mimi-fuku通信

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村治佳織 比叡山 延暦寺コンサート 

2008-02-28 20:51:46 | クラシック・吹奏楽

村治 佳織
「比叡山 /延暦寺コンサート」
             
ハイビジョン クラシック倶楽部

2008年 3月  3日 (月) 06:00~06:55 (放送終了)

2008年 3月 10日(月) 13:00~13:55 (再放送)
http://www.nhk.or.jp/bsclassic/hvcc/index.html

 村治佳織さんのアルバムで、mimifukuがお気に入りなのは、
 「カヴァティーナ CAVATINA 」(1998年11月21日発売)だ。
 年に2~3回は、聴いている。
 多分、1200枚以上所持している音楽CDの中で、聴く機会は多い方だと思う。
 中でも、映画「ディア・ハンター」のテーマである表題曲は好きだ。
 このアルバムは、落ち着いた選曲が多く、録音も鮮明で、深夜ボーっとお酒でも飲みたい時に引っ張り出すことが多い。

 村治さんのギターは、かつての巨匠達のように、ふんわりと(たぶん、古い録音のせいだと思うが、)しているわけでもなく、現代の巨匠達のように超絶技巧を駆使したメリハリの利いた演奏でもない。
 一音々々丁寧に押さえ、しっかりとした音色で奏でられるので、安心して聞くことができる。
 TVやCMにも多数出演されているのでご存知の方も多いと思うが、美形な顔立ちは、多くの面で得をされていると思う。(逆に困ることも多いと思うが・・・。)
 そのため、純粋なクラシック・ファン以外の支持者も多いと聞く。
 TVで拝見する限りは、クラシックからイメージされる、「上品な。」と言うよりも、サバサバとした男っぽい面が多い方に感じられるが如何だろうか?

 タイプは全然違うのだが、松たか子さんのように、親子2代で受け継がれる血のようなものを村治さんに感じることができる。
 今の村治さんの演奏スタイルも好きだが、欲を言えば、松さんのようにドンドンと前に出て、これまでと違った自分にチャレンジすることができればもっと素敵になれる。

 比較的熱くなることのない村治さんのステージだが、今回はどのような演奏を見せてくれるのか?
 今回も、癒し効果の高い村治さんのギターに期待しようか。
  
 ~プロフィール~

 村治 佳織(1978年4月14日生まれ。東京都出身。)
 3歳頃からギタリストであるの・村治昇氏に習い始める。
 10歳からはクラシックギタリストの福田進一氏に師事。
 1989年、ジュニア・ギターコンテストにて最優秀賞を受賞。
 1992年、ブローウェル国際ギター・コンクールや東京国際ギター・コンクールで優勝。
 1993年、津田ホールにてデビュー・リサイタルを開催。
 1994年、日本フィルハーモニー交響楽団と共演し、協奏曲デビューを果たす。
 1995年、イタリア国立放送交響楽団の日本公演にソリストとして同行。
        全国各地で演奏し、高い評価を得る。
        第5回出光音楽賞を最年少で受賞。
 1996年、イタリア国立放送交響楽団の定期演奏会に招待される。
        このコンサートの模様は、ヨーロッパ全土にテレビ放映される。
 1997年、フランス・パリのエコールノルマル音楽院へ留学。
        アルベルト・ポンセ氏に師事。
 1999年、TV番組の収録を通して、作曲家:ホアキン・ロドリーゴと出会う。
 2003年、英国の名門クラシック・レーベル/デッカ・レコードと契約を結ぶ。
        日本人演奏家として初めてとなるインターナショナル長期専属契約。
 2005年、右手後骨間神経麻痺により演奏活動を休止。治療・静養に専念。
        本人は、「神様が与えてくれた休日。」と、後日談。
 2006年、回復後、ツアー、レコーディングを再開し、周知の活躍。


【放送される曲目リスト】

「ギターのための12の歌」 より、( 武満 徹 編曲 )  
 
   “ロンドンデリーの歌”  ( アイルランド民謡 ) 

< 2004年11月23日,/滋賀県大津市 比叡山延暦寺 にない堂 >


サウダージ No.3  ( ディアンス作曲 ) 

過ぎ去りしトレモロ  ( バリオス作曲 ) 

< 2004年11月24日,/滋賀県大津市 比叡山延暦寺 根本中堂 >

「ギターのための12の歌」 より、( 武満 徹 編曲 )  
    “ヘイ・ジュード”  
   “ヒア・ゼア・アンド・エヴリウェア”  (レノン&マッカートニー作曲 ) 
   “オーバー ザ・レインボー”  ( ハロルド・アーレン作曲  ) 

< 2004年11月23日,/滋賀県大津市 比叡山延暦寺 にない堂 >


「エピタフィオス」 から  ( テオドラキス作曲 ) 
  “不死の水”  
  “わが星は消えて”  
  “きみは窓辺にたたずんでいた”  

「ギターのための12の歌」 から
  “早春賦”  ( 中田 章 作曲 /武満 徹 編曲 ) 

「全ては薄明の中で」  ( 武満 徹 作曲 ) 

「ギターのための12の歌」 から
  “ラスト・ワルツ”  ( レス・リード & バリー・メイソン作曲 /武満 徹 編曲 ) 

< 2004年11月24日,/滋賀県大津市 比叡山延暦寺 根本中堂 >

   注:曲順に付きましては、異なった発表がありますのでホーム・ページでお確かめください。
              

コメント (1)
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