WBC、アメリカ2次ラウンド敗退とは。「キャンプの時期なので無茶はさせられなかった」とのことだが、そろそろアメリカも野球に本気になってほしい。「相手が強すぎた」とリスペクトしていたから、出てる選手達は本気だったんだろうけど。これで前回のベスト4だった国は、日本以外いなくなった。あとは突っ切るしかないな。
WBCに感化されたわけではないけど、マラソン大会への出場を決めて、もう本番まで2ヶ月もない状態で、迫り来る危機感が凄いので、土日早速ジョギング練習を開始した。
土曜日15分、日曜日30分。土曜日の時点ですでにわかったことだけどもはや体がバッキバキで全く動かない。座るも立ち上がるも筋肉との戦いで、もはや乳酸に取り付かれた状態と言ってもいい。そんな中で、次の日の日曜日に倍の30分を走るっていうのはとても正気の沙汰ではなかった。
本来であれば15分でやめておくところだったけど、たまたま実家からアパートまで走ろうと思ってしまったが最後。足は上がらない、常にドスドスと鈍い音が響き、信号が赤になると安堵して休憩する。地獄のような30分だった。颯爽と市内を駆け抜けた昨年の筋肉はどこへ行ったのか。
命を削りながら家に着くと、わずかではあるが達成感があった。この達成感がマラソンの醍醐味ではあるんだけど、あまりに走れなくなっている自分に絶望したために、感動は少ない。とても八戸の景色を楽しみながら10キロ走れるっていう状態ではない。
でもまあ、最初っていつもこんなもんだ。思い返せば就職試験の勉強で初めてマクロ経済学の問題を目にしたときも、問題文すら理解できず絶対に不可能だと感じたものだし。とりあえず続けていれば漠然とわかってくる。それを知っているので、危機感はあっても変なあせりっていうのはない。
ただ、とりあえず今日立ち上がって歩いて職場行って、仕事して帰ってくるというのが非常に厳しい。完全におじいちゃん状態だから、できれば現場など行く仕事は今日は避けたいところだ。今の俺はある種キャンプの時期だから、無理はさせられない。
~完~