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ハイドンのピアノ・ソナタであります。

2016年09月18日 00時12分12秒 | ハイドン
プロ野球ペナントレースもあとわずかとなりました。マリーンズもなんとか3位にはなれそうです。私は、スカパーでいつも観戦しているのですが、ここの放送の解説がひどい。ホームチーム贔屓が過ぎるのですよ。顕著なのが北海道での試合。例えば、マリーンズの選手が本塁打を打ったら、アナと解説者が絶句し、何にもしはらくは言わない。実況を放棄しているんです。公平な立場で放送するなんていう頭はまったくない。もう少しなんとかなりませんかねえ。

ということで、今回はハイドン。ハイドンは約百曲もある交響曲に加えて・弦楽四重奏曲・ピアノ三重奏曲・ピアノソナタなどは、かなりの曲が残されています。その中で、ピアノソナタであります。ハイドンのこの種の曲は、「チェンバロまたはフォルテピアノのため」と書かれており、「クラヴィーア・ソナタ」とするの正確でしょうし、「ディヴェルティメント」や「パルティータ」と初期の作品は表記されています。そんなハイドンの作品ですが、1790年以降に書かれたものもけっこうあり、ベートーヴェンの初期の作品と重なる時期のものもあるのでした。

さて、ハイドンのピアノソナタの演奏ですが、全集となるとワルター・オルベルツ、ジョン・マッケイブ、ルドルフ・ブッフビンダーなど、何曲かとなると、ブレンデルやリヒテル、シフ、グールドなどもあります。私も聴いたことがないものも多いのですが、今回はグレン・グールドの演奏です。グールドは第56、58~62番(クリスタ・ランドンが校訂したウィーン原典版による番号。ホーボーケン番号では、第42、48~52番)までの6曲を、1980年10月から81年5月にかけて録音しています。グールドは、1982年10月4日に亡くなっていますので、最晩年の録音となります。

ハイドンの曲は、たくさんあり、それぞれの曲の個性を見極めるのが難しい。つまりどれも一緒というひどい言い方になってしまうところがあるのです。しかし、グールドの演奏で聴くと、そんなハイドンのピアノソナタも、それぞれがたいそう個性的な曲となってくるのです。このところがグールドは凄いですねえ。テンポや強弱、時折見せる休止など、彼の極めて独創的なものであり、これこそが彼の天賦の才なのでしょうねえ、

まず、第56番ニ長調。第1楽章、たいそう愛らしいメロディが奏でられる。ピアノの音色が華麗な印象があり、澄んだ美しさに引き込まれていく。テンポは次第に早めになり、静かな盛り上がりを見せる。第2楽章、均質なピアノがバッハの曲のように、ズンズンと進んである種の爽快感がいいです、第58盤ハ長調。ゆったりとしたテンポで、澄んだ音色のピアノが一音一音噛み締めるように奏でられる。そんな演奏が気持ちいい。第2楽章、一転して快速で一気に駆け抜ける。少し押さえ気味でとも思われるが、流れの良さがここでもいいですねえ。第59番変ホ長調。第1楽章。軽快なピアノが展開。左手が雄弁なところが十分に発揮される。第2楽章。はじまりは消え入るようなピアノ。中間部では次第にテンポも速くなり、元気さが加わる。再び最初にもどるが、この楽章は9分近いですが、実に味わい深い。グールドに演奏も変化に富み、おもしろいです。そして第三楽章、やはりピアノの音色が非常にはっきりしています。加えて表情はたいそう豊かであります。そこのところが、魅力なのであります。

昨日のマリーンズ、札幌でのゲームでした。14-6の大敗を喫しました。もう3回で勝敗がきまっていたので、テレビはほとんど見ませんでした。でも、相変わらずの放送でありました。まあ志方ないですかねえ。要は負けるから腹がたつわけで、どんな放送でも勝てばいいのですが、それがまた、よく負けるから、どうもなりませんねえ。
(SONY SM2K52623 1994年 The Glenn Gould Edition)
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