詩と断片 あるいは 言葉の雫

美琴の新作の詩、言葉を載せています。

選択肢

2024年04月06日 | 詩的言葉
あれも これもと
かき集めた
たくさんの荷物の前で
何がしたくて
何が大切なのか
わからないまま
ただ眺める時間は
とても贅沢で
とても虚しくて
行き場のない時間は
無限のような有限で
目の前を通り過ぎていく
何かを選ぶ
その時まで








色鉛筆画、詩画、ポストカードの販売をしています

iichi   Creema   minne

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否定と感謝

2024年02月20日 | 詩的言葉
昔の自分を否定できるのは
成長したから
とも 言える。
でも
昔の自分が成長してくれたから
今の自分がいる
とも 言える







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iichi   Creema   minne

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「本当」探し

2024年02月09日 | 詩的言葉
本当は
「本当」を知らない。
今日の「本当」は
昨日の思いつきだったり
明日への希望だったり。
本当は「本当」を
疑いだして
何が「本当」なのか
わからないままで
「本当」を信じたり
「本当」を疑ったり。
本当は「本当」を探して
今日も「本当」の横を
通り過ぎていく







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iichi   Creema   minne


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始まり

2024年01月31日 | 詩的言葉
決める事で
すべては
動いていく。
どんなに
小さな事も
どんなに
大きな事も

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鍵と鍵穴

2022年05月08日 | 詩的言葉
できなかったから
できないと思う。
でも それは
できない方法だったから
できないのであって
違う方法を試せば
一瞬にして
できてしまう事も
あるかもしれない

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