熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

職務発明

2016-04-20 18:12:28 | Weblog
パテント誌2016年4月号に「職務発明」の特集が掲載されていました。

企業内弁理士が少ない弁理士会の構成のためか、企業に関係する職務発明等を特集で取り上げることは珍しかったのですが、最近は、少し流れが変わったようです。

私も職務発明に関する論文を3件執筆しており、企業のコンサルとして職務発明の相談を受けることも多いので、今回の特集記事は興味を持って読ませていただきました。

「弁理士が理解しておくべき職務発明制度の法改正」の解説は、分かりやすく説明されており、参考になりますね。

職務発明制度の改正に伴う中小企業の実務対応、職務創作との比較等、参考になる提言、論考もあります。

また、フランス、英国、米国の職務発明制度の解説も役に立ちますね(中国の職務発明制度の解説があればもっと良かったのですが)。

平成16年改正法で職務発明制度が改正され、企業は職務発明規程の改正作業に追われることになりましたが、当時、私が勤務していた企業の知財部門で職務発明制度に詳しい人はいませんでした。

企業内弁理士は数名いましたが、職務発明制度の知識に乏しく、関心も薄いようで、職務発明規程の改正作業を担当するのを避ける姿勢がありありでしたね。

本来は、全体を統括するマネジャーが担当すべきなのですが、いつもの偉そうな態度とは正反対に、腰が引けて逃げ一方でした。

そこで白羽の矢が私に立ったわけです。

当時、早稲田大学大学院修士課程で知的財産法を学んで終了したばかりだったので、白羽の矢が立ったのでしょうね。

頼まれると断れない性格なので、引き受けました。

これが結果的には、私にとって貴重な経験になり、その後の論文作成、セミナ講師依頼、知財コンサル依頼につながることになりました。

人生何が幸いするか分かりません。









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2 コメント

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職務発明についての相談 (イケメン九州)
2016-04-29 17:07:55
こんにちは、

「中村修二・弁理士」のキーワードで
見つけて、ブログ拝見しました。

私はメーカーで事務職をしております。
発明を着想したのですが、職務発明の要件をかわす方法はありますか。

もし、個人相手の弁理士業務をされていらしたら、相談にのっていただきたのですが、
ご検討いただけますか。

以上、よろしくお願いいたします。
(連絡先をどのようにお伝えすればよいでしょうか)


職務発明 (熟年新米弁理士)
2016-05-01 15:42:27
イケメン九州さんコメントありがとうございます。
企業内で創作される発明は、、①職務発明、②業務発明、③自由発明の3種類に分類できます。
職務発明は、発明者の職務(経理マンなら経理に関する発明、ただし職務の範囲は広く解釈されます)、業務発明は、発明者の職務ではないが会社の業務に関する発明、自由発明は会社の業務とは関係ない発明です。自由発明は、会社の制約なしに発明者が自由に収益、処分できます。業務発明は原則として発明者が自由に収益、処分できますが、会社によっては職務発明規程で、優先協議義務を課している場合があります。職務発明は、職務発明規程の適用を受け、発明者が自由に収益、処分することはできません。
ご質問の回答になっているか分かりませんが、ご不明の点がありましたらご質問ください。

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