よしおかみきのネタバレ映画・ドラマ日記

~元MC吉岡三貴が見た映画やドラマを私情バンバンはさんでご紹介♪

曲げられない女(平均視聴率14.68%)

2010-03-29 19:46:32 | 邦画ヒューマン
もちろんドラマだから誇張している部分も大きいけれど
ドラマだって判って楽しめるお茶目な部分もあったし
加えて、しっかり訴えたい事も伝わってきたし
全10話、面白かったんじゃないかしら


曲げられない女 


毎週水曜日22時~日テレ系列で放送されていました


見る前は火曜日に放送されている
まっすぐな男とかぶったと思ったけど
実際に見ると似て非なるものでした。


荻原 早紀(菅野 美穂)は
弁護士を目指しながら、法律事務所で働いています。

と書くと希望に満ち溢れる20代前半を想像しますが
実は32歳
9年連続司法試験に落ち続けているのです

それにもめげず、ひたすら夢を追い続けてきたのですが
転機が訪れます。

大学時代の後輩でずっと付き合ってきた
新米弁護士坂本 正登(塚本 高史)にプロポーズされる。
上司にも弁護士を諦めるよう言われる。
その上、新潟で暮らす母まで倒れる…


早紀が子供の頃に父を亡くしているので
結婚して落ち着いたら母が安心するのは判っている。

32歳で貯金は無いし、生活はいつもギリギリ。
大好きなチーズだって
"司法試験に受かるまで"と我慢している。
結婚すれば、経済的に楽になるのも判っている。


でも、
でも、
曲げられないんだもん
自分の信念を貫きたいんだもん

おっせかいなセレブ主婦長部 璃子(永作 博美)や
ひょんな事で出会ったエリート警視藍田 光輝(谷原 章介)が
早紀に説教しつつ()も
果たして、早紀は自分の考えを曲げられずに
ずっとこのまま生きていくのでしょうか





私も自分の事頑固だなぁと思うけど
早紀も相当頑固だね

悪く言えば、柔軟性がない。
大体20代前半のときに決めた事と
10年経った今決める事が全く同じって、成長してなくない


それでも、色んな人と係わっていくうちに少しずつ変わっていきます。
特に子供を産む時に。

今までどうしても諦めきれなかった弁護士の夢と
子供の
どちらか選ばざるを得なかった時、子供を優先させようとします。


きっとそうだよね。
人はあくまで人と一緒に生きてこその人生。
仕事を頑張るのだって、社会に必要とされたいから。
つまりは人に必要とされたいから。
必要とされなければ仕事として成り立たない訳ですからね


確かにストイックに頑張る事も大切。
でなければ、何かを成し遂げる事はできない。
けれど、それを成し遂げる為に
私たちは親に産んでもらったんだもん。
それがあって初めて何かできるんだもん。
それ以上に大切な事あるだろうか

主人公の早紀は正に私と同じ32歳ですが、
アラサー世代は子供を産む人が増えて
きっとそれに気付き始める年なんでしょうね~。
まあ一昔前は、もっと早く気付いたんでしょうけど
選択肢の多い時代ですからねぇ



その他にも共感できる部分は多かった。
例えば早紀は"弱いものを守る為に"
法律家を目指している。
それが不当に首になった人より
会社の利益を優先して大企業の味方をした社長にくってかかり
会社を辞めた。

何かにつけ「私には必要ありません。」と言い
会社もそう言って辞めたのはどうかと思うけど
この行動は支持します。

私も仕事は人の為にするものだと思うもん。
多少の嫌な事は付き物だけど
あくまでそれは誰かの為になるから
自分が我慢するだけでしょ?

もちろんお金大好きな人が居て
そのお蔭で雇用が生まれ、社会が回る部分もあるから全否定はしません。
何よりその経営者がそれで良くて、
責任を果たしているなら第三者が言う必要はない。

ただそれを嫌だな~って思い
自分が不幸だと思うなら
納得できるまで信念を貫けばいい。


セレブ主婦・璃子は早紀の昔の友人で
ひょんな事で再会したんですね。

旦那はお金持ちで何不自由なく買えるし、何も言わない。
子供の面倒だって姑がみてくれる。
一見、羨ましい様だけど
単に旦那は浮気者で璃子に興味がなく、
姑に子供を奪われいるだけ。
こんな結婚で本当に幸せなの

確かに人は1人では生きていけない。
家族を巣立って
新たな家庭を築けたら幸せだと思う。

でも別に家族じゃなくたって
友達や仲間だっていい。

大切なのは他人に何と言われようと
自分を無条件に受け入れ、受け入れられる人達だし
何より
そんな自分を1番自分が受け入れられている事が大切なんじゃないかなぁ。



と思わず熱くなる位考えさせられました。
もちろん、最後には璃子なりの結論を出しましたし、
早紀も今までの普通な結婚というありきたりのパターンにはならなかった上で
ハッピーエンドだったから、
とても時代を反映した良質の作品だったのではないでしょうか


そして一歩間違えるとぐだぐだになってしまいそうなストーリーを
意味あるものにしたのは
菅野 美穂さんと永作 博美さんの功績でもあります。
実力派女優お2人の活躍、これからも期待しております
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