春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

花桃、2つの畑。

2018-03-31 | 樹木
一つ目は、埼玉県、岩槻にある花桃畑、すでに主が他界して管理をする人が、居なく
奥様が知り合いの、安行の造園士に頼み、毎年2回、畑の花桃を剪定や雑草取りを頼んでる畑です。
花桃ですが、実は生りません。 実が生らない桃の木に咲く花です。
眺めは素敵な桃畑です。 奥様曰く、主無しとて、春の花の思い出をいつまでも。 






 


 

花のつき方が、枝にピッタリと寄り添うように咲く花です。
花色も紅に近い色をしてます。でも実は生りません。今日の天候に恵まれ、遠方から見ると濃いピンクの絨毯です。
総数約50本。







  


2つ目の畑は山梨県の桃の畑です。実が沢山生る畑です。最高の眺めです。






花のピンクの色彩が薄めです。山梨は果物の王国です。

 






桜が終われば次はモモ、春満開は暫くは終わりませんね。


















サボテン、2年物、実生苗、移植

2018-03-31 | サボテン
実生苗は今年の4月で2年になります。 実生床から育て上げ
た、実生苗を実生ポットに移し変えましたが、すでに大きくなり、さらに移植です。実生は大きくするまで、手間のかかる作業です。
その過程は何度も移植を繰り返し、初期は真砂の上の雑菌との戦いです。


見てのとおり、実生ポットが今存在するので、とても楽になりました。
ノトカクタス属の 青王丸の実生苗。




種を採取した親株の青王丸です。



ノトカクタスの金晃丸の実生苗。



小さな実生苗も、年数が経てばこの大きさになります。





マミラリア タカサゴ。







去年は実生苗の作業は行いませんでした。とても手間のかかる作業が
実生苗の栽培です。 砂の表面の管理の大切、雑菌対策。小さな芽吹きをして、成長の良い苗を見極めて間引きをする作業。細かな作業の連続です。
夏の時期に蒸れやすく通風の管理などなど。 一通りこれまできましたが、簡単な道のりではありませんでした。實歳に長野の栽培士の方や
専門職のyasuさん、多くの人に助言をいただいた、数年から数十年前が思い出されます。     安行地区より。












多肉植物 2年物、実生苗。ラベル貼り

2018-03-31 | 多肉植物
多肉植物の2~3年物の発注に備え、ラベル貼りと
ポット鉢に移植をここ暫くかかり、終了です。  実生苗はここまで生長をすると、手間が省けます。
十分に育ち、色艶も良く、間延びもしない苗は、これからはお客様の元で元気に育つことを、願いたいです。


下からブロウメアナ、黒法師、黄麗、春萌え、オバリナ、錦、火祭り、カメレオン。
並べるだけで実生苗はとても綺麗です。





他にもラウム、姫花月、ゴーラム、ロゲルシー、ペンデンス、フンベルテー、銘月、などなど
最初から種まきのときに、名称を確認してればよいのですが、手抜きをするので、いつも名付けが大変です。
間違えがあれば、専門の方訂正いたします。
 




一番の注意は、間延びをさせないこと、日に当てて、通風を施し、水遣りを考え、ここまできて、間延びは、全ての多肉の形を崩します。
売り物になりません。 また葉焼け、腐り、傷は観賞価値を下げます。 要注意です。







多肉会社が忙しくなり、花祭りの手伝いは本日出来なくなりました。
こちらを優先です。仲間も大忙しです。やはり春到来です。


熊童子が大きく成長して本日、発注です。





多肉植物の培養土作りも無事終了してます。赤玉小4、鹿沼土微玉2 クン炭1 
軽石1 ゼオライト1 バーミキュライト1 などの配合で、種類によって異なります。多肉は根が細いので細かな培養土で育てなければ
根が鉢の中で育ちません。
 これからサボテン実生の苗を移植です。




安行地区には、素材は豊富でどのような種類の配合も出来ます。






源平桃、豪華絢爛。

2018-03-30 | 樹木
安行花街道に一番の極彩色を見せてくれる場所があります。
誰もが目をみはる、見事さはこの場所を通過する人に、春爛漫の季節を見せてくれます。




正面左が枝垂れ桜。中央が桃、右が源平桃。振り分けて載せます。









樹木待機所の源平桃、予約の購入の札が付いてます。







枝垂れるように極彩色の花滝、





東北自動車道に通じる高速道路の下から始まる、約3キロ強の
通称、安行花街道は枝垂八重桜から始まります。








すでに桜の、ソメイヨシノ、さらに陽光桜も街道沿いに葉桜になり始めてます。美しさは一瞬に。






安行花キ部、春の花祭り、明日。

2018-03-30 | 植物、花
安行地区恒例の、春の花祭りが3月30日~4月1日まで行われます。
多くの業者さんや、手伝いの人たちで、2~3日準備して、先ほどすべてが終わりました。 搬入も各地域から行われ、太田市場、北足立市場、
鴻巣市場、春の花々や切花、そして樹木たちもすべて、抽選で振り分けた場所にすべてを植栽されてます。
雰囲気だけでも撮影を載せてみます。


オステオスペルマムは鴻巣市場近くの、吉田園芸場から多くを搬入されてます。
ペチュニアも、すべて鉢物ですが100円。 多種多彩のスペルマムとても綺麗でお値段も手ごろ。










鴻巣の吉田園芸場の大温室からの鉢物。





安行花キ部の温室には春から初夏の花々や鉢物で一杯。







抽選で振り分けて、樹木植栽場所にも50社の業者さんたちが
植え付けを完了してます。






 

ルピナスは今の時期欠かすことの出来ない花。過去に見てきた
風景を載せてみました。 富士の河口湖から、 新潟のチュウーリップ畑。








毎年、祭りには天候がいつも心配の種ですが、今年も
良き日であることを、願ってます。 無事終了です。









栄枯盛衰 ソメイヨシノ。

2018-03-29 | 樹木
埼玉県見沼地区の近くに搬入があり、田舎道を帰宅途中に大学校舎の運動場の桜に気づき
路肩に留め置き、許可を得て、中に入り眺めました。  ソメイヨシノや河津桜、枝垂れ桜が満開で、学生さんは春休みで居なく
一人で見てましたが、なんと樹齢約40年の大きなソメイヨシノが、伐採されるのを立ち会いました。朽ち果てる桜には見えませんが
花がまったく咲いてません。 右はまったく蕾を付けてません。左は今や満開です。




運動場の周りにはソメイヨシノや河津桜が満開です。




出入りの業者さんがチェーンソウでソメイヨシノに切り込みを入れ始めました。
大きな幹ですが、何故か幹周りは腐ってませんでした。最後はロープをかけて、軽トラで引き倒しました。40年近く長く生き続けた、ソメイヨシノは
作業をかけて10分で寿命を終わりました。複雑な気持ちになりました。  



  

切り株にも腐りの後は見えません。業者さん曰く、2年も花が咲かず、葉も茂らず
朽ち果ての樹木として、大学から処分の依頼を受けたらしく、花が咲かないウイルスの感染と言ってましたが?
万が一倒れて、怪我などしては、問題で。



  

ソメイヨシノは登場してからまだ年数が浅い、桜と言われ、山桜のように200年近くの
歴史はありません。 しかし染井吉野はもっとも成長が早い桜で、環境が良ければ50~60年で樹高が15m、幹周りが3m 枝ぶりも
20mになるぐらい、成長スピードが速い桜です。  皆さんもご存知のように、染井吉野には腐朽病にかかりやすい樹木で、感染すると
周りの桜に害を模様します。 特に枝が茂りだすと、中まで日が差し込まず、腐りの原因になります。 環境の良い場所や
剪定作業をして間引くことが、ソメイヨシノの寿命を延ばすことが出来ると言われます。根廻の問題もあります。
1本立ちの桜ほど巨木になると言われてます。各地に残るエドヒガン桜の巨木は多くは1本立ちです。
桜は環境に左右される樹木で、長生きの秘訣は環境が良い場所に育ってます。




運動場の周りには見事な桜が咲いてました。  一人占めです。










地方に出ると花々や樹木に出会える楽しみもあります。




桜並木、豪華絢爛。

2018-03-29 | 樹木
都内から帰宅途中に西新井経由で、東京都、都市農業公園に立ち寄りました。
梅の剪定後の開花も終わりに近づき、有名な桜の並木を見物です。  この公園は桜の種類が多く、見ごたえがありますが、多くはこれから
です。染井吉野が満開、見事でした。



この桜並木は明治45年に日米友好の証として、江北5色桜がアメリカに送られ
其の実生から作られた苗木が、日本に送られた由来があります、名称が、アメリカと言われてます。いまや大株となり
毎年見事に開花してます。






荒川に流れ込む芝河の畔に咲く、総数約40本の桜は眺めがとても素敵です。






ソメイヨシノと言われてますが咲き方、花つきが豪快です。
並木を歩くと風に舞う、桜の花ビラが舞い落ちる、至福の時をすごしました。


 

 

枝に豪快に咲く花は、春の女王様の樹木の証です。




暫しの眺めを堪能して、公園を後にしました。 安行事務所より。








マグノリア、バルカン。

2018-03-28 | 樹木
安行振興地区に今年はモクレン科のモクレン属の真紅の花を咲かせる、近年これまで
見られなかった、素晴らしい品種の、赤紫のバルカンが植栽されてます。
見ての通り、モクレンです。   驚きをもって今年は眺めました。





 


 








マグノリアはアメリカで新しい品種改良で80種近くの花
を咲かせる品種が生まれてると報告されてます。 見たいものです。 このバルカンは紹介のために
振興地区に植栽されてます。見事です。


近くには、ミケリア、マウダイエの真っ白な花が咲き、紅白めでたい。
暖かさで香りが漂い、この場所は酔いしれそうです。











サラサモクレン 更紗木蓮 満開

2018-03-28 | 樹木
更紗木蓮も、紫木蓮と白木蓮の交雑種です。つまり花の形や色彩の僅かな違いで
名称を分けてます。 特に更紗モクレンは、大型に育ちます。樹高が10m~15mにもなります。




花の大きさは中輪ですが、沢山の花を枝が見えなくなるほど
咲いてくれます。 香りも高く、近くに居ると酔いしれそうな感じです。




 





白木蓮はすでに散り急ぐ様に終焉をしました。
他の木蓮種も残りの時間は安行地区では あと僅かな時間が残ってるだけです。安行、振興地区。



ニシキモクレン 錦木蓮、満開

2018-03-28 | 樹木
白木蓮と紫木蓮との雑種が、錦木蓮です。 多くの個体差の出る
掛け合わせです。 一番の特徴は、花弁の外側が紫、内側が白色、日あたり具合でピンク色の変化します。
中国が原産で、耐寒性、耐暑性、病気にも強く、育てやすく、大きくなることが悩みです。




内側が真っ白で、とても外側とのコントラストが美しいです。







蕾の付き方も半端な数ではありません。遠方から見ると
まさに五色。見事です。


  


 







白モクレンと紫モクレンとの掛け合わせは
個体差の出る花を作り上げます。 他には更紗木蓮もあります。