畑とともに過ごす日々

~有機農家の暮らし~

とうもろこしのスープ

2011-08-26 22:06:13 | 台所しごと

夫の実家は、北海道でお米を作っている農家です。
そして先日、自家用に作っているとうもろこしを、たくさん送ってくれました。
農薬を使わず育てたそうです。
うちの畑ではとうもろこしを6月下旬から7月上旬に収穫していたので、こちらとは1ヶ月半近く収穫時期が違うんだなと実感します。

たくさん茹でて冷蔵庫にストックし、このところ数日間連続で、とうもろこしスープを楽しみました。
とうもろこしの実をそいでミキサーに入れ、昆布出汁、醤油、塩を入れて回すだけの簡単レシピですが、美味しくて気に入っている作り方です。

冷蔵庫に入っていたとうもろこしや出汁を使うと、材料が冷えているのでそのまま冷たいスープになり、夏には助かります。
よくある市販のコーンスープとは別物で、とてもフレッシュです。まさにとうもろこしを味わうスープという感じです。青しそを刻んで浮かべてもよく合います。

うちの畑でとうもろこしを収穫する時期は、ちょうど忙しいブルーベリーの収穫期と重なります。
また、あまり自分の口に入るほど収穫量に余裕もなかったので、結局このスープは作れずじまいでした。
でも、残暑厳しい折にこうして食べることができて、なんだか夏にやり残してしまったことを思いがけずできたような、嬉しい出来事でした。

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ドライブルーベリー試作

2011-08-21 19:38:59 | 

前回に引き続きドライフルーツの話になりますが、今年初めて、ドライブルーベリーがうまくできました。

これは、ブルーベリー畑に1本だけ植わっている、「ラビットアイ」という品種で作ったもの。

この品種は小粒でざらざらしていて、酸味がちょっと足りないので、通常しげファームで販売している「ハイブッシュ」品種にはどうしても劣ってしまいます。そのため、しげファームとしては販売していませんでした。
農家になるずっと前、ホームセンターで何故か鉢植えを買ってたのを、就農してからブルーベリー畑に植えたものです。

でも、ハイブッシュに比べて小粒で、ジューシーさに欠ける分、ドライにするのに向いているかなと思い、毎年ハイブッシュで失敗していたリベンジで作ってみました。

折りしも節電が必要な時期、乾燥機を使うのははばかれます。
洗濯物があっという間に乾くのだから干せないわけはない、とザルにのせて車の中に置いてみました。
すると、2日もすれば、シワシワに。
呆気ないくらい簡単に干せました。
小粒が更に小さくなり、正露丸のような風貌になっています。

今年は試作で少ししか作らなかったので、焼き菓子に入れてちょっと楽しむ程度でした。

レーズンほどではないけれでど、なんとなく存在感のあるドライフルーツです。

うだるような暑い晴天の日、車の中は虫も付かずに野菜やフルーツを干せる、意外な穴場です。
来年は、ぜひともハイブッシュをうまくドライにしたいな・・・。

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「現代農業 9月号」に掲載される

2011-08-17 08:19:30 | その他

現在発売中の月刊誌「現代農業」の9月号の特集記事のひとつに、「あこがれのドライフルーツ作り」というのがあります。
そしてなんと!私の名前と、昨年作ったドライキウイフルーツのことが掲載されました。

これまで雑誌の取材は何度かありましたが、私に光が当たることはなく・・・しかし編集の方のはからいか?このような運びとなりました。

立派な乾燥機を使ってドライフルーツを作っている他の生産者の方と並んで、趣味に毛のはえたような私のドライキウイ作りのことが書かれております。

ちなみに、同じく9月号に、東京のマーケットでお世話になっている「トージバ バンブーファクトリー」の竹テントのことが載っていました。

この農文協の現代農業は、「へ~、そうなんだ」と思えるような記事がちりばめられていて、時折購入している雑誌です。多分、農家ではなくても読んで面白い記事があるのではないかと思います。
農家出身ではない私には、農家の暮らしぶりというのが一番参考になっているのかもしれません。

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除虫菊の蚊取り線香

2011-08-09 23:01:54 | 

蚊の多い時期になりました。
畑の場所によっては、蚊が乱舞しています。
そんな時はとても作業に集中できなくなるので、蚊取り線香を腰からぶら下げます。

これは、天然の除虫菊を配合した蚊取り線香です。
除虫菊には、ピレトリンという天然の殺虫成分が含まれます。
その除虫菊を粉にして作られいて、合成殺虫成分は配合されていません。

蚊をやっつけるという点では、おそらく合成殺虫成分の入っている方が効くみたいですが、乱舞している蚊が寄ってこないだけでも、かなりありがたいです。

色は緑色ではなく、茶色です。
要するに緑色に着色されていないわけですが、そもそも蚊取り線香に着色が必要なのかわかりません。色の識別ができない犬が食べるドックフードに着色料が使われているものがあるのと、同じような気がします。

写真の蚊取り線香は生活クラブ生協で取り扱っているもので、もともと農家になる前から家で使っていたのですが、畑で殺虫剤を使わずに野菜を育てるのだから、畑の蚊に対しても合成殺虫剤を使わないのは自然な流れでした。

そして、有機圃場で使用できる蚊取り線香は除虫菊から抽出したものでなければならないことが、日本農林規格でも定められていたことを、先日ブルーベリーの有機認証を受けるために受講した講習会で知りました。

そんなわけで、この蚊取り線香を愛用しているのですが、とある農家の方が以前うちの畑に来られた時、私の腰からぶら下がっている蚊取り線香に気付かれて、
「だめじゃない」
と言われたことがありました。
その方は自然農を実践されている方です。
「一応これ除虫菊のなんです」
と私が言ったところ、
「あ、そう」と気の無いお返事。
「蚊取り線香とか、蚊の対策、何もされないんですか?」
「しない」。

会話はそれ以上続きませんでした。
今思うと、蚊ごときで心が乱れ、化学合成されたものだろうが天然由来だろうが、虫を殺すという考えを持つ私は、まだまだ煩悩にとらわれていて、その方の領域には達していないってことだったのだろうか・・・?と一人解釈しました。
まあ、もっとちゃんと会話すればよかったのですが。

多分、この先も私は蚊に心を乱されるでしょう。
今も、どうやらこの部屋にいるみたいで、さされたところが痒いです・・・。

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暑い日は食べたくなる

2011-08-05 22:40:22 | 台所しごと

毎日ダラダラと汗をかいています。
午前中の作業着は昼前にはぐっしょり。もう午後着る気にはなれない。
それでも猛暑だった去年に比べれば、だいぶラクなのですが。

去年の暑さは本当に辛かった。
そしてよく食べた(飲んだ)のが、ガスパチョでした。
今年は去年ほどは作っていません。やはり、暑さのレベルが去年と違うからだと思います。
それでも、やはり今年何度目かのガスパチョです。
暑い日は体にしみる美味しさです。

ガスパチョに何を入れるかは、作る人によって微妙に違うようです。
私は「トマト、きゅうり、ピーマン(時にはパプリカ)、にんにく、オリーブオイル、塩」に落着いています。
いろいろあるガスパチョレシピの中では、多分シンプルな方かもしれません。

これをミキサーにかければOKです。

ガスパチョのことを初めて知ったのは、ずいぶん前に見たスペイン映画でした。
本場ではどんな味なのでしょう。やはり家庭によって違うのかな、と思います。

ガスパチョは、そしてトマトは、どう考えても夏のものです。
体がそう欲しています。
夏以外にトマトがあるのは変なことだし、違う季節にトマトは食べたくないなと、つくづく思います。

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