私の入院中にどんどん体調が傾き、腫瘍が破裂し危篤状態になった大ちゃん。。。
もう生きた大ちゃんには会えないかもしれないと覚悟するほどの酷い状態にまでなっていることが電話口の旦那の様子から伝わってくる。。。
私が退院してからも依然、危険な状態が続いていた。。。
そんな大ちゃんの様子と旦那と私の会話を聞いていた長女が一言
「ねぇ、大ちゃんの生きられる時間はもう長くないの?」
きっとずっとたずねたかった事だったんだろう。。。
「そうやな。もう長くは生きられないと思う。」と旦那が返事をすると。
「身体を撫でてあげたらあかんの?」と娘。
「かまへんよ。一杯撫でてあげたら安心するから背中をゆっくり撫でてあげて。」と旦那。
次の日のお昼、
「ねぇ、お母さん、もう大ちゃんは長く生きられないんやんなぁ」と娘が聞いてきたので、
「大ちゃんは2年以上、病気と闘って頑張ってきたやろ。
何回も何回もご飯が食べられなくなって苦しい状態になっても頑張ってきたやんか。でも、もうこんなにお顔も腫れて、痛くて、ご飯が食べられなくなってしまった大ちゃんにこれ以上頑張ってって言ったら可哀相や。
耳も聞こえないし、目も見えなくて、真っ暗で痛みと苦しさと不安の中で生きているんやで。もう十分頑張ったんやろ。だから大ちゃんにもう頑張らなくていいからゆっくりネンネしていいよって言ってあげよ。」と言うと。
「分かった。大ちゃんいっぱい頑張ったもんな。」と涙をこぼしながらうなずく娘。
しばらくして大ちゃんが寝ている部屋に様子を見に行くと
「大ちゃん、えらいなぁ。もうネンネしていいよ」と大粒の涙をぼろぼろこぼしながら大ちゃんの背中を長女が撫でていました。
私に気づいた娘が私の傍にきて「やっぱり、さよならするのいやや~。寂しいもん。大ちゃんがしんどいの分かるけどお別れはいやや。。。」と号泣。
キンちゃんとのお別れを経験しその辛さを知っているから尚更に大ちゃんとの別れが辛いよね。。。
そんな娘の想いが大ちゃんに通じたのか。。。
一昨日、獣医さんの判断で投薬治療をしていた大ちゃんの容態が突然ご飯が食べられるまでになり。。。昨日1日でa/d缶を1缶食べました。
薬の副作用によるものなのか、本当に体調が落ち着いたからなのかは分からないけれど、とにかく嬉しい。。。
旦那も私も獣医さんも今回はもう無理だろうと思っていた大ちゃん。
もう十分頑張ったのだから頑張らなくていいよと皆が伝えたのに。。。
多分誰が見ても回復するようには思えない状態にまで落ち込んでいたのに。。。
娘の小さな手の温かさと、背中に落ちた大粒の涙。。。娘の想いが大ちゃんに伝わったのかもしれない。。。
痛くても苦しくても、そのときが来るまでは、その瞬間までを、ママさんのご家族に見守られていたいのだと感じます。
それほどまでにママさんのご家族は温かいのでしょう。。
頑張る大ちゃんに、頑張れと言うのではなく、頑張らなくていいよというのでもなく、私はただ「ありがとう」と言ってあげたいと思いました。
それほどまでに愛してくれる大ちゃんですもの、大ちゃんがご家族から受けた愛情はもっともっと大きいのでしょうね。
大ちゃん、まだ足りない、まだ足りないと言いながら、ママさんのご家族に受けた愛情をお返ししているのかもしれませんね。
ママさんやご家族が、体調を崩されませんように。。
それなのに三毛にゃんママったら、いつものように
コメントしてくれて、うちのみるくの心配してくれて。。。
ごめんね。。。
でも大ちゃんの生命力の強さには驚かされる。
きっとまだまだみんなのそばにいたいんだね。
いつも思うけれど、三毛にゃんママさんちの娘さんたちはすごいと思う!!
きっと大ちゃんを思う気持ちがすごく純粋で強いんだろうなぁ。。。
チャチャも大ちゃんのこと…見守っているからね。
大好きだよ、大ちゃん!!
今朝も元気にご飯をシリンジで食べていますよ。
ただ左瞼が今にも破裂しそうなくらい腫れているのでまたいつ調子が悪くなってもおかしくない状態にではあります。
私も旦那も寝不足ではありますが。。。元気です。
ここ数日は元気にシリンジでご飯を食べてくれているし、調子もよさそうだから。
凹んでる時はいつもチャチャさんやお友達のブログに遊びにいって元気をもらってるの。だから気にしないで。
みるくたんの体調もずっと気になってたからね。
うちの娘達には少し辛い経験だなぁとは思うんだけどね。。。特に長女はキンちゃんとのお別れも経験しているから。。。
でも小さくても色々考えてしっかり心は育っているなぁって思う。
私達の言葉より娘達の言葉の方が大ちゃんには伝わると思うよ。
いつもありがとう。。。チャチャさんもみるくたん気をつけてあげてね。。。