ひまわりの名前

書きたいこと、忘れたくないことだけ。

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今の思い。

2016-11-19 12:19:52 | 日記


半分開けたカーテンから、まぶしい朝の光が差し込んできた。
ほんのりと温かく暖房された部屋の中に響くのは、時おり呻く赤ん坊の声。
ほんの3週間前に生まれたばかりの命だ。
2時間前に娘を寝かせ、今は私がお当番をしている。
体重は3キロを超え、ようやく頬がふっくらしてきた。
とは言え、小さく生まれたせいかまだ体力が無い。
ガス溜まりで時々苦しそうにしたり、寝ながらかなり吐き戻したりするので目が離せない。
寝不足のうえ、神経を張り詰める日々だけれど、こんな幸せはやはり他には無いと感じている。
これまで感じたことの無い種類の幸せだ。
これが他の幸せと比べて大きいとか上質だいうのではない。
持ち合わせてなかった種類の気持ち。
どう表現したら近いのだろう。

そもそもこれが幸せと呼べるものなのかも実はよくわかっていない。
確かに言えるのは、今、私が感じているこの気持ちはたぶんちょっとだけ厳かなものだ。
楽しさや美しさに浮き立ったり痺れたりするのとは対極にあるものだ。
ひとつの命が、ひとつの重しのようなものを私の中にぽとんと落とした。
肝が据わるってこういうことなのかもしれないと思う。
逃げずに引き受けて生きていく決心みたいなもの。
不幸とか幸運とか全部ひっくるめて。
自分の娘の時には、こんな感情は無かったと思う。
この命が私に要求しているのは、成熟することなのだと感じている。
代わりに失うものもあるだろうけれどかまわない。
その潔い覚悟のようなものが、気持ちの高揚に繋がっているのかもしれない。



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