聴くネタバレ映画・ドラマと英語日記

~元MC苅田三貴が見た映画やドラマを私情バンバンはさんでご紹介♪

ブラザーズ&シスターズ 1ST SEASON

2010-11-12 19:03:49 | 洋画ヒューマン
″怖い女の人″は
映画やドラマによく登場するけれど、
このドラマには私が見た中で、
1位、2位を争う人が居た

1人はグレイズ・アナトミーで、
旦那と浮気していた女に堂々と、

"夫と浮気していたのはあなたね″
な~んて顔色1つ変えず言い放った


そしてこのドラマでは、
夫が亡くなった後浮気が発覚し、
たくさん居る子供達が必死でばれない様にしている中、
1番下の息子が「何で皆しゃべんないの?」と尋ねたら…



″私が夫の浮気を知らないと思って、
 隠そうとしているからよ″




ひゃ~~


そんな肝の据わった人が登場するのは


ブラザーズ&シスターズ 1ST SEASON


ちなみに、その女性とはオスカー女優サリー・フィールドが演じているのですが、
この年見事彼女は
エミー賞最優秀主演女優賞に輝いています




舞台はカリフォルニア。

NYで保守派(政党だと共和党です)の
ラジオDJをしていたキティ・ウォーカー(キャリスタ・フロックハート)は
LAのテレビ局にスカウトされ、
3年振りに実家に戻ってきます。


彼女は大家族で、5人兄弟姉妹の次女。


長女サラ・ウェドン(レイチェル・グリフィス)は
ウィリアムの経営する
食品会社で働いています。



この食品会社には長男のトミー(バルサザール・ゲティ)や
ノラサリー・フィールド)の兄ソール・ホルデン(ロン・リフキン)も。


次男、弁護士のケヴィン(マシュー・リス)はゲイで、
末っ子ジャスティン(デイヴ・アナブル)は帰還兵で、
心に傷を抱え、仕事もろくにしていません。


そんなウォーカー家に突然の不幸が訪れます。



父のウィリアムが急死するのです


しかも亡くなった後、悲しむ間もなく、
愛人ホリー・ハーパー(パトリシア・ウェティグ)が居るのも発覚し…



一緒に居れば煩わしくて、面倒くさいことも多いけど、
何かあった時、一番力になってくれるのが家族。


その圧倒的な家族の存在を時にシニカルに、
時にハートフルに描いたヒューマン・ドラマです









基本的に私はドラマの場合、
1話見て、続きを見るか決める。

よほど世間で話題なったものは、とりあえず
″何が評価されているのか″を知る為に
頑張って最後まで見るんだけど、
良くも悪くも感覚派の私としては
最初に引っ掛かるものがないと、やっぱり途中でだれてしまう



そんな中、このドラマは
以前1話見た時は特に引っ掛からなかったのに、
今回でAXN再び見たら、あれと思った。


さらに見続ける事でキャラクターに情も出てくるし、
年齢的なものもあるだろうけど、
深いドラマだわ~~
ちょっと見ていないのが勿体無かった


何が面白いかって″等身大″って事だろうね~。

最近は日本のドラマも
大分リアルさを追求するようになってきたけど、
(そうそうまだエントリしていないけど
「フリーター、家を買う」は同じ意味で相当面白いよ
一昔前は″よそいき″の家族を描いていたんじゃないかなぁ。

だから自分のパートナーや家族に
疑問を抱き、
人知れず悩んでしまう。

精神的な病気が増えてきているものもしかしたらこれが一因かもしれませんが…


でも、きっと何処の家庭だって
″そんなもん″なんじゃないのかなぁ。

家族が大事とかって
大変な事をしたから言える言葉であって
若いうちにはまだわかんないんじゃない


少なくとも私の周りは
いつもぐちぐち言い合っているか、
相手に言わなかったら、自分で悩んでいる人ばっかりだよ
年齢的に新婚も多いけど、ははは。


それを公表していなかっただけ。
そしてこのドラマはしてくれた


一杯問題があるからこそ、かけがえのない存在なのでしょう。

すごく印象的なノラの言葉があったのですが、
トミーの双子が生まれるとき、
どちらかが生きられない可能性が出てきたんですね。


「いい親とは
 限界があるのを知っているものよ」


本当、そうなんでしょうね。
自分の事なら、なんとかしようと出来るけど
子供の事になると、もう見守るしか出来ない。

そのどうしようもならない事を受け入れ、
一緒に乗り越えていくからこそ絆が深まって、
ますます大切な存在になっていくのでしょうね


子育てしている主婦の皆さん、
これを見るときっと自分に誇りが持てますよ


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