謹賀新年

あけましておめでとうございます

激動の2011年が過ぎ、2012年、どうなるのか。
こうしてベルリンの地で、また新たな年の始まりを迎えられたことに
ただひたすら感謝。
2011年は本当にたくさんの人たちに助けて頂きました。
2012年、私は私の出来ることでかえして行こうと思います。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

さて、私の日本への帰国日ですが、3月10日に決まりました。
残り2ヶ月あまり、ベルリンをしっかり目で見て、感じて参りたいと思います。

年末はたくさんの舞台を観ました。
芝居3本にオペラ3本、あとはライブなどなど。
また徐々にご紹介できたらと思います。

そして大晦日はベルリン名物、花火大会。
と、言っても市民が爆竹や打ち上げ花火など大量購入し
燃やしまくるのです。
場所によってはかなり激しく、戦争のようになってしまいます。
なんなんでしょう。
普段は凛として落ち着いたドイツ人が豹変する夜。。。
花火に当たって怪我する人や服が燃えることもあるようで。。。

今回はその花火のなか、ブランデンブルグ門での公式花火打ち上げを
見に行きました。
23:45くらいから徐々にはじまって0時にはピークに。
市民の花火と混ざってそれはそれはすごいことになってました。

 
でもベルリンらしい年越しで楽しかったな。

こちらはクリスマスがお正月みたいなものらしく、
年明けの休みはほぼ1日のみで終わるので、“お正月気分”を
味わえませんでしたが、まあ、それも良いかと。

こちらでの最後のパフォーマンスに向け、始動しますか。
はい、ファイト!


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ペール・ギュント

もう12月。
今年もあとひと月かあ。。。
この12月は、たくさんパフォーマンスを見る事になりそうです。

11月も芝居やダンスをいくつか見ました。
月曜日には、マラーホフ率いるベルリン国立バレエ団の「ペールギュント」を見に行きました。


「ペールギュント」はノルウェーの劇作家、イプセン作の、劇やオペラ、バレエなどになっている物語です。
チューリッヒバレエで初演されており、振付はHeinz Spoerliさん。
ベルリンバレエでは今回が初の上演だそうです。

Staats Operは現在工事中のため、Deutsche Operでの鑑賞となりました。
久々のバレエ鑑賞でしたが、やっぱり良いですね。
開演前の雰囲気や休憩中の観客の感じ。
特に休憩はゆったりしていて、トイレ、たばこ、お酒とおつまみ、全部味わって(?)
それでもまだ余裕です。
ロビーにテーブルとイスが並べられていて、もちろん立って飲むひとも大勢いて、
まるでパーティー会場。
しかも私はダンサーさんの計らいで15€という破格での鑑賞。

内容もバレエはもちろん、オペラ歌手と役者さんも登場してかなりてんこもりで
楽しめました。ストーリー自体がはちゃめちゃだからか、構成にまとまりがなく
何が一番表現の要なのかがわかり辛かったものの、振付けや
オーケストラと出演者のクオリティの高さだけでも見た甲斐あり、
豊かな気持ちで帰途につきました。

お次は土曜日。
またご報告致します。


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研修終了

ご報告です。

2011年11月22日をもって、ベルリンでの研修期間が終了致しました。
そして今後もう3ヶ月あまり、ベルリンにとどまることとなりました。

日本から私を応援して下さった方々、そしてベルリンで
力を貸して下さった方々に、心から感謝しております。

振り返ってみれば早いものですが、当然のことながらこの研修中の体験は
今後の私にとって絶大なる影響を与えると思います。
そして研修が終わった今、この体験をどう生かして行くか
今後の私の行動と気持ち次第だと、これまで以上に気が引き締まる思いです。

これから文化庁に提出の為の“研修報告書”を書きます。
この350日間を振り返る作業。
自分が何を取り込み、何を削ぎ落としたのか。
ここらでしっかり、まとめてみます。



Sonnennallee(太陽通り)の自宅より
感謝を込めて
Niina Maeda 22/11/2011
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撮影

ベルリンはトレプトーという場所で撮影をしました。

早朝の湖
  

朝10時くらい、森にさしこむ光
 

こんな住人も。絵本の世界ですね。


そして撮影の一コマ

photo:Masaya

ここは私のアパートから自転車で10分ほどの場所。
ベルリンにはこんな場所が無数にあるのです。
みんな自然と共生しているんだと、あらためて感じられた一日でした。


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近況報告

ドイツにいて踊る。
何を?
日本人として、私が出来ること。日本人だから、そうなってしまう、という踊り。

日本にいる時よりむしろ、日本の芸術・芸能の神髄を見ようとしている気がします。
これは私にとって貴重な体験であり、意外であり当然のことでもあると思うのです。

いわゆる"ジャポニズム"ではない、もっと根っこにある、日本の風土に影響されて生まれて来た
ようなこと。
そしてそれはもう、きっと私の遺伝子のなかに組み込まれているのだから、
おのずと感じるし、しっくりくること。
表面的に捉えようとしても掴めないもの。

私の身体は長年の「クラシックバレエ」の訓練からつくられています。
でもそれ以上に染み付いているものがあるみたいです。

このような事がわかって来ただけでも、海外へ出た甲斐がありました。
そしてまだまだ、気がついていないことがたくさんあると思うと、わくわくしますね!

と、いうわけで最近のパフォーマンスの写真です。


ナタリーさんという、ジャズシンガーのかたのライブでの踊り。


私が踊るときだけ、日本的なコード(メロディー)アレンジにしてもらいました。


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しずく

一昨日、金曜はGallery DENという画廊でのグループ展のvernissage(オープニング)で
踊ったのですが、そこで自身の作品を出展していた若い女性と知り合いました。
彼女は東京から来ていたのですが、ベルリンと東京は時間の流れが違うと言います。
東京では2時間でも時間が空くと“何かしなきゃ”という気持ちになるのが、こちらでは
ただ散歩したり、お茶を飲んだりすることだけでなにも思わなくなった、と。
これは私ももちろんのこと、日本からこちらへ来た人の多くが口にする言葉です。
仕事が忙しいのは決して悪いことではないと思います。
私も、やりがいや楽しみといった手応えがあれば、忙しくしているのは好きでした。
ただ、今思えば、自然との共鳴や宇宙の生物の一部としての営みに欠けていて
なんともったいないことをしていたんだろう、と思う部分が多々あります。

この一粒の中にも、全宇宙があるんですね。


わたしもこの「しずく」の一部です。
自分も他人もみんなひとつ、身体も大自然もすべてひとつ、、、
差別などない世界。
人と向き合ったとき、常にその精神でいられたら、、、

言語をはじめとして人間だけに備わっていると言われている能力がある限り、
なかなか難しいのでしょうか?

でも現在、少しずつ、世界は回帰しようとしています。
時代は回る、ならばきっと、また古代のような時代がやってくる。
古代の精神と現代のテクノロジーを共存させる能力が、人間にはあると思います。

そしてそれをなんらかのかたちで表現出来るのが、アーティストの特権かも知れません。

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色即是空

昨日は、大野義人先生にお会いしました。
義人先生は昨日まで数日間、ワークショップの為にベルリンにいらしていたのです。
相も変わらぬ凛とした佇まいで丁寧にことばを発せられていた。
ほんの一瞬でしたが、駆けつけて良かった!と思いました。

昨年の頭に横浜の舞踏研究所でパフォーマンスさせて頂いてからもうすぐ2年。
あのとき義人先生からかけて頂いたことばは恐らく生涯忘れることはないだろうと
思います。

“色即是空ですね”

どういうことだろう?
真の意味で理解出来たとは言えないかもしれませんが、、、

色即是空…全てのものは自然のなかのひとつとして存在する=すべてのものはひとつである。 常に宇宙エネルギーとともに変化し宇宙の一部分として存在している。

今の時点での私の解釈を、ダンスとして見てみると、、、
“かたち”あるものがかたちを表現しようとしないこと。でしょうか。

“かたち”として捉えがちな“からだ”。
目に見える“からだ”の“かたち”。
かたちは大事だと思う。
しかしそのなかで宇宙の一部分としてのエネルギーを感じられないと
なんの意味もなくなる。
観客の前に立って、どんなに素晴らしいかたちの連続を
見せたとしても感動、或は共感はないと思う。

義人先生にこのことばを頂いたとき、私はまさに、そういう世界を
目指し、表現しようとしていた。
いや、当時自分ではそこまではっきりした認識のもとにやっていたとは言えないのですが、
いわば宇宙がつくり出した自分と言う現象を、自分とは別の目で動かそうとしていたのです。
こんな未熟な私のその試みを見事にひとことで言い放ってくださった義人先生。

いま思い起こしても凄い。
そしてなんと光栄なこと。

自然と一体化したいという、人間本来の自然な欲求を満たすことができにくい
現代社会。
この現代において、私たちはそこにある空間、宇宙の一部として
観客の前に現れなければならないと思う。



with Natalie Dieah Quintet


独日協会 新聞「かわら版」
http://www.djg-berlin.de/kawaraban/2011/kawaraban_2011_10.htm
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近況報告

まずは見たものから。
今月も色々と足を運びましたが、印象的だったものをふたつばかりご紹介致します。

まずは「北斎展」。
ベルリンで北斎ですか!と言われてしまいそうですが、400点以上の作品を
一気に見られる機会は日本でもあまりないのではないでしょうか。
昔から北斎の作品に魅せられている私としては行かないわけがありません。
大胆かつ繊細で丁寧な仕事ぶりを肌で感じることが出来ました。
絵画は“刹那”を表現するもの。たった紙一枚で筋書きまで見えるから
一枚の絵の前に長い間留まってしまう。
その一枚の絵と同じくらい、一瞬一瞬をとらえ、捨て、またとらえ、捨て、、、
そうやって踊リたいと思う。

Martin-Gropius-Bauにて

そしてもうひとつは、ワイマールにある強制収容所(Buchen Wald)です。

ユダヤ人の強制収容所というと、ポーランドのアウシュビッツが有名ですが、その他にも多くの収容所が存在していたのです。
広い敷地は有刺鉄線が張ってあったであろう柱に囲まれていて、当時は建物が沢山並んでいたようです。現在は数棟の建物以外なくなってしまっていますが、その土地は
沢山のことを連想させ、語りかけて来るようでした。
残されている建物のひとつは博物館になっており、写真や遺品、歴史などを
見ることが出来ます。
このような場所がしっかりと残っている、ドイツと言う国について、考えさせられます。そして何があやまちの始まりなのか、、、
ひとことでは語れませんが、それは差別だと、私は思います。


そしてワイマールのあとはライプチヒへ。
ライプチヒにある“ニコライ教会”は、ベルリンの壁崩壊のきっかけとなった
デモが毎週月曜日に行われていた場所。
ドイツは市民の力がすごいです。

ここからはパフォーマンスしたものを。
今月3日に、“Tor strasse festival”というイベントにて踊りました。
ミュージシャンでフォトグラファーのDavid Beecroftさんが撮ってくださった写真です。
 
Jazz club「Waldo」にて

そして昨日はベルリンでやはり毎週月曜に行われている“Montags Demo”にて
パフォーマンスする機会がありました。
ニコライ教会のデモのことを知ったばかりでのこのパフォーマンス、
空港建設反対デモ集会でしたが、やはり市民のパワーがすごかった。
シンガーのNatalieさんという方のバンドとともに。

Friedrichshagener Bürgerinitiativeにて

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近況報告

最近、ジャムセッションに参加する機会が増えています。
私にとっては初体験のこと。
その瞬間、何が生まれるかわからない。
なんとなく流れてしまうことも出来るし、忘れることのない
強い瞬間にもなり得る時間。
時間をかけて準備する舞台とは、また違った味わいを体験中です。

ところで、、、

8月26日、Gutshausにて踊りました。
Opening Party for Exhibtion "Japanische Impressionen "。
日本人、あるいは日本にゆかりのあるアーティストが出展している展覧会の
オープニングパーティーにて。
とても暑い1日でした。

この日を境にもうベルリンは秋、、、
また厳しい冬の到来です。

覚悟、、、

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「COUNTDOWN to ZERO」

8月6日、8月9日、そして8月15日。

mi-kuni work-in-progress
「COUNTDOWN to ZERO」
(from"GENBAKU Onomatopoeia")
 
http://youtu.be/KNRNwfJZgX0

いま私たちひとりひとりに、何が出来るのでしょうか
祈るように、輝く命を表現することが、私の、出来るかも知れないこと、、、
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