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11日 大野和士のオペラ・レクチャーコンサート  テーマはなんと《嫉妬》! 

2009-08-15 | 大野和士・パーヴォ・・パッパーノ
8月11日 5-8・3,000円・安い
大野和士のオペラ・レクチャーコンサート

 今回も伸び盛りの歌手とベテラン歌手の饗宴でした、大野さん登場、嫉妬に狂って、凄い形相でピアノに向い・・苦い喜び、甘い責め苦を 弾きはじめる
 毎回大野さんの演技も 大うけです

1曲目「苦い喜び、甘い責め苦を」メゾソプラノ西明美・・・
 歌唱力、大人の感情表現と云うのでしょうか・・心の揺れ、恋焦がれたあの方へ・・期待、諦め、・・燃えた心は愛・・愛の変質が嫉妬へ・・変質した心が恋敵へ・・殺意へ
 (官能のうずき 甘美な拷問 ゆっくり訪れる苦悶 突然襲ってくる鬱 熱情 狼狽 動揺 興奮 恐怖 それが この愛する 心に期待を 持たせる!対訳より訳・小畑恒夫)

2曲目 ネッダとシルヴィオの二重唱  「シルヴィオ!こんな時間に」
  ソプラノ文屋小百合 バリトン須藤慎吾・・最近愛の妙薬で 須藤さんを聴き・・歌唱力がある方と感じてました、再認識ですね、素晴らしいバリトンです
 方や文屋さん初めて聴きました、低音声域が綺麗ですね・・
見つめあい 愛・・でも・・フウリン 不倫関係の愛?恋?浮気心から・・本気に?
(おれお誘惑して 欲望に身もだえしながら?(シルヴィオ)
見つめられ 私はわけがわからなくなったのよ!(ネッダ)
) あなたが好き あなたが好きよ(ネッダ) おまえが好き おまえが好きだ!(シルヴィオ)・・熱い抱擁を交わしているのを・・・ 

ネッダの夫カニオ・笛田博昭 この浮気場面を目撃・・嫉妬に狂う カニオ・・道化を演じ、嫉妬に狂い、芝居と現実の心が錯綜する 
 カニオ・衣裳を着けろ・・(言葉も演技も思い出せないというのに! ああ おまえは自分が人間だとでも? おまえは道化師しゃないか!衣裳をつけろ 白粉を塗れ)・・泣き崩れ・・泣きの演技と名唱が・・・笛田さん 熱い拍手を受けてました・・此処で大野さんの演技指導?もあり、泣き顔、泣き崩れ・・名演技です・・・ 
 全曲はNHK・BSでご覧下さい・・NHK営業課・笑い

3曲目 ヴェルディ:歌劇《アイーダ》より
第4幕アムネリスのアリア 
  「いとはしい恋敵は~ああ、死んでしまいそうだわ・・」
 エジプト軍を率いる若き将軍ラダメスは女奴隷アイーダと相愛 王の娘アムネリスは嫉妬する 凱旋したラダメスの褒美は王の娘を妻とすることだった・・アイーダとの脱走を決意したラダメスは、思わずエジプト軍の機密事項を漏らしてし・・、

囚われ・・愛するアイーダは・・ラダメスとの愛を 死を持って・・

ラダメス ラダメス おまえは 祖国の秘密を外国人に漏らしたな・・ランフィス

ラダメス ラダメス おまえは誓いを破った 祖国と王と名誉を裏切ったな・・ランフィス  ・・裏切り者・・祭司・男声

祭司よ あなたが殺すこの人は ご存じのように かつて私が愛した人です
ひどく苦しんだこの 心の呪いは・・アムネリス

 彼は裏切り者!死ぬのだ!・・ランフィス・祭司

アムネリス、メゾソプラノ:西明美  
ランフィス・バス:ジョンハオ・・声量豊かで、素晴らしいバスです  
 来月スカラ座公演で観に行く予定で・・全曲は日本公演スカラ座、プラハ国立歌劇場でも

マスネ:歌劇《ウェルテル》より
第3幕 ウェルテルのレチタティーヴォとアリア  
    「なぜ我を目覚めさせるのか、春風よ」テノール西村悟
 フランス物の風は・・爽やかなな軽い風を感じさせますが・・
 11月大野指揮で公演がありますね・・楽しみです

ヴェルディ:歌劇《オテロ》より
第2幕 オテロとイアーゴの二重唱
テノール:松村英行・・強靭な高音声域ですね
バリトン:須藤慎吾・・憎らしい性格、演技が素晴らしいです、既に自分のものにしてますね。
 新国立でもオテロ公演がありますね

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「世界のマエストロが自らピアノを弾き、歌手たちの熱唱とオペラの醍醐味を紹介する神奈川県立音楽堂の人気企画!
今回のテーマはなんと《嫉妬》! オペラでは、この「愛の泥沼」の世界をどう表現しているのでしょうか。
マエストロ大野の鋭い読み解きにご期待ください。」


チレア:歌劇《アドリアーナ・ルクヴルール》より
第2幕 ブイヨン公爵夫人のアリア「苦い喜び、甘い責め苦を」
メゾソプラノ西明美

レオンカヴァッロ:歌劇《道化師》より
第1幕 ネッダとシルヴィオの二重唱  「シルヴィオ!こんな時間に」
  ソプラノ文屋小百合 バリトン須藤慎吾
レオンカヴァッロ:歌劇《道化師》より
第1幕 カニオのアリア  「衣裳を着けろ」
テノール笛田博昭
ヴェルディ:歌劇《アイーダ》より
第4幕アムネリスのアリア 
  「いとはしい恋敵は~ああ、死んでしまいそうだわ・・」
メゾソプラノ:西明美  バス:ジョンハオ
~休憩~
マスネ:歌劇《ウェルテル》より
第3幕 ウェルテルのレチタティーヴォとアリア  
    「なぜ我を目覚めさせるのか、春風よ」テノール西村悟

ヴェルディ:歌劇《オテロ》より
第2幕 オテロとイアーゴの二重唱
テノール:松村英行 バリトン:須藤慎吾

大野和士(お話とピアノ)
文屋小百合(ソプラノ)  西明美(メゾ・ソプラノ)
テノール・松村英行、笛田博昭、西村悟 須藤慎吾(バリトン)
大阪  ブログ
加藤氏・大阪 オペラ・レクチャー

モナコの 衣装を
須藤バリトン歌手 HP
東京フィル HP 笛田さんが第九で歌います
二期会HP文屋小百合 が 蝶々夫人を歌います
プラハ国立歌劇場 アイーダ
NBS
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NHKBSで放映   
NHK 番組表
カラヤンの芸術 Bモード・ステレオ
歌劇「道化師」 全1幕   ( レオンカヴァルロ )
8月17日(月) 02時59分30秒~04時17分30秒  [1時間18分00秒]
1908年4月にオーストリア・ザルツブルクに生まれた ヘルベルト・フォンカラヤンの遺した演奏を紹介する。
カラヤンはその演奏の多くを、35ミリフィルムに記録した。 フィルムが本来持っていた生々しい演奏の実像を余すところなく伝える。

ネッダ (女優・カニオの妻 劇中劇ではコロンビーナの役) : ライナ・カバイヴァンスカ
カニオ (座がしら 劇中劇では道化師の役) : ジョン・ヴィッカーズ
トニオ (のろま役の喜劇役者 劇中劇ではタデオの役) : ピーター・グロッソップ
ペッペ (喜劇役者 劇中劇ではアルレッキーノの役) : セルジョ・ロレンツィ
シルヴィオ : ロランド・パネライ
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合 唱 : ミラノ・スカラ座合唱団
管弦楽 : ミラノ・スカラ座管弦楽団
指 揮 : ヘルベルト・フォン・カラヤン
演 出 : パウル・ハーガー
美術・衣装 : ジョルジュ・ヴァケヴィッチ
監督 : ヘルベルト・フォン・カラヤン
[ 収録: 1968年5~6月, ミラノ・スカラ座 (イタリア) ]
- 制作:UNITEL (1968年)-
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2009年8月15日 終戦記念日 64年が経過して、戦争体験の方々が少なくなっている日本ですが  世界では、民族・宗派対立 で人が人を殺しあっている・・人間の平和は・


大野さん 秋の来日コメント

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