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アンスネスのモーツァルト

2017年06月18日 21時53分36秒 | モーツァルト
気がつけば、6月ももう中旬。3月のお彼岸に岡山に行って以来、まったく行けていません。土日がなかなか詰まっていて…。月に1回は行っていたのにねえ。今週も×。7月になってもなかなか行けない。行かないとよからぬ事が起きそうで心配です。7月になって初めのうちに、なんとか都合を付けていきたいのですが、行けますかねえ。特に、いつのもラーメンがまったく食べれていないことが、一番問題だったりしてね。とはいえ、食べたいですねえ。

そんなこんなで、今回はモーツァルト。 レイフ・オヴェ・アンスネスの演奏。アンスネスという人を知ったのは、かの村上春樹の本でした。その頃、村上さんんは『海辺のカフカ』で、シューベルトのピアノソナタの第17番についてのうんちくを述べるのでした。そして、この曲について、『意味がなければスイングはない』において、十人以上のピアニスト演奏を論じておられるのでした。そして、村上さんがイチオシされたのが、このアンスネスなのであったのです。

しかし、この本をもう一度見て、村上さんのアンスネス評を今一度拝読しようと思ったのですが、この本が見つからないのです。私の書斎は、もうCDと本が少々多すぎるのです。うーん、困ったもんですねえ。それで、探したのですが…。また忘れた頃に発見されるのではと思いますね。いやはや、困ったもんですねえ。とほほであります。

ということで、村上さんは置いといて、アンスネスです。今回のCDは、ピアノ協奏曲オスロ、ヤル教会第17番と第20番。今回は第17番です。アンスネスのピアノと指揮で、ノルウェー室内管弦楽団の演奏。オスロのヤル教会での録音。アンスネスのモーツアルトの録音は、これ以前にピアノ協奏曲の9番と18番があります。こっちのほうは、入手ができないようにネットでは見れます。中古ではなんとかなりそうなのですね。私も未聴であります。

アンスネスは、1970年生まれですので、この録音のときは30代後半です。若いです。そのピアノには、明晰で、颯爽とした若さを感じます。また。これまでの演奏とは異なるものをという意志も感じられて、たいそう新鮮な印象を持ちます。そして、指揮もアンスネスがしていることでオケとピアノの一体感があります。そしてバランスもいいですね。加えて、ピアノとオケのバランスがいいです。特に、ピアノの一音一音が非常に確かで、明るい表情があります。オケも古楽器の奏法を取り入れて、ここでも清新な響きで、これもこの演奏の魅力でもありますね。 古楽の響きにアンスネスのモダンなピアノがマッチして、実に現代的なモーツァルトであります。

でも、この第17番はいいですねえ。アンスネスのピアノがほんとうに綺麗です。そして、強弱やテンポなに、心憎いばかりの巧さが感じられますねえ。第1楽章、冒頭から清新なオケの響きに心が奪われます。その中からアンスネスのピアノの響きがこれまたいい。色合いや趣がいろいろと豊富で変幻自在。聴き込んでいくとアンスネスの演奏の面白さも感じていきますね。そして、第2楽章、冒頭の弦は古楽器の音色。この第2楽章はいいですねえ。情感たっぷりオケの演奏。木管もいい音色ですねえ。これまたしっとりとしたピアノ。聴きながらモーツァルトのよさを満喫させてくれる。モーツアルトの美しさの中からの悲哀をたいそううまく表してくれています。特にここでは弱音の美しさがいいですよねえ。宝石のような輝きがあります。古楽器風のオケですが、これがピアノもフォルテピアノではこれほどのしっとりとした美しい演奏はできないでしょうねえ。そして第3楽章、一転しての愉悦感に満ちた展開。しかし、そんな中でオケは実に締まった好演。それほど先を急がずで、ゆったりと進む。ピアノも押さえ気味でありながら、芯の通った美音で終始し、豊かな風情は終始一貫しています。アンスネスのモーツァルト協奏曲は4曲しか録音がありません。もっと聞かせて欲しいところであります。

しかし岡山、7月の初めにはぜひ行こうと思っています。バーゲンにも行きたいからねえ。でも大丈夫か心配ですねえ。頑張ります。
(EMI 5002812 2008年 輸入盤)
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