晴耕雨読

耕すのは土だけではない。
心のなかこそ酸素を補給し、ゆたかな栄養で満たさなければならない。

苦熱

2017年07月12日 | 日記


梅雨明けになったわけでもないが、猛暑が続く。今週に入って畑の作業は、早朝に切り替えた。5時に畑に着けば、作業ははかどる。畑には無用な雑草の成長が著しい。昨日、今日二日間の作業で畑は見違えるようになった。ズッキーニ、キュウリ、ナス、トマトなどの夏野菜の収穫が本格化してきた。

唐の時代の人々も夏の暑さには、辟易していたらしい。白居易の詩に『苦熱』というのがある。

頭痛み汗巾に盈つ
連宵復た明日に続く

頭はうずき、汗があふれて頭巾はびしょぬれ。そんな暑さが連夜、そして明け方へと続く。この詩の状況は、まったくここ日本の今と変わらない。7時ころになって日が高くなると、気温はうなぎのぼり、汗は作業着をびしょぬれにし、帽子やタオルもずっしりと汗を吸いこんでいる。

白居易は苦熱になかで、助かったのは官を辞し、閑適な日々を得たことで、うっとうしい暑さを逃れたことを詩に詠み込んでいる。幸い、今日は午後になって、涼しい風が吹き抜けるようになった。「心頭滅却すれば火もまた涼し」という句もある。夏至を過ぎて3番目の庚の日を初伏、4番目を中伏、立秋後の最初の庚の日を末伏、合わせて三伏。陽気が盛んで、陰気が伏せられているという意味であり、最も暑い夏の日が、この三伏の期間である。
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