に一番必要なのは彼女達の世代の発想なのだろう。
そんな気がする。

米米は石井さんの声がやはりすごい。
少し時代は違うが、
シャネルズ(ラッツ)の鈴木雅之さんと、
米米(コメコメ)の石井さんのライブを観て、
〝おちゃらけ〟がなくても立派に成立するのに
って思ってたけど、
今日の映像を見て、
“おちゃらけイイよね!”
なんて感じる自分の変化に驚いた。
と言っても、
40分弱のライブが2時間のワンマンだと、
さすがに疲れるだろうけど。

TMは音に熱がないので当時から苦手なバンド。
今夜も映像を確認して面白いとは感じなかった。
と、
これはあくまでも個人の感想です(笑)。

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