晴耕雨読

耕すのは土だけではない。
心のなかこそ酸素を補給し、ゆたかな栄養で満たさなければならない。

ブラシの木

2016年10月18日 | 


初めて見る花に接すると、うれしくなる。先日、同期会で東京へ行ったとき、寅さんの映画で有名になった柴又に行った。帝釈天題経寺の松もみごとであったが、その境内を出て、矢切の渡しへ向かう道の脇に咲く珍しい花を見つけた。幹事のI君は、「ブラシの木だよ。花が瓶を洗うブラシに似ているだろ。」と教えてくれた。帰って図鑑で調べると、オーストラリア原産のブラシの木で、花期は5月とあった。なぜ、この季節に咲いていたのか、偶然がうれしくなる。

さらに図鑑では、花は実をつけるが、翌年になるとその実の先に花をつける。実は落ちず、何年も実を連ねていく、と説明してあった。乾燥した土地でしばしば起きる山火事、その火に会って初めて実が、まるで栗の実のようにパンッとはじけて、土の上に落ちる。山火事ですっかり焼けた山で、最初に芽を出すのが、ブラシの木であると、解説してあった。植物の持つ、想像をこえる生命力である。コアラが好物にするユーカリの木も同じような繁殖力を持つらしい。
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 頭殿山 | トップ | 新米 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL