れいの絵日記

写真付きで日記や趣味のブログ

再び冬木

2017-03-26 14:18:27 | 日々の暮らし
23歳の頃から、短歌の結社で15年ほど勉強させて頂いた。
「アララギ派」の斉藤茂吉と共に歩んだ「佐藤佐太郎氏」の「歩道」で。

その氏の一首に
「憂いなくわが日々はあれ紅梅の花すぎてよりふたたび冬木」 佐藤佐太郎

昭和40年、氏の56歳の作品だ。

咲きはじめて花の終わったその木は、春の芽吹きまでまたもとの裸木のさまに還る。
寂しいような静かな感じだが、それを「花すぎてよりふたたび冬木」と。
解説者の由谷一郎氏も、言葉がゆらぎ出ているような感じであると書いておられた。

子育てに、忙しく過ごした時期は「梅の花も散った!」としか感じられなかったが
歳を重ねた今、庭の梅を見る度に、この一首のまろやかな響きを思い出す。
ジャンル:
その他
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 庭の三つ葉 | トップ | たんぽぽ »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

日々の暮らし」カテゴリの最新記事