議長選挙

今日は６月議会の初日です。

一般市民の皆さんにはあまり関心のないことかもしれませんが、

深谷市議会は議長選挙がありました。

議長の任期は４年です。

ですが深谷市議会は慣例で、

１年ごとに議長は辞任して選挙で新しい議長が選ばれます。

私個人の意見ですが、毎年議長選挙があるのは労力の無駄遣いだと思います。

選挙は立候補制ではありません。

所信表明もありません。

根回しで誰がどこに入れるかあらかじめ確認を取ったうえで、

候補者がしぼられ無記名投票で投票が行われ議長が決まります。

今回は私の知る限りでは、

最大で７人が議長候補として名乗りを上げました。

最大でと表現したのは正式な話として聞いたのではなく、

あくまで噂の範囲の話として伝わって来たものだからです。

人それぞれの価値観があり何を大切にしているかで、

その人その人の投票行動が行われていくのでしょう。

他人から見れば裏切りといわれるような行動でも、

その人にとってはその人なりの正義に基づいての行動なのかもしれません。

そのことをとやかく言うつもりはありません。

ただ私は私なりに考え悩み、

自分なりの筋を通し自分が最も議長にふさわしいと思う候補者に投票しました。

そのために会派も５月いっぱいで辞めました。

人間関係もしばらくはギクシャクするかもしれませんが、

間違った選択はしていないと今でも信じています。

キャリア１年足らずの議員ですので、

もっと経験値をあげれば違った選択もあったのかもしれませんが・・・



議長選挙、副議長選挙の結果を報告します。


議長選挙結果

○小森　秀夫（深和会）　１５票
　三田部　恒明（公明党）　９票
　須藤　邦男（志政会）　１票

副議長選挙結果

○加藤　温子（深谷志民の会）　１３票
　加藤　利江（深谷志民の会）　２票
　清水　　修（日本共産党）　２票
　武井　伸一（志政会）　１票

私は議長選挙は三田部　恒明議員に

副議長選挙は白紙で投票しました。

今回の議長選挙で感じたことをいくつか揚げます。

議長選挙は毎年やるのではなく、

任期通り４年あるいは２年に一度にするべきである。

選挙は立候補制にして所信表明をするべきである。

選挙結果をわかりやすく市民に公表すべきである。



それから意外だった点が二つ。


構成員二人の会派の深谷志民の会から二人合計で１５票も得票した。

議長選挙で共産党の候補が出なかった。



それにしても・・・

神経をすり減らす数週間でした。

議会はもっと違うことに力を注ぐべきだと思います。