楽山舎通信

奥州二本松から発信中!!

#87 もう、先へはすすめない

2004年11月13日 | 「協働」・行政
 何かに対する興味というものは、時間とともに、そして経験や知識とともに増大していくこともあれば、何かのきっかけで急速に失せることもあります。後者は「興醒め」というものでしょうか。

 二本松市が検討している「市政運営基本条例」について、私もひとりの委員としてきわめてマジメに取り組んできたわけで、このブログにも公開したような意見を提案してきたのです。
 で、その経過を申し上げておきますと、12月議会までに「自治基本条例」としてまとめていくにはもはや時間が足りないということで、「市政運営」に特化した条例として条文を大幅に削減したプランが提案されました。

 それで、大幅に修正されたものがメールで届いていたので、この週末の時間を費やして、さらなる見直しと私個人としての提案をしようかなと、そう思ってファイルに手をつけたのでしたが、ある重大な発見をしてしまい、つまりはやる気が失せてしまったのでした。

 で、その重大な発見というのは、最初に示されていた条例案が、「宝塚市まちづくり基本条例」とほとんど同文であるということなのです。
 もしかして、そのことに気が付かずにこの条例を検討していたのは私だけかもしれないとも思ったりもするわけなのですが、他の自治体のすでにある条例を、ほとんどそのまま持ってきて自治体として検討を始めるという神経が、まあ、はっきり言って理解できないわけです。

 たとえば、NPO法人を設立する際に必要な書類といったものは、「会則」にあたる「約款」といったものも雛型があって、その中で必要部分のみ話し合って決めればOKという手続きになっているわけですが、自治体の条例もそんな感じなのでしょうか。いやもう、はっきりいって、このことに驚いて他のことが手につかない状況なのです。もうまったく。

 まあ、私が気が付かなくても、遅かれ早かれ誰かが気づいたと思うわけだけど、私がもっと早くに『協働社会をつくる条例』に出ている「資料集」の条文を読んでいれば、少なくとも前回の委員会の時点で「宝塚市の自治基本条例について話し合うのはなぜですか?」と質問できたわけなんだけど。

 しかしなあ、ほんとに虚しいぞよ。

 たしかに、自治基本条例といわれるものは、表現の違いはあるにしても、主旨は基本的に同じなわけで、細かく見ていけば、他の自治体でもどこかのと同じというのはあるかもしれないけど、一字一句、その微妙なニュアンスまでいっしょっていうのは、ただの「コピー」じゃん。
 というか、委員からの意見を反映されて今の条文はだいぶ形が変わったので、まるっきりコピーでもなくなってきたけど、オリジナリティは「ほぼゼロ」。

 これに気づいた私はいったいどうすればよいの?
 17日の委員会まで胸にしまっておいて当日スッパ抜くということも考えたけど、小心者なので、とりあえず自分のブログで吐き出してすっきりしたいという気分になったわけなんだけど、それにしてもこのあとどうするかは考えなくちゃならないわけで、頭痛くなってきた。
 
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自治基本条例 まちづくり
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4 コメント

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本当にお疲れさまです! (まめちゃん)
2004-11-13 16:14:47
こんなに市のことについて考えているなんて…凄過ぎる!無理しないで頑張って下さい☆影ながら応援してます。
がっかりですね。 (いさか)
2004-11-14 00:25:09
トラックバックありがとうございます、神戸市会議員の井坂信彦と申します。
自治基本条例の類は、やはりボトムアップで住民側から盛り上がってくるのが理想でしょうね。
役所主導でやると、某市のように公募委員が集まらなかったり、
二本松市のように他市のコピーで済ませたりとなってしまいます。

条例づくりの際に他市の先行例を参考にすることはよくあることなので、
正直に「たたき台として宝塚の条文を持ってきました」
と言って始めてくれれば良かったのでしょうが・・・

とは言え、そこまで市政を憂う人がいるのですから、
二本松市の自治はまだまだ可能性があると思いますよ。
今回は市政運営条例としてスケールダウンしてしまうようですが、
諦めずにじっくりと自治基本条例づくりに再挑戦してください。
さっそくありがとうございます (MildWoods)
2004-11-14 22:22:29
いさかさん、さっそくご覧いただきありがとうございます。
井坂さんのブログ、お気に入りにいれて時々拝見させていただいてます。
ブログって、突然すごいところからコメントいただけるのがうれしい限りです。
ちょっとは頑張る気になってきました。
ありがとうございました。
こういうことって (かのまたです)
2004-11-15 15:24:28
ほとんどだれにも知られずに進行していくんですね。
以前、市のエンゼルプランを検討する市民の委員会に応募して参加しました。その時は「コンサルさん」なる仙台のコンサルタント会社のひな形に、いくらか意見をつけたす、というもので終わってしまいました。
「こ、これで『市民参加』と言われてしまうの??」と焦った時は、委員会も終わりの頃。
私にはどうする知恵も力も無かったけれど‥。

17日は気力体力万全でおのぞみください。
今回間に合わなくても、次につながるように。

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1市3町が一緒になることになった。 最初に、私の考えを先にかいておくけれど、合併は反対である。 理由は、きめ細かな行政のサービスができにくくなること、そして、二本松という地区の特性が 行政体が大きくなるころによって薄れてゆくと思うからだ。 一時は、町興しなど
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