『我が偽りの名の下へ集え、星々』紹介ブログ

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宙雷艇

2017-05-03 | 設定:宇宙船、メカニック
その名の通り魚雷艇の役割をそのまま宇宙へ持っていたもの。ただし装備している兵器は魚雷では無くほとんどがミサイルなので、厳密に言うとミサイル艇だが(作中では)宙雷艇(space torperde boat)という呼び方が一般的で有る。
宇宙時代のごく初期から銀河共同体時代までは使用されていたが、汎銀河帝国時代になり一度は使用されなくなった。これは帝国軍の艦艇に共通した仕様、規格が無くなり、貴族は見栄えの良いものばかり、企業は高く売れるものばかりを生産した為だとも言われている。いわゆるヒルデガルド帝の軍制改革時にもこの艦種は顧みられなかった。
宙雷艇が再び脚光を浴びたのはバルトロメウス帝以降、徐々に帝国国力低下が顕著になってからである。各貴族領、自治領は大型艦を購入する余裕が無くなり、また経済的な事情から海賊に身をやつす者も増え始めた。さらにイスカンダル計画で過剰生産されたリヴァプール級の各モジュールが安価で帝国から払い下げられ、K型巡視艇、警備艇と改装されていた。このK型をさらに改装して対艦ミサイルやレーザー機雷を装備できるようにしたのがK型宙雷艇である。しかしあくまでその場しのぎの改装品なので、仕様はまちまちで統一されていなかった。
グレゴール帝の時代になり、軽巡洋艦というクラス分けが廃止され、駆逐艦が大型化したので、より小型の艦艇が必要になり、完全な新設計で最初から宙雷艇として制作されたのがP型宙雷艇である。
宙雷艇の主な用途は、大型艦では入り込めない小惑星やデブリの密集地帯に入り込み、索敵を行い必要とあらば攻撃する事である。乗員は十人未満で対艦ミサイル、レーザー機雷などを装備する。装甲はほとんど施されておらず、あくまで索敵と牽制、陽動を目的としており、特に大型の敵艦を確認した後、対艦戦闘は待機している駆逐艦、巡洋艦に引き継ぐ。
また平時においては海賊船、密輸船とも交戦する場合がある。本来は巡視艇、警備艇の仕事だが、グレゴール帝の時代になり、海賊など犯罪組織の装備が充実してきたので、宙雷艇に支援が要請される事が増えた。
P型宙雷艇はディストーションエクステンダーモジュールを追加する事で、リープストリーム突入能力を得た画期的な艦種である。しかし専用のカシミールエンジンは備えておらず、母艦から供給された電力をバッテリーに貯えてディストーションエクステンダーを動作させるので、その稼働時間は数時間程度であり、長距離の超光速飛行は出来ない。
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