晴耕雨読

耕すのは土だけではない。
心のなかこそ酸素を補給し、ゆたかな栄養で満たさなければならない。

十六夜の月

2016年09月18日 | 日記


満月が10日の未明に西の山の端に落ちて行くのを見た。雲の間に大きな月の姿であった。満月を望月ともいう。今日は十六夜で、いざよいの月とも言う。残念ながら台風の影響か雨で、月を見ることはできない。なぜいざよいの月と言うかというと、満月に比べて十六夜の月は、日没をだいぶ過ぎたころ、躊躇うようにでてくる様子をいざよいと呼んだ。十七夜になると、月の出を立ち尽くして待つほどに出が遅くなる。そこで呼び名も立ち待ち月、その翌夜はもう立って待つこともできないので居待ち月。月の呼び名をこんな風に呼び習わしてきたのは、月を友にして過ごして来た日本人の暮らしの歴史があったからであろう。

月の名をいざよひと呼びなほ白し 竹下しづの女

以前、ネットの仲間に十六夜さんという方がいた。私はホームページ作りもできず、「漢詩おりおり」というコラムを書き、十六夜さんがデジタルにしてアップしてくれた。漢詩を検索していると、以前書いた断片が出てくることがある。今となっては懐かしい思い出だ。十六夜さんがその後どうしていられるか、知る方法もない。私の記憶のなかに、美しい人として生きている。
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