聴くネタバレ映画・ドラマと英語日記

~元MC苅田三貴が見た映画やドラマを私情バンバンはさんでご紹介♪

アンフォゲッタブル 完全記憶捜査 シーズン2

2014-08-18 17:24:02 | 洋画クライムアクション・バイオレンス
最近ではCSI: S13リベンジ S2にも出演していた
実力派のディラン・ウォルシュ

彼がインタビューで話していたんだけど
その通り今シーズンからずい分明るいタッチになり面白くなっているんですよね~

正直、前シーズンでは何か物足りなく感じていましたが
"超記憶症候群"をメインにした魅力はそのままに
舞台をクイーンズからマンハッタンに移し
重大犯罪捜査課について描いているので事件がスケールアップ


   

アンフォゲッタブル 2ND SEASON

動きが出てジャンルも"クライム・アクション"になっている

本国では2013~14年にかけてOAされた全13話は
どこよりも早くWOWOWで放送されました


一度見たり聞いたりした事は忘れられない
"超記憶症候群"という特殊能力を持つ
キャリー・ウェルズ(ポピー・モンゴメリー)。

一度は辞めたものの
昔の同僚で元カレのアル・バーンズ(ディラン・ウォルシュ)に再会し
再びクイーンズ区で刑事として働く事に。

キャリーの記憶力のお陰で事件の解決率がずば抜けて高いので
2人のコンビは能力をかわれ
ニューヨークの重大犯罪捜査課の責任者
エリオット・デルソン(ダラス・ロバーツ)に引き抜かれます


そんな2人をIT技術の面からサポートするのは
ジェイ・リー(ジェームズ・ヒロユキ・リャオ)
元FBI捜査官で、アルと共に足を使って捜査するのは
シェリー・ロリンズ・マリー(タウニー・サイプレス)

さらに市長との確執で左遷された
キャリーの良き友人でもある検死官
ジョアン・ウェブスター(ジェーン・カーティン)も返り咲き


記憶を呼び起こすシーンが特徴的なクライム・アクション第2弾は
新しい仲間とのチームワークの良さも見どころです




キャリーの姉が殺され、そこだけ記憶がないという設定がずっと引きずって
全体的に重苦しい雰囲気だったのに対し、
今シーズンは一旦取り除いているお陰で
明るい感じになってずい分見やすくなったと思います。
その流れでキャリーが同時に2人いる記憶を呼び戻すシーンが描かれているからより効果的

加えて"全てを覚えている"良い面を
毎エピソードに入れているのも面白いところです

例えば、カフェワゴンでてんぱってしまった定員の代わりに
並んでいる人達の注文を全て覚えていて手助けしたり、
裁判所で明らかに「全部覚えているわけないじゃん」と疑っている検事に
それを知らしめ、顔をみるみる青ざめさせていったり...

その場にいる人と一緒になって拍手したくなります


場所が絵になるニューヨークに移ったので
画的にも見応えがのあるものが増えましたし、
事件自体も面白いものが多くなりましたね~

#2"潜入捜査"ではキャリーがある犯罪者に成り済まして銀行強盗を。
彼女たちが乗ったバンをアルたちが見失っちゃうから
ひやひやしちゃいましたよ

#4"優しい忘却"では彼女と同じ能力を持った人達が。
何故、姉の事を忘れてしまったのかヒントが隠されたエピで、
殺人犯が殺していた理由が判ると
何だかちょっと切ない気持ちにもなりました。

確かにこの能力は良い事ばかりじゃないですよね~。
働いていた時と比べると格段に記憶力が衰えた私にはうらやましい限りだけど、
忘れ「ない」んじゃなくて、忘れ「られない」んですからね。
数々の不祥事を起こしてきた私には
やっぱり拷問でしかありませんわ

#9"宿敵、再び"には#3"ジャッキーの日"で取り逃した
殺し屋のジャッキーが再登場。
ジャッキーがキャリーの記憶にヒントを残すという
何ともこのドラマでしか見られないシーンも印象的でした

#12"ダイ・ハードの教訓"はタイトルにもあるように
ダイ・ハード(88)をオマージュしたエピソード。
要所要所に映画の話を入れてくるもんだから
思わず映画自体を見直したほど


その他つかず離れずの2人もいい感じで描かれているので今後の期待値は大
本国では先月から始まったシーズン3の上陸も楽しみになりました

にほんブログ村 テレビブログ 海外ドラマへにほんブログ村 シーズン1より面白くなったとおもうあなたはクリック

アンフォゲッタブル2 完全記憶捜査DVD-BOX
11月5日発売
エスピーオー

テロリストの真の目的は!?

2014-08-18 16:59:29 | 洋画クライムアクション・バイオレンス
LAに旅行にって、ちょうど泊ったのが
ビバリーヒルズのこの舞台となった建物が見えるホテルで
しっかり写真に収めてきてから
もう一度見ようと思っていました。

そしてアンフォゲッタブル S2でオマージュされたエピソードを見て
やっぱり見るしかないと久しぶりに鑑賞


ダイ・ハード 


私が初めて見たのは6年前。
当時でも充分面白かったけど、より面白く感じた

多彩な登場人物各々に見せ場があるのがいいんですよね~
ハート・オブ・ディクシーにも出演しているレジナルド・ヴェルジョンソン
あのラストの心打つ警官だったんですね


クリスマスイブ
ニューヨーク市警に勤める
刑事ジョン・マクレーンブルース・ウィリス)は
離れている暮らしている家族とクリスマスを過ごす為、LAにやって来ます。

向かった先は妻ホリー(ボニー・ベデリア)が働く「ナカトミ商社」
そこでクリスマスパーティーが開かれていたのですが、
その最中、13人のテロリストに会社を占拠されてしまうのです

偶然にもメイン会場から離れたところにいたジョンは
外に居るロサンゼルス市警の警官
アル・パウエル(レジナルド・ヴェルジョンソン)と無線でやり取りしながら
1人果敢にテロリストに立ち向かうのですが
果たして彼はどうやってこのピンチを切り抜けるのでしょうか


88年に公開され大ヒットし、後に続編も4作品作られる事になった
ブルース・ウィリスの出世作です





最初にジョンが飛行機が苦手という話が出てきます。
これで裸足になったために
後々痛手を負うという展開がこの映画の魅力を凝縮していると思います

警官だというのもさりげなく教えてくれているし、
色々伏線が見事に効いているんです

日本の会社は結婚している方が働きにくいから
旧姓にしているという話も
なるほどなぁ、当時はそうだったのかもなと思って納得していた。
ところがこれはジョンとホリーが夫婦だというのを
敵に気付かせないためだったんですよね。
マスコミがしゃべって初めて判る。

最後の盛り上がるパウエル巡査のピストルを撃つシーンも。
ジョンとの無線とのやり取りの中で
「自分は子供を撃ってしまってから
 拳銃を撃てなくなった。」とさり気なく言っていました。
これがあってこそのラスト

ジョンとの不思議な友情が芽生えて
しかも彼がまたピストルを撃てるようになったんだから
万々歳ですもんね

改めて今見ても面白く
全てが分かりやすくてヒットした理由が素直に解るなぁと思いました


ちなみにこちらは舞台となった「ナカトミ商社」
LAに行った時撮ってきました

 

ちょっと判りづらいけど
奥に見える白と茶色のビルがそうですよ


ダイ・ハード ブルーレイBOX (初回生産限定) [Blu-ray]
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン