*台風第20号 (ルピート)
http://www.jma.go.jp/jp/typh/0920.html
台風20号による直接的な被害報道はありませんが、
伊豆諸島の八丈島近海で乗組員8人が行方不明となった、
漁船:第1幸福丸の転覆事故は記憶に残ります。
船内に残された3名が転覆(24日)から4日後の28日に救出。
船外に出た4名が行方不明。
救命いかだで脱出した船長が死亡。
海上保安庁の活躍と奇跡の生還は大きなニュースになりました。
<27日15時の実況>
大きさ:-
強さ :-
温帯低気圧
存在地域 北海道の東
中心位置 北緯 42度00分/東経 150度00分
進行方向、速さ 北北東 85km/h(45kt)
中心気圧 960hPa
<27日12時の実況>
大きさ:大きい
強さ :-
存在地域 北海道の東
中心位置 北緯 40度50分/東経 147度30分
進行方向、速さ 北北東 100km/h
中心気圧 965hPa
25m/s以上の暴風域 東側440km 西側280km
台風20号は北に位置する寒気の影響で勢力を増しながらも、
温帯低気圧に変わりました。
昼頃には100kmの速度で移動し暴風域も急速に拡大。
しかし中心位置が、
列島との間に距離があったことと強風域が東側に拡大したことで、
各地で大きな被害が出なかったのは幸いでした。
また注目すべき点として進行方向が北東方向への速度の加速と、
強風域の南西方向の風速が相殺されるのかに興味を抱きました。
温帯低気圧は北上に伴いさらに勢力をアップし、
今暫くは北日本の風の強い状態は続きます。
<26日19時の実況>
大きさ:大型
強さ :-
存在地域 八丈島の南南西 約350km
中心位置 北緯 30度30分/東経 137度50分
進行方向、速さ 北東 60km/h(33kt)
中心気圧 980hPa
最大風速 30m/s(55kt)
最大瞬間風速 40m/s(80kt)
25m/s以上の暴風域 全域 170km
15m/s以上の強風域 南東側 560km/北西側 440km
大型に発達した台風20号は予想以上に速度を速め北東に進行。
暴風域は拡大しており間もなく伊豆諸島が暴風域に入る見込み。
関東の東南部も今夜中に強風域に入り午前3時にも暴風域に入る可能性。
台風が速度を速めているために暴風域内では瞬間的に40㍍を超える暴風。
特に未明~明方の関東地方は思いもかけない嵐に要注意。
その後台風は勢力を急速に拡大。
お昼には東北の東の海上、夕方にも北海道の東の海上に進行。
根室沖では960hPaにまで発達し移動速度は70kmを超えることから、
東日本では27日は大荒れの状況が必至の予報になっています。
進路が列島の沿岸を進む場合は至る箇所で50㍍近い瞬間風速も示唆され、
台風が過ぎ去るまでの数時間は屋内で待機してください。
2004年の台風18号を髣髴させる北上しながらの発達に、
厳重な注意が必要です。
<25日19時の実況>
大きさ -
強さ -
存在地域 南大東島の西南西 約180km
中心位置 北緯 25度10分/東経 129度30分
進行方向、速さ 東北東 25km/h(14kt)
中心気圧 980hPa
中心付近の最大風速 30m/s(55kt)
最大瞬間風速 40m/s(80kt)
25m/s以上の暴風域 全域 110km(60NM)
15m/s以上の強風域 西側 560km/東側 370km
予想以上に早く沖縄の南海上に達した台風20号の影響で
現在、沖縄本島~南西諸島が強風域に入っています。
今夜半にも大東島を暴風域に巻き込み奄美~鹿児島県南部が
明日にも強風域に入る可能性が高まっています。
決して強力な台風とはいえませんが雨風が強まる可能性が高く、
特に海上では大時化(おおしけ)が予想されます。
台風から伸びる前線の影響で、
列島でも太平洋側は荒波や風雨に注意。
<お知らせ>
23日と24日は出張のため実況を記述できません。
申し訳ありませんがご了承ください。
<22日18時の実況>
大きさ:-
強さ :強い
存在地域 フィリピンの東
中心位置 北緯 18度50分/東経 124度05分
進行方向、速さ 北西 ゆっくり
中心気圧 965hPa
中心付近の最大風速 35m/s(70kt)
最大瞬間風速 50m/s(100kt)
25m/s以上の暴風域 全域 130km(70NM)
15m/s以上の強風域 北西側 560km/南東側 370km
フィリピン北部を強風域に巻き込んだ昨晩とほぼ同じ状態。
現在の位置に2~3日間ほど停滞する時間が続き、
その後向きを北→北東に変える見込みは昨日にも記述しましたが、
予報の中心位置を確認すると26日午後にも先島諸島に暴風域が接近。
その後沖縄本島へと進む可能性が高く気象予報に留意してください。
<21日18時の実況>
大きさ:-
強さ :強い
存在地域 沖縄の南
中心位置 北緯 19度35分/東経 125度55分
進行方向、速さ 西南西 15km/h(8kt)
中心気圧 965hPa
中心付近の最大風速 35m/s(70kt)
最大瞬間風速 50m/s(100kt)
25m/s以上の暴風域 全域 120km(65NM)
15m/s以上の強風域 北側 480km/南側 410km
強い台風20号は昨晩よりもさらに勢力が衰え、
ゆっくりとした速度で西南西に進んでいます。
フィリピンへの直撃の可能性は緩和され暴風による被害は、
最小限に留まりそうな見込みでしょうか?
しかし速度が遅く今後ほぼ停滞する模様でフィリピン北部は強風域の中、
雨風が強まると予想され特に大雨による水害被害が懸念されます。
懸念と言えば、
24日をキーポイントに北→北東に向きを変え、
週明けには先島諸島に接近する可能性も示唆されています。
<20日18時の実況>
大きさ:-
強さ :強い
存在地域 沖縄の南
中心位置 北緯 20度35分/東経 129度25分
進行方向、速さ 西北西 15km/h(8kt)
中心気圧 950hPa
中心付近の最大風速 40m/s(80kt)
最大瞬間風速 60m/s(115kt)
25m/s以上の暴風域 全域 130km(70NM)
15m/s以上の強風域 全域 440km(240NM)
昨晩よりも勢力、暴風域の大きさとも著しく弱くなっています。。
それでも強い勢力を保ちフィリピン北部に進路を進めており、
まだまだ油断できない状況は続きます。
南西諸島での波の高い状態が2日ほど続きそうです。
<19日18時の実況>
大きさ:-
強さ :非常に強い
存在地域 フィリピンの東
中心位置 北緯 19度10分/東経 132度50分
進行方向、速さ 西北西 15km/h(8kt)
中心気圧 930hPa
中心付近の最大風速 50m/s(95kt)
最大瞬間風速 70m/s(135kt)
25m/s以上の暴風域 全域 190km(100NM)
15m/s以上の強風域 全域 440km(240NM)
台風20号は幸いなことに当初の予報よりも発達することなく、
現在が勢力のピークだと気象庁は判断しているようです。
しかし暴風域にかかると思われる21日午後の勢力が940hPaと、
非常に強い勢力での接近になるためフィリピン北部では厳戒態勢が続きます。
また台風が南よりに進路をとるとマニラ周辺への上陸も示唆され、
不安な日々が続きます。
<18日18時の実況>
大きさ:-
強さ :非常に強い
存在地域 フィリピンの東
中心位置 北緯 17度35分/東経 133度55分
進行方向、速さ 東北東 10km/h(6kt)
中心気圧 940hPa
中心付近の最大風速 45m/s(90kt)
最大瞬間風速 65m/s(130kt)
25m/s以上の暴風域 全域 240km(130NM)
15m/s以上の強風域 南西側 500km/北東側 410km
非常に強い台風20号は今後も勢力を強めながら
予想に反して東北東に進行しました。
今後は向きを北西に変え21日の午後にも、
フィリピン北部が暴雨風域に入る可能性。
大型で猛烈な台風に変わる可能性も高く、
フィリピン北部では厳戒態勢が続きそうです。
<17日18時の実況>
大きさ:-
強さ :強い
存在地域 フィリピンの東
中心位置 北緯 15度55分/東経 132度20分
進行方向、速さ 北 ゆっくり
中心気圧 955hPa
中心付近の最大風速 40m/s(80kt)
最大瞬間風速 60m/s(115kt)
25m/s以上の暴風域 全域 190km(100NM)
15m/s以上の強風域 北東側 480km/南西側 370km
強い勢力の台風20号は今後さらに発達して、
フィリピンの東の海上をゆっくりと北西に進む見込みです。
<16日18時の実況>
大きさ:-
強さ :-
存在地域 フィリピンの東
中心位置 北緯 14度00分/東経 134度55分
進行方向、速さ 西北西 35km/h(18kt)
中心気圧 980hPa
中心付近の最大風速 30m/s(55kt)
最大瞬間風速 40m/s(80kt)
25m/s以上の暴風域 全域 90km(50NM)
15m/s以上の強風域 全域 370km(200NM)
16日早朝に台風20号が発生しました。
今後非常に強い勢力に成長し、
フィリピン近海に接近する予報がでています。