ANDANTE 〜アンダンテ〜

海と犬と猫とローラーカナリアと

恐いお話し

2010-05-30 16:23:44 | 北斗のこと

       

昨日は快晴。うすら寒さも解消され、久しぶりに海岸へ行きました。北斗、気持ち良さそうでしたが、夜は珍しく興奮気味。お外の空気は脳を刺激するのでしょうか。3回ほど大きな声を出し(久しぶりに聞く声でした)、寝つきも悪く、少し心配しました。まぁ、いつのまにか北斗も私たちも眠ってしまいましたが。そのせいか、昼間は眠そうにしています。

さて、実家での北斗の遁走については前にお話したとおりですが、神戸に住みはじめてお散歩に行けなくなるまでの間に3回の遁走劇がありました。

その中の一番恐いお話しは…

休日の朝早く、夫が北斗を散歩させたときのことでした。
朝の散歩は北斗にとっては待ちに待った楽しみで、毎回リードを付けられるのも待ち切れないほどでした。その日、扉を開け、リードを付けようとした瞬間、北斗は勢い余って飛び出しちゃったのです。逃げようというのではなく「早く、早く~!!!」というカンジで、夫が後について走って来るのを確認しながらドンドン先を行ったそうです。いつもの2号線脇の道ではなく、その手前にある小道を夫が来るのを振り返り確かめながら走る北斗。その道沿いにある家には秋田犬が飼われていて、犬小屋がありました。普段はその秋田犬は家の中にいて、犬小屋は空っぽでした。その日、先を走る北斗、何を思ったか、ひょいっとその犬小屋を覗いたのです。運悪く、そこには秋田犬が入っていました!その犬は飛び出してきて北斗に襲い掛かったのです。背中に覆いかぶさるように羽交い絞めにされていたときに夫が追いつき、持っていた傘で2頭を引き離しました。秋田犬から逃れた北斗は驚いてか、そのまま遁走… そして、小道を抜け、次に2号線を横断したのです!またまた追いかける夫。でも、信号がなかなか変わらず、やきもきしながら北斗を目で追うと、2号線を無事に渡った後、今度はさらに東海道線の線路を越えて行ったのです。その先は海岸。海岸まで行けばとりあえずは大丈夫と思いきや、なかなか夫が来ないからか、北斗はUターンしてまた線路を渡って戻って来ました。信号が変わって夫が2号線を渡りきったところに北斗が現れ、そこでやっと御用!

夫が帰ってきてその話しを聞いた私はぞ~としました。だって、北斗が経験したのは「秋田犬に襲われる」「幹線道路の2号線を渡る」「東海道線の線路を渡る」という三つの恐怖だったからです。
2号線(大阪市~北九州市)は車の往来が激しい道路ですが、その日は休日の朝だったので、車が少なかったようです。そして、線路。これもラッシュ時だとひっきりなしに列車が通るのですが、やはり本数が少ない時間帯でした。そうは言ってもタイミングが悪ければ… ほぼ無傷だった北斗(背中に噛まれた小さな傷がありました)、つくづく運の強い子だと思いました。もっとも、遁走なんてするから恐い目にも遭うので、一概に運が良いとも言えませんが~(苦笑)

皆さんにもこんな恐い体験があるのでしょうか?… 女の子ワンコにはない話でしょうか?

       
       2004年春

写真は、いつもこんな顔をして散歩に連れて行ってもらうのを待っていた北斗。
この後ろの扉から遁走しました。ガラスが汚れているのはいつも北斗が脚でカシャカシャするからです~。掃除の怠慢って説もありますが・・・(汗)

コメント (19)
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