障がい者就労支援ネットワークセミナー

先日、我が家で過去3年間行なってきた「ひきこもりの若者の就労支援活動」について、セミナーで発表の
機会が有りましたので、感想をお知らせしたいと思います。



依頼があったのは、国や道から依頼を受けて十勝管内全域の障がい者の就労支援事業を行っている事業所、
「十勝障がい者就業・生活支援センター　だいち」からでした。

参加された方は、音更町、鹿追町、士幌町、上士幌町の障害福祉担当者、高等養護学校、保健所、
ハローワーク、高校進路指導部、手をつなぐ親の会、障がい児を抱える親御さんなどでした。



統合失調症などの経験者でアルバイトの経験がない若者や、一時就業しても、人間関係につまずいたり、
仕事が合わず職場を転々としている若者、自分の存在価値を見いだせず働く意欲が沸かない若者など、過去3年間に
延11名、延作業日数で87日受け入れ、道の定めている時間給を支払ってきましたが、この事について、
我が家での農作業が、彼らの就職に少しは役立っている実態を紹介させて戴きました。

精神、知的、身体などの障がい者を独り立ちできる様に日々真剣に業務の一環として努力されている方々ばかりでしたが、
実際に障がい者に仕事の機会を提供できる方々でなかったので、我が家の様な活動をしている農家が有ることを
知って、とても感謝され、良く評価して下さったのは嬉しいことでした。

又、現在身内にひきこもりの子供を抱えている親御さんもおられたので、その方の力になれればと感じた次第です。

今年も継続してひきこもりの若者に我が家で農業体験して戴き、働く事の楽しさを感じてもらえる様、頑張りたいと思います。